スマホをうまく使えていますか?ただの遊び道具になっていて、時間泥棒になっているケースをよく見ます。
親御さんから寄せられる相談にも、スマホ関連のものは非常に多いです。ただよくよく聞いてみると、結構簡単に対処できそうなのになぁと思うことも多いです。下に重要度順に並べていますので、上から順にやっていってみてください。
それでも問題が解決しなかったらまた相談してください!対処方法を考えてみたいと思います。
Lv.1 まずはここから(悪い使い方を防ぐ)
通知オフ
スマホはたくさん通知が来るから、その度に考えていることや、行動が止まってしまいます。
秒で対応しなくてもよいと思いますので、通知は全部オフにしてもいいと思います。
(応用編としては、重要なものだけ通知がくる設定にする)
スクリーンタイムの設定
1日何時間までと言う設定が、アプリを入れなくてもできます。
設定 > スクリーンタイム と進むと色々な機能があります。親御さんが設定をして、最初は厳しい制限で。自分でコントロールできるようになったら、除々に制限をゆるめていくというのがいいのでは。
振り返り
うまく使えるようになるまでは振り返りの機会が必要です。というかずっと必要かも。(僕もしています。)
親子で過去にどれにどのぐらい時間を使っているかスクリーンタイムを見ながら振り返りをします。
Lv.2 良い使い方をふやす
調べ物をする
わからないことを自分で調べられるようになろう。昔で言えば辞書引けとよくなりませんでしたか?スマホは辞書です。そして百科事典です。なんでもスマホの中に情報があります。わからないなぁとか疑問に思ったことをぱっとスマホやiPadで調べられる習慣が欲しいところ。
これは小学校低学年からできますし、是非してほしい。小さいうちから自分でわからないことを勝手に調べてくれると親は楽です。
小学校低学年がネットで検索をするには
小学生低学年だとするとネックになる事は、
- 漢字が読めない
- 有害サイトが心配
- 文字入力ができない
だと思いますが、それぞれ対処法があります。
- 漢字が読めない →子供ブラウザを使う(フリガナがふられます)
- 有害サイトが心配 →子供ブラウザとスクリーンタイム(有害サイトをブロックできます)
- 文字入力ができない →音声入力、もしくはフリック入力の練習をする
問題解決をする
自分の困ったことを「調べる→実践する」という行動をしてみます。
例えば、ホットケーキミックスがうっていない。そんなときにどうするか。「ホットケーキミックス 代用」で検索して、ホットケーキミックスがなくてもホットケーキをつくっちゃう。
庭のブルーベリーが調子が悪い。「ブルーベリー 実がならない」で検索して、ブルーベリーの実がなるように対策をする
こんな感じで、自分の問題を解消してみましょう。ネット検索をするだけでなく、その後に実践することが必要。
問題は解決できるという前向きな気持ち、起業家マインドが育つと思いますよ。
発信する
プチビジネス体験をする
サービスの作り手側にたつ経験をすると見えてくるものがたくさんあります。
お小遣い稼ぎにもなりますよ!
まとめ
まずは、スマホがマイナスにならないように、
- 通知オフ
- スクリーンタイム
- 定期振り返り
をしてみてください。我が子がスマホでガタガタになっているのは、おそらく結構簡単に改善できると思います。
もし、これらの設定をしているのに、うまく行かない場合は相談をしてください。対処法を一緒に考えたいと思います。
次に、スマホがプラスになるように
- 調べる
- 問題解決する
- 発信する
- プチビジネス体験する
をやってみてください。
お子さんが小学生・中学生の場合は、スマホの使い方は親御さんの働きかけに左右されます。ただ叱るだけだと効果は薄いです。(だってスマホゲームはおもしろいです。ちゃんと通知オフとスクリーンタイム設定しないと)
高校生になると自制心がきくようになるから、高校生からスマホをもたせるという作戦もあるのですが、プラスの面(調べる/問題解決/発信/プチビジネス)もなくなってしまうのはもったいないです。
ちなみにプラス面も勝手に子供がこういうアクションをとるわけはなく、親の働きかけでおこるものだと思います。
小学校低学年の子がいきなりメルカリ始めないですよね?
ゲームとか、他人のSNSをずっと見てるとかよりも面白い使い方ができると、そこから脱却できるんだと思います。
繰り返しになりますが、ステップ1としてマイナスを取り除く、そしてステップ2としてプラスを最大化するという手順でスマホ問題解決をはかってみてください!