【中学3年生向け】高校での戦い方

ちょっと気の早い話だけど、
中学3年生には高校での戦い方の話をした。

大学入試は戦略が重要。

小池の考える高校での戦い方をまとめる。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

\お気軽にどうぞ/

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目次

国立大学と私立大学の割合

高校では、公立:私立の割合はどれくらいだと思う?

実は50%:50%。

公立と私立の割合は全国平均では1:1。

(館山市にいると、公立に行く人が多いので以外な数字だけど。)

高校は公立が多いイメージがある。

では、大学の公立(国立)と私立の割合はどれぐらいか?

公立(国立)25%:私立75%で圧倒的に私立が多い。

コレが何をを意味するのか?

受験の科目数が違う。

国立では5教科。

私立は3教科。

高校受験に置き換えて考えてみよう。

私立高校というと志学館高校の過去問をやったことがある人も多い。

3教科しかない代わりにちょっとむずかしい。

数学なんてとくに難しい。

私立大学の受験はそう。
狭く深くなる。
だから、それに対応するには、
3教科を徹底的にやった方がいい。

浅く広くが国立だとすると、
私立は狭く深く。

じゃあ、まだ中学3年生だけど、
受験科目を今決めてしまおう。

3教科だけ。

私立大学の3教科は○○と○○と○○

ここで気になるのが、
3教科を自由に選べるのかってこと。

実は選べない。

文系は
英語と国語は必須。
で、社会か数学のどちらかを選択できる。

理系は
英語と数学と理科が必須。

私立を受験するなら、
3教科に絞って勉強する。

受験科目から逆算して優先的に勉強時間をふりわける。

一般受験か、指定校推薦か

もう1つ重要な観点がある。

今の話はあくまで一般受験の話だ。

大学受験には大きく、指定校推薦と一般受験がある。

指定校推薦が意外と美味しい。

指定校推薦は定期テストで各科目5段階評価をつける。

その評価の平均値で競争するルールだ。

高校に大学から、指定校推薦枠というものが割り当てられている。

例えば、早稲田大学への推薦枠を安房高校は2枠持っている。

たしか4.2以上の評定があれば、
安房高校内で早稲田の推薦枠に立候補することができる。

学校内で立候補者が何名かいた場合には競争になる。

評定が高いほうが基本的には勝つ。

安房高校は伝統校で、
同級生のレベルの割にはたくさんいい大学の枠がある(気がする)

だから、指定校推薦というのも1つの作戦になる。

一般受験か、指定校推薦かをどうやって決めればいいか

中学で定期テストと実力テストがあったはずだ。

定期テストのほうができる人
→指定校推薦タイプ

実力テストのほうができる人
→一般受験タイプ

両方変わらない人。
→どちらも狙える

と大まかに考えてはどうか。

なお、両取りしようとして、
全教科ちゃんとやりつつ、
最終的に一般受験になる人は思うような結果が出ないことが多い。

だから、意外と注意が必要なのが
定期も実力も両方変わらない人だ。
戦略を決めきれない。

少なくとも高1の後半には、
戦略を決めきるといい。

一般受験の人の注意ポイント

受験科目を常に意識することだ。

今日、授業で仮に大学の受験科目を決めたが、
この3科目で受験科目になるかどうか。

それを意識し続けることだ。

もちろん高校で勉強していく中で変わる可能性だってある。

でも変えるならなるべく早く。

高1末ぐらいで決めきるといい。

そして定期テストを無視すること。
(過激な表現だけど,そのくらいのつもりがいい)

一般受験の人にとって重要なテストは模試だ。

進研模試を年数回うけると思うが、
それが一般受験の人にとっての重要なテスト。

進路を決めるテストだと思って受けること。

定期テストでは、受験科目で90点以上とる。

その他の科目は基本ほぼ無視でいい。

授業だけちゃんと受けて、
テスト前はノー勉。

40点ぐらいでもいい。
(大学受験という視点では。)

よくある話:ブレちゃう子

昔いた生徒で、高校で生物(理科)が赤点なので、
英語の塾をやめて、理科を取ります!

えっ?指定校狙いだっけ?

いや、指定校はムリです。評定そんなにないので。

じゃあ、なんで赤点気にするの?

いや、赤点はマズイんで。

なんで?

留年とかしたらやばいじゃないですか。

いま150位ぐらいでしょ?
赤点とって留年する人って聞いたことないよ。
240人ってことは下に90人いるでしょ?

150位の人が留年したら、
学年90人も留年するの?

・・・

生物で赤点取ってる人どれぐらいいる?

まあ何人かはいます。

10何人かはいるよね?

課題出されて、点数上がって
年間通しては赤点にならないように
してくれると思うよ。

そうなんですか?

※赤点を一回取ったら留年ということはない。

追試があったり、補習、課題があったりして、
救済措置がある。

先輩を見ても、同級生を見ても留年している人は見たことがない。
※安房高校の話。

自分の進路選択に必要なものから逆算する考えを持つといい。

一般受験の人の注意ポイントまとめ

試験科目を意識して得意科目を伸ばすこと。

ブレないこと。

また一般受験の問題は難しい。

模試を受けると難しさにびっくりすると思う。

高1から自学する習慣をつけたい。

指定校推薦の人の注意ポイント

毎回の定期テストが、
指定校推薦の人にとっての大学受験だ。

だから、3年間、大学受験が続くという感覚。

1年間だけの受験の一般受験に対して、
3年間の受験になるのが指定校推薦。

短距離走というより、長距離走。

指定校狙いの人は、
特定の科目を集中的に勉強した人には勝てない。

だから、指定校がダメなら、一般でという安易な気持ちではなく
指定校がダメなら一般もダメという覚悟を持った方がいい。

実際、指定校推薦で上智大学にいった卒業生は、
一般受験の模試偏差値が50前後だった。

上智は偏差値65。

はるかに格上の大学に行けたのだ。

他にも例がある。

指定校推薦で東京理科大にいった卒業生。

この子も模試偏差値は50前後しかなかった。

理科大も偏差値60超え。

非常に難しい大学だ。

一般受験をしてたら、はるかにランクの低い大学にしか行けなかっただろう。

だから、ガチで指定校を狙うなら背水の陣になる
(と心の中では思った方がいい)

毎回の定期テストに向けて自分を追い込む。

また定期テストでポイントになるのが、
副教科の存在だ。

評定平均の計算の仕方を考えると、
英語の5も、音楽の5も同じ5として扱われる。

テスト勉強で軽く見がちな副教科が
評定をあげるにはカギになる。

テスト前は学校が終わった4時から10時までテスト勉強。
高校のテストは難しいし、範囲がひろい。
だから、量をこなせる。
自習ができることが大事。

当塾の自習室を利用するといい。
毎年、高1から安房高生が利用し、成果を上げている。

評定は9割が定期テストの点数などの客観的評価、
1割が態度、提出物などの主観的評価。

だから、主観的評価にも気を使うのを忘れたくない。

ゴマすり?せこい?

まあそう感じるかも知れないが、
他人に好かれるかどうかで、
チャンスが増えるというのは
世の中にはよくあることだ。

何か仕事を依頼するときに、
よく知っている人に依頼することはよくあることだし、

ぜんぜん接点がない生徒よりも、
多少接点がある生徒の方が評価をしやすい。

大人になって社会に出ても、
数字と、上司の評価で、あなたの成績が決まる。

成績で給料、ボーナス、仕事の内容が決まる。

だから、他人に好かれるのは、生きていく上で大事な要素だ。

中学時代にすでに内申点を稼ぐコツを習得した人もいると思う。

ナチュラルに、天然に、大人から評価を受ける子もいるし、
最初は内申が低かったが、試行錯誤をして内申をとるコツをつかんだ子もいる。

どうすれば内申があがるか?

他者視点をもつ。

客観的に自分を見つめることが大事だ。

高校での戦い方のまとめ

大学入試は色んな戦略が取れる。

  • どちらにころんでも平気なようにと中庸な選択をする。
  • まだわからないと決断を先送りにする。
  • 主体的に情報収集せずに情弱。
  • 大学受験のルールを理解できなくて、戦略がない。

高校受験は目の前のことを頑張っていけば、自然とうまく言った。
しかし大学受験は戦略が大事だ。
戦略をたてる。
そして、勇気をもって実行する力が大事だ。

たいていの子は、色んな声に惑わされてブレてしまう。

親がブレることもある。

自分の芯をもって、戦略をつらぬきとおす心が大学受験は重要だ。

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