【安房高校の指定校推薦】ライバルの強さのわりに枠が豊富

大学進学には一般受験、指定校推薦、公募推薦があります。

一般受験は枠が狭まり、公募推薦は対策が難しい。そうなると指定校推薦はすごくおいしい受験方法です。

特に、安房高校は歴史ある高校で、G-MARCHクラスの指定校推薦枠が豊富。

その割にあまり使われておらず、とってもコスパのいい受験方法になります。

G-MARCH:明治、青山学院、立教、中央、法政の頭文字。偏差値60超の難関大学。

まあ、最近風向きが変わりつつあるように感じる部分もありますが。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

指定校推薦枠はますます入りやすくなっている

一般入試の枠が小さくなっている

推薦が増えたので、一般入試の枠が減っている

指定校推薦での大学合格は1つの大きなルート。

昨今、推薦入試が広がりを見せて、一般入試の合格枠が小さくなっています。

一般入試が難しくなっているので、推薦で合格するのは楽になってきています。

推薦入試といっても公募推薦は難しい

ただ推薦といっても公募推薦指定校推薦の2種類があり、公募推薦は激戦です。

体験重視で選考されるので、特別な体験がないと公募推薦での合格は難しい。

また、公募推薦の準備をしていると、一般受験の準備と重ならないため併願するのに相性が悪い。

だから指定校推薦が入りやすい

そこで相対的に指定校推薦がおいしい。

ただし、注意が必要なのは指定校推薦=私立大学
上図の通りで、国公立には指定校推薦はほぼない。

安房高校にもない。

安房高校の指定校推薦はおいしい

安房高校の指定校推薦はGMARCH以上の枠が豊富

高校サイドは嫌がるかもしれないが、
安房高校の指定校推薦枠はかなり美味しい。

さすが伝統ある高校。

早慶上智理科大、GMARCHクラスの指定校推薦枠が豊富にある。

※慶応はないが。

安房高校の指定校推薦のフル活用はされていない

例年、どの枠が何枠使われたかわかるコンパスという資料がありますが、G-MARCH以上の大学の指定校推薦枠でもフルフル使われているわけではありません。

もったいないし、逆に指定校推薦を考える人にはチャンスだといえます。

一例をおみせします。

評定指定校枠令和2年令和元年平成30年
法政(経済)3.81100
中央(法) 4.01010

中央法も法政経済も自分で受験していくのは難しいですよ。

安房高校は評定平均をあげやすい

指定校推薦はご存知のとおり評定平均できまります。

評定平均の決まり方。ほぼ定期テストの点数で決まる。

木更津高校など偏差値65クラスの難関高校に行き、評定4.2 を取るのはメチャクチャ難しい。

ライバルが強敵だらけ、定期テストの難易度も高い。

でも安房高校で4.2とるのはそれほど難しくありません。(木更津高校と比べた場合)

指定校推薦の評定はどうやって決まるのか?

だいたい9割が定期テストの点数、1割が平常点です。

[例]定期テスト80点、平常点満点の場合。

定期テストが80点だっとしましょう。

80点×0.9=72点。

平常点は10点満点。

72点+10点→82点

注意点:安房高校の特進クラスは指定校推薦が使えない

特進クラスは指定校推薦は使えない、と安房高校サイドが明示しています。

進学校ではよくある手法。

学力があるクラスの子たちは一般受験で戦い、ワンランク下がるクラスの子たち(普通クラスの子たち)に指定校推薦をわりあてる、という戦略。

入学前にこちらを明示しているのは良心的だと思います。

中には、入学後に知らされるというケースもあります。
(聞いてなかっただけのパターンもありますが)

安房高校に特進で入学したが、高2でクラス変更。指定校推薦を狙うことは可能。

高2の際に、特進クラスを継続するか、その他のクラスに移るかを選択できます。

特進を選ぶ=一般受験、その他のクラスに行く=指定校推薦or一般受験、
と受験方法をとることになります。

指定校推薦にするか、一般受験にするかメリット・デメリットの整理

【指定校推薦のデメリット】国立はなくなる

指定校推薦は私立大学の受験に限られます。

指定校で行く=私立に行くとなります。

ただ、指定校推薦を目指す勉強=定期テストの勉強ですので、幅広い教科の勉強をすることになります。

国立もその延長上にあるといえばあります。

でも、副教科の勉強が指定校推薦では必要になるので(副教科で評定5をとるのが大事)、それは受験には直接関係ない負担が増えるとも考えられます。

【指定校推薦のデメリット】大学、学部が限られる

高校の持っている指定校推薦枠のなかから選ばなきゃならないので、大学学部が自由に選べるわけではありません。しかし、文系学部は僕はほとんど関係ないと思っています。

例えば、法律勉強したいから経済には興味がないと言っている人がいたとします。こういう話を聞くと、「ホントに法律勉強したいの?」って思います。法律をすでに勉強してる?いや、してないです。経済って何やるか知ってる?うーん、世の中のお金の動きとかですよね…?みたいな感じでよくわかってないわけです。

完全にイメージで語っているだけで、多分こういう子は大学行ってもほとんど授業にでないし、楽に単位の取れる授業を受けるだけなんで、あまり学部は関係ないと思います。詳しくは大学図鑑の最初の方の学部の選び方を参照してください。

【指定校推薦のデメリット】ライバルに影響をうける

自分は早稲田の指定校取りたい。学年2位。評定4.5ある。指定校推薦の応募〆切の2日前、どうやら自分に決まりそう。…応募締め切り当日、学年1位、評定4.6の同級生Aくんが早稲田に応募してきた…。玉突き的に自分ははじき出される。

そんなことはよくあります。定員が800名ある。受験者4000名。全国のライバルと戦う、ということであれば、母数が多いので、ライバルの影響は受けにくいです。自分の実力があれば受かるテストになります。

しかし、定員1名、学校内の同級生と戦うというのは、誰が応募するか、運や同級生の動向に大分左右されます。政治力にも多少影響をうけるでしょう。

塾長 小池哲平

コスパのいい指定校推薦ですが、メリットだけでなくデメリットもあることを理解しておきましょう。

【指定校推薦のメリット】猛烈な受験勉強はしなくていい

G-MARCH以上に行こうとしたら、高3の1年間は10時間×365日=3650時間の勉強が必要です。

受験生として、勉強に1年間を差し出す覚悟。すべてを捨てて1つのことをやりきる経験はめちゃくちゃ貴重な体験ですが、それは大変でもあります。

指定校推薦の場合、これをやらなくてすみます。(まあ、その分毎回の定期テストに命をかけて勉強するんですけどね。)

【指定校推薦のメリット】受験がおわるのが早い

指定校の場合、高3の11月ごろに受験が終わります。一般受験は、高3の2月~3月に終わりますので大分早く終わります。大抵、免許をとったり、バイトをしたり、遊んだりと自由に過ごします。

一般受験の人たちが受験の佳境にさしかかるときに、指定校の人が自由に過ごしているのは少し憧れます。

指定校推薦タイプ?一般受験タイプ?

【タイプの見極め】定期テストが得意→指定校推薦、模試が得意→一般

生徒によって適性があります。
1年間高校で勉強すれば自分がどっちタイプかはわかります。

定期テストの点数が良ければ指定校推薦タイプです。
模試が良ければ一般受験タイプです。

中学でいうと、
定期テストがよければ指定校タイプ、
確認テストがよければ一般受験タイプです。

学年1位で評定4.5という子が、
模試では偏差値50でした…。

指定校推薦で早慶上智クラスの大学に合格しましたが、
一般受験をした場合日東駒専レベルだったと思われます。

こういうケースが安房高生には結構あって、
一般受験では戦えないが
指定校推薦なら実力のワンランク、ツーランク、スリーランク上の大学に合格しています。

この子の場合、明らかに指定校タイプですよね。

塾生限定エリア

こちらは塾生限定エリアです。

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