こんにちは、館山市の学習塾SLLの小池です。
「もう前期・後期はなくなるんですよね?」
そんな話題がたびたび出てくるので、記事にしておきます。
2021年度から、1回入試になることが確定!(2019年現在の中2から)
5教科の試験が、2日に分かれる
初日:国語、数学、英語
英語は60分に!国語、数学は50分
2日目:理科、社会、学校ごとの検査(面接など)
学校ごとの検査は、以下のいずれか。学校によって異なります。
- 面接
- 集団討論
- 自己表現
- 作文
- 小論文
- 適性検査
- 学校独自問題
高校入試の問題傾向が変わる【英語は50分⇒60分へ】

英語が60分!過去問が役に立たなくなる?
英語の試験が、60分に伸びます。(現行は50分。)
なので、英語の試験は基本的には変化があるはずです。
応用が効く人は問題ないのですが、応用が効かない、柔軟性がないタイプはドキドキしますね。
応用力をつけるには基礎を深く理解すること
- 基礎をバカにせず、深く理解していること。
- たくさんの問題パターンに対応できるように練習しておくこと。
- 過去問で出た点数より、若干低めに自分の点数を見積もっておくこと。
変化の予想される2021年度の問題には、そんな対策が必要かと思います。
前期・後期廃止で入試対策は変わる?【メンタル的にはあまりかわりません】
メンタル的には、あまり変わりません。
「前期・後期2回あるから、前期はチャレンジして、後期は現実的なところに…」
そう考えがちなんですけど、前期は定員の上位60%しか受かりません。
安房高を例に上げると、240名が定員ですが、前期でとるのは144名。
チャレンジ受験の人は合格最低点ギリギリで受かる人たちなので、前期でチャレンジしても受からないですよ。
チャレンジは後期でしないと。
「試験が2回ある方がプレッシャーが少ない。」
いや、関係ないです。だって実質1回勝負ですから。
上に書いたように、ギリギリ受かるレベルの高校に挑戦する生徒たちにとって、前期でうかることは99%ありません。なので、元々後期1発勝負なんですよね。
プレッシャーはかかります。
試験慣れするなら、
- 模試の活用(当塾なら毎週やってる土曜模試)
- 私立高校でいくつか併願校を受験しておく
という方法があります。