2021年から千葉県高校公立入試の前期後期がなくなります。1発勝負になります。
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変更点①:学力検査が2日間に
これまで学力検査は1日で5教科をやっていましたが、2日に分けて行うことになりました。
1日で一気にやらなくて済むので、多少負担が減ることだと思います。
時間割を見ると結構余裕がありますよね。午後は1科目だけ。
2日目には、午後に各学校が定める検査(面接や作文など)があります。
安房高校で言うと、後期は面接がなかったのですが、一本化されたことによって全員面接の対象になるかもしれませんね。
多分ですけど、前期試験のこれまでのやり方に準ずるんではないかと思うので、正式な発表があるまでは去年の前期試験の方式を勉強しておけばいいと思います。
2020年の安房高校の前期試験の仕組み
変更点②:英語の試験時間が60分に
英語の試験が60分に変更されました。こちらまでは50分だったので、ボリュームがもっと増えます。
大学入試でも英語は重視されていて、配点が高いケースが多いです。
例えば慶応大学経済学部だと英語は200点、数学(or社会)は150点、小論文が70点と英語重視です。
試験時間は60分になったものの、配点は変わりませんのでご注意ください。
変更点③:試験が受けられなかった場合、追検査がある
1発勝負になってもしもインフルとかになったらどうするのと心配になる人もいるかもしれません。その場合は追検査があります。
ただし次検査の注意点は
- 1日で一気に試験を終える
- 問題の難易度は追検査のほうが高い(たぶん)
ということです。
大学入試のセンター試験にも体調不良の人のための試験が用意されていますが、そちらの方が平均点が低く問題の難易度が高いと言われています。
追検査の方が簡単になったらマズイですよね。だって、体調が悪いといって追検査を受けたくなる。
でもあんま追検査の人は作りたくないはずなので、たぶん追検査のほうが少し問題を難しくするんじゃないかと思います。
※あくまで予想です。
なので、普通の日程で普通に受けた方が良いですよ!
変更点④:出願を見て、志願変更ができる
新聞などで、志願状況が発表されると思いますが、それを見て変更することが可能です。
2日間猶予があるみたいです。
自分が思っていた以上に志願者が多いな…。
受からないかも…。
と思ったら、1ランク落とすことも可能。
逆もまたしかり。
こういう仕組みがあることは理解しておいたほうが得です。
【心構え】試験が1回になってもみんなのやることは変わらない
試験が2回あるほうがチャンスが多いような気がするかもしれません。
でも、ギリギリ後期で受かりそうなひとが何かの間違えで前期に受かることってないんですよね。
だから、そういう人にとっては元々後期試験一発勝負。
なのに淡い期待をいだいて前期試験をうけて、やっぱしダメで、とそれなりに落ち込みます。
前期でギリギリ受かるか、受からないかという人にとっては、前期後期制度があるせいでムダに試験に落ちる経験をすることもあります。
これが一発勝負になれば落ちることはない。
だから前期後期のハザマにいる人にとっては、一発勝負になることは歓迎されるでしょう。
余裕で前期試験に受かりそうな人にとっては、自分が前期で受かることは変わりないのですが、前期落ちて、まだ試験をしている人に気遣わなければなりません。
「はぁーやっと高校入試おわったー」と羽を伸ばしたいときに、仲のいい友人がまだ入試勉強しているってなると残念ですよね。
やれることは、自分の力を磨くのみ。
試験が2回あるほうがいい、
なんで一発勝負になってしまったんだ
と嘆いていても仕方ないです。
自分がコントロールできる領域ではないので。