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国語の読解の問題には選択問題と記述問題がある。
しかし、選択問題が主流で記述問題は一部しかない。配点の比率でいうと、7割が選択、3割が記述という具合だ。
だから生徒たちの様子を見ていると、記述問題をまったく解かない子もいる。これじゃあ力はつかない。
選択問題は、どうしても自分で考えずになんとなくコレっぽいかなでとけてしまうことがある。
でも記述はそうはいかない。
記述こそが本当の読解力をつけるのに有効だ。
数年前、大学入試改革でセンター(共通テスト)国語を記述にするという構想があった。
採点者をどう手配するか、公平な採点基準をどう確保するかが難しいという理由で、記述にすることは見送られたがそれは採点者の都合であって受験者にとってどちらがいいかということではない。
塾では1クラス20名ちょっとだから、採点もしようと思えばできる。
でも、テストじゃないし、厳密な採点はしなくてもいい。採点基準を示して、解答例を示して、それをもとに自分で丸付け。それでいいのだ。
当塾では、力をつけるためにオール記述問題にして国語をといている。ごまかしはきかない。だから力がつくし、生徒たちは自分で考える。
問いている様子を見ても楽しそうだ。
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