iPadを導入して、半年が立ちました。
色々と試行錯誤をした結果、現在の授業でのiPadの活用の仕方をお話したいと思います。
紙とiPadの両方を活用

現在は、紙とiPadの両方を活用することに落ち着いています。では、どのように使い分けているか?
問題と解答【問題はA3で大きな紙で、解答はiPadの画面で】
大きな紙で、ひと目で全体が見渡せるメリットがA3用紙にはあります。なので、問題用紙(プリント)はA3の紙を使うことが最近は多いです。
問題点:配るのに手間がかかる、ミスがおこる
1枚ならまだしも、A3用紙を3枚配るということがあります。
当塾で、前の人からバケツリレー形式でプリント渡していくのですが、「上から3枚とって後ろにまわしてね」という指示になります。
上から3枚数えるのは、すこし時間がかかります。たまに誰かがミスをして、それより後ろの人が全員ずれる、ということも起こります。
解消済み
2019/9/9にホチキス止めも自動でできるプリンターを導入。最初から複数枚が束になっている状態で渡すことができます。
複合機を新しくします。
ホッチキスをした状態で仕上げてくれます。
プリントが配られるときに、ホチキス止めされた状態。プリントを受け渡す時間短縮、順番がわからなくなるということがなくなりますね♪#学習塾 #小さな進化 #複合機 pic.twitter.com/mwEjgZgKbt
— 小池てっぺい@学年ブービーから慶応大学へ。「勉強の仕方」を教えます。 (@teppei10241) September 3, 2019
事前に準備したもの、その場で即時対応するもの【事前準備は紙で、即時対応はiPad】
紙のプリント、授業の当日の午前に用意しています。
生徒たちのレベル・課題を考えながら、用意をします。
しかし、用意したものを問いていると簡単すぎる、難しすぎる、このプリントの前のココの単元につまづいているため、ここができない(例:連立方程式をときたいのに、中1の方程式でつまづいている)
そんなときには、その場で授業内容を一部変更することがあります。全体を変えることはあまりないですが、一部生徒はさかのぼったここを、というときにiPadで問題を配信します。
プリントだと、印刷して全員分そろえるのに時間のロスがあります。iPadでは、10数秒で用意ができるので、即時対応がしやすいです。
モノクロ、カラー【モノクロは紙で、カラーはiPadで】
モノクロは1枚1円、カラーは10円です。カラーは印刷コストが高く、たくさん印刷するのは難しいです。カラーで表現したい場合は、iPadが便利です。
ページ数が少ない、多い【少ないは紙で、多いはiPadで】
ページ数が多くなると、印刷コストが高いのでそんなときはiPadが便利です。10枚程度ならまだしも、100枚程度のものを扱いたいときに、印刷すると、1人1000円×22名で2万円を超える出費に。
iPadなら、印刷しないため、ページ数を気にせずに使えます。
【まとめ】すべてをiPadで、というのはやめました。紙、iPadを使い分ける!
- 事前準備のプリント⇒A3の紙。
- 読み物、解答、即時対応系のプリント、アプリ、スプレッドシートへの入力、完了報告などメッセージ⇒iPad
と、使い分けて活用するようにしています。