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昨日の中2英語の授業。教科書予習をやりました。
当塾で大事にしているのは、
です。どういうことなのか解説します。
例えば、教科書の英文にこう出てきています。※試しに読んで見てください。
で、ほとんどの中学生は grooves という単語の意味がわかりません。
groovesって何?
となって、完全に思考停止。
せんせー、groovesってなんですか?
と勇気ある生徒が質問してくれます。しかし、それじゃあダメです。まず推測をしないと。
ペットボトルのデザインを褒めています。
えっ?なんで?と、どこがいいデザインなのかが話題の中心です。
こう訳すことができたとしましょう。ここで勘のいい人は grooves はひょっとしたらあれかも?と思考をめぐらせます。
groovesは
というヒントをもとにして単語の意味を考えるのです。
正解は「溝(みぞ)」です。
ペットボトルのくぼんでいるところですね。
こうやって考えている間の生徒はいきいきとしています。アレかな?アレじゃない?と議論を交わしています。この推測が大事なんです。
今回、groovesのヒントになったのは、後ろの文ですよね。こういうことって非常に多くあります。
でも、分からない単語があるとそれしか見えない。思考停止する人が本当に多い。
また、少しは推測を試みるけど、次の文を読まずにその前だけで考える人も多い。わからない単語があることが許せない。心折れる。そんなところでしょうか。
でも、大事なのは英単語をたくさん知っていることじゃない。英語力があることじゃない。
限られた知識を最大限使って、なんとか正解ににじりよる気合いです。
頭のいい子はこういう思考をよくします。
当塾では自然と、そういう思考パターンが身につくように指導していきます。
だから、
せんせーgroovesがわかりませ-ん。
groovesは溝だよ。単語練習しよっか
→いや違います。groovesなんてマニアックな単語を暗記しても仕方ないです。推測できる文章になっていますよ。
せんせーgroovesがわかりませ-ん。
→辞書引いてみよっか。調べるの大事だから。
→いや違います。それも結局知識に依存しています。この単語は推測させたいってのが教科書を作った人の考えでしょ?(たぶん)
推測力を養うチャンスを潰しています。
早稲田大学の英語には、よくこの手の問題がでます。受験生が絶対に知らないであろう単語を文脈を使って推測させる。ロジカルに詰めていけば、正解が導けるようになっています。
早稲田大学がほしいのは、知識に依存しすぎず、自分で考える力のある人なんですね。
実は教科書ってよくできています。でも予習するといっても、全部辞書で調べて、英語と日本語訳、単語の訳の書かれたきれいなノート作って、自分の頭ではほとんど何も考えていないノート作り…。
こういう予習をしていると頭の使い方(推測力)が育ちません。
単語の説明もほとんどないまま、いきなり和訳に挑戦する。極力推測して。良い授業していますね~。
当塾の英語授業で使っている和訳の問題例。教科書和訳。初見でいきなり和訳をすることがポイント。生徒たちはペアワークで、1文ずつ英語を読み、日本語訳をします。この1枚でだいたい7分ぐらいで下までやりきります。
自分たちで和訳の予測をたてて、答えをみます。「あー、そういうことか-。」「たしかにこう考えれば、単語知らなくても推測できるわ」そんな声が聞こえてきます。「カスタマーとクライアントってそういう違いがあったんだ。」日常生活で耳にしていたことが理解できてすっきり。そんなおまけも。
先にやって知識を詰め込むのが予習ではなく、頭の使い方を鍛えることを主眼にしています。
当塾の説明を聞きたい、勉強の相談をしたい、体験授業を受けたいという方はこちらをどうぞ。
所要時間は60分程度。体験だけ、説明だけ、相談だけも大丈夫です。
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