当塾の英語指導の具体

ランゲージ・ラボラトリーの英語についてご説明します。

目次

元々、英語の専門塾として
高校生の英語指導が中心

塾生は安房高校で学年最下位から学年1位になって、現役で青山学院大学に合格。予備校のトップ講師の授業を再現したような授業。精読をする。暗記に頼らず推測をする力を養う英語です。

小池は英語偏差値52から70まで上げて
英語の難しい早稲田・慶応・上智に合格

大学受験に通用する英語をゴールとしています。大学受験で問われるのは英会話力というよりも、論理的思考力、リーディングの力。リーディングは現代文のようにロジカルに読解する力が求められます。ただ単語をつなぎ合わせていくだけではありません。

中学生たちも当塾の英語のみで
高校入試90点代取れるようになる

幼少期から英語に馴染みがあり、耳で勉強してきたタイプとは異なり、私自身も中学から英語を勉強し始めたクチです。小学生の頃は、英語とはひたすらフレーズを暗記するものなのか・・・と絶望的な気分でしたが、中学で文法と出会い、こんなに整然とした体系があるのか!面白いと感じました。さらに予備校で構文という概念と出会い、単語暗記ゲームから脱出したときには興奮して、英語の面白さを感じました。英語を簡単にとらえるロジックをお伝えできると思います。

全教科に共通し
考えることを楽しんでほしい

ロジックを使って類推する面白さの例

英検準二級の大問1より

さあ、語彙力がなく、あまり単語がわからない。中2教科書レベルの単語力しかないとしましょう。でも、英語の基本的文法が理解できていれば類推できます。

「リュウジのチームメイトは、リュウジにサッカーボールをパスした。」

英語は骨格(意味が通じる最低限の文)が先にきて、後で修飾語がくるから修飾語となるto Ryujiはカッコでくくっています。

長いし、単語や難しくてわからん…。となったとして、

でも前半に骨格があるので、「彼がそのボールを( )した。」と整理して選択肢を見れば、

「自信ないけど、3かな?」と選ぶことができるでしょう。(間違えるとしても2を選択)

chew チューインガムのチューで、「噛む」という意味。英文全体は、「彼はできるだけ強くボールを蹴った、そしてそれはキーパーをこえて、ゴールに入った。」という意味

ただし、as ~ as S canがわからないからできない、chewという単語を知らないからムリ、ということではなく、ロジカルに推測をして、2か3の2択までは絞れますし、strikeは知っていることから、70%の確率までは持ってこれるはず。

この自分の少ない知識を活用して、答えににじり寄る感覚が楽しく、知識に頼りすぎると育たない感覚です。

  • 骨格が先に来て、修飾語は後に来るという英語の基本原理を理解する
  • 主語(は)、動詞(する)、目的語(を)という関係性を使いこなす
    →類推ができる

    大学受験では、この種の推測が求められます。明らかに誰もが知らないであろう難単語がでているが、難単語は文脈から推測ができるようになっていて、知識として求めているわけではないです。しかし、それも暗記しなければならない、と誤解して非常にマニアックな単語帳に手を出し始める人もいます。間違っています。

    実際、当塾の中2クラスでこの問題を扱うと7割の生徒がこのように考えて、単語力に頼らずに正解をだしていました。

    英単語も、丸暗記ではなく考えて理解する

    単語も日常とつなげる、接頭語・接尾語に分ける、語源から派生させるなど、予備校のトップ講師陣や有名参考書の考え方を中学英語に持ち込みます。ただただ書きまくる唱えまくる気合い勝負の英単語暗記に新しい風が吹きます。オリジナル自作教材でそれを可能にしています。

    理解する英単語の例

    imは中へ、pressは押し込むだから、impressiveは何かが心のなかにグッと入ってくるイメージ。【形】感動した、見事な、という意味になります。少し考えれば気が付きそうですが、とにかく10回書いて丸暗記、という子があまりにも多い。

    impressiveはあくまで例です。このように分解するパターンや、語源でアプローチするパターンなど様々ですが、丸暗記をなるべく避けたいという意図です。

    当塾の単語プリントの例

    当塾自作の単語プリントの例。英検5級レベル。

    一番右の解説欄が特徴。日常生活とつなげた解説や、深い理解を促す作りになっています。段々と生徒たちは語源を探ったり、自分の知っている単語とつなげて未知の単語を類推するようになります。

    文法の指導例

    原理原則を視覚的・直感的に理解

    原理原則を意識しやすい問題作成、テキストを使用します。

    例えば can の使い方は、

    1. 動詞の前にcanを付け足す
    2. 動詞を原形に戻す

    ですが、ほとんどのテキストでは、全文書く形になっています。すると1、2の原則を視覚的・直感的に理解しにくいと感じます。そこで、自作で付け足して書くという問題形式にしています。原理原則を理解→それを個別の文章に当てはめていく、という演繹的アプローチを取っています。

    分詞・関係代名詞など英語の難所も簡単に理解できる

    付け足すという感覚を持てば、分詞や関係代名詞などの英語の難所も簡単に理解できます。骨格である「その犬はかわいらしく見えます。」を The dog looks cute.と書いて、「いすの上に座っている」を付け足す感覚。

    「分詞と関係代名詞って同じですよね?」と中学生から質問されたことがありますが、鋭い!同じです。付け足しに過ぎないという意味で。

    文法はウイニングなどの塾用通年教材で演習します。

    原理原則を理解すればあらゆる問題に同じように対処できます。原理を学んだ後に、演習を通じてそれを実感してもらいます。

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    長文の指導例

    短く捉える。段落ごとに要約していく。そして、話の流れを捕まえる。そのような授業を行っていきます。

    英会話スクールとの併用も可能

    英語力が高い場合、当塾での英語は最低限にして、その分、数学・国語に時間を割り振ります

    英会話スクールにも通い、当塾にも通っていた場合、英語の指導がダブる感覚はありました。例えば小6で英検準二級を取っている子が、当塾でbe動詞から学ぶのはなかなか厳しい…。ということで、 英語の授業は当塾では受けずにその間、東進の映像授業を活用して、他のお子さんが英語を学んでいる間に、数学や国語を進度を気にせずどんどん進めることができます。

    定期テストの単語や熟語・文法項目は当塾が抑える

    今回の定期テストに出る英単語や、熟語、文法のおさらいは当塾で行います。テスト前になるべく時間を書けずに行います。

    類推力は当塾が鍛える

    幼少期から英語を学んできた子は、語彙ありきで、類推が弱い子が多い印象があります。そこは当塾の得意とするところです。

    高校英語へのスムーズな接続

    東進の授業に自然とつながる

    元々、予備校のトップ講師に学んだ英語を中学生向けにアレンジして教えている当塾の英語。当然、予備校で学ぶ英語にスムーズにつながります。

    中2までに中3内容まで終わらせて、中3では高0生として、東進衛星予備校 館山校に入学し高校予習をスタートしていくことを目指します。田舎にいながら都会 同様の中高一貫教育を行います。各学年3割を中3で高1レベルに引き上げたいと思います。

    もちろん、それが難しいようであれば中3時に中3授業を行いますのでご安心ください。お子さんのレベルを見ながら、やらせていただきます。

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