お店屋さんごっこ2022 in館山花火大会【開催報告】

花火大会の日にリアルお店屋さんごっこをやらせていただけることになりました。

自分たちでお店を企画して、運営、そして稼いだお金は自分のモノ!というプチビジネス体験ができます。

すでに開催実績2回。(ハロウィン時代も含めると5回)

毎回、改善を続けて、参加者からはこんな声を頂いています。

店を運営した子

自分の作ったものをお客さんが喜んで買ってくれるのがたまらなかったです。リピートを3回もしてくれたお客さんもいて、仕事って楽しい!って心から思いました。

など、参加者は本当に楽しそう。大人からもこんな声がありました。

大人

子供のがんばりがすごいです!お客さんへの声がけ、積極的な姿勢。大人も見習わなきゃなと感じました。

リアルお店屋さんごっこにかける想いvision

リアルお店屋さんごっこで看板を持って客引きをする少年

主体性をみがく

自分の店にお客さんがこない。どうする?自分から声をかけにいけばいい。うまくいくかはわからないけど自分で考えて、自分で動く。誰かの指示をまつんじゃない。うまくいっている店、人だかりができている店が近くにある。あそことウチは何が違うんだ?感じて動く。

当事者意識をもつ

人まかせ、環境のせい、それじゃあつまらない。この店をなんとかするのは自分だ!たった3人しかいないから、一人ひとりの責任は重い。誰かにぶら下がっていると店がまわらない。当事者意識を持って動くと責任の重さに比例して、やりがい、楽しさがある。

リアルお店屋さんごっこでスライム屋さんが繁盛している様子

働くって楽しい

全力でやった爽快感。自分の殻をやぶり成長できるうれしさ。お客さんが喜んでいる姿を見て感じる利他の気持ち。お金は汚いものじゃない。お客さんの感謝の総量。働くこと、お金を稼ぐことについて、自分の体験をつうじて考える機会になります。

リアルお店屋さんごっこに出てみませんか?

何屋さんをやるか決めて、お店づくりをして、当日のお店の運営をします。出店料は無料、稼いだお金は自分たちのもの。出店にかかる経費は自分たちで出します。

対象小1~中3とその親子、兄弟、友達
店舗数4~6店舗
店舗内容飲食NG。体験系、物販など。
例:フェイスペイント、スライム作り、ストラックアウト、輪投げ、ひかるオモチャ。
日時2022年8月8日 16時~20時?
時間は未確定です。花火の上がる前から、花火の終わりまで。
花火の上がっている最中も店舗運営はしてほしいので、花火も見たい、という場合には複数人でチームを組んでローテーションで花火を見るとか、親が店舗に残り、子どもは花火を見にいくなどの対応が考えられると思います。
場所館山商工会議所青年部がフラメンコを行っている場所。(北条海岸)
料金出店料は無料(経費は自己負担。)
※経費=店舗の装飾、商品の仕入れなど
貸し出すもの基本的には3.5m×3.5mの土地のみ。(店舗運営がうまくいくようにポップづくり、看板づくりなどのサポートはありますが、基本的に自らが主体となって店舗運営をしていただく経験をして欲しいです。)
運営サイドからのサポート店舗装飾、POPづくり、看板作り、店舗演出、商品設計などのサポート。(LINEグループを通じての文章、動画、画像などでの情報共有が主です。)
ただし、ネット上に情報が溢れています。なので、ここから、自分で情報収集して店をつくることを楽しむ情報収集力を発揮していただきたい気もします。
親はどのくらい助ければいいの?

さじ加減はおまかせします。親子で一緒に頑張っても大丈夫ですし、お子さんが中心に運営していただいても大丈夫です。親子でやれば親子のよき思い出になると思いますし、お子さん中心に運営すれば主体性・行動力がより磨かれると思います。

お子さんが自分で考えている段階では手出しをせずに、行き詰まったときにサポートをする。そんな距離感がちょうどいいと思います。

お店屋さんごっこ楽しさ

どんなお店をつくる?

自分たちお店をたてていきます。お店づくりもとっても楽しいです。派手に、目立つように、そして楽しさがわかるように、お店づくりに工夫をします。

独特の世界観を作り上げたスライム屋さん。ピンクで統一、かざってある人形もアメリカンな感じでポップでかわいい。圧倒的に目立っていて、お客さんもみんな写真取っていました。

宝石キャンディー屋さんは図鑑をディスプレイしたり、素敵な宝石キャンディーを作って、学び要素も感じられる知的なディスプレー。

フライドポテト屋さんは、小1、小2と最年少チームでしたので子供らしさを打ち出したお店づくり。こども店長のプロフィールを打ち出して、応援したい気持ちを持ってもらいました。

さあ、みなさんはどんなお店づくりをする?

塾長 小池哲平

売れる店舗づくりのコツのレクチャー、サポートはあります。手書きポップの作りかた、店舗の目立たせ方を、動画+LINEグループで配信していきます。

お店屋さんごっこ良さ

ビジネス学べる

ありがたいことに出店費用が無料です(通常、フェス出店は出店料5,000~10,000円が相場です)。出店にかかる材料費などの経費は自己負担になります。

出店するこども

商品を1個300円で販売して、原価が50円。300個用意したら、300円×300個で9万円。原価は50円×300個だから1.5万円。粗利は7.5万円!

原価(げんか):売ろうとする商品を作る、もしくは仕入れるためにかかるお金のこと。例えば、スライム屋をやるなら、スライムのもとになる洗濯のり、ホウ砂、絵の具、カップなどが原価。

粗利(あらり):売上-原価。ざっくりとどれぐらい利益(もうけ)がでるかを計算する。

お父さん

後は、店舗の装飾にかかる費用を見積もらないとなー。

出店するこども

うーん、紙が1枚2円ぐらい?ラミネートして、その費用は…。

そういう場合はだいたいで見積もればいいのよ。1万5千円ぐらいとしとけばー。

出店するこども

なるほど-。がい数の計算だね。
店舗装飾に1.5万円かけたとすると、残るお金は6万円かあー。

お父さん

そうだな。そういう利益を純利益っていうんだよ。
粗利は原価をひいただけ。
純利益はかかる費用を全部ひいたもの、と考えておけばいい。

あくまで一例ですが、お店屋さんごっこに出店することをきっかけとして、家族での会話を通じてビジネス感覚や学校で習っていることビジネスのつながりを感じることができると思います。

他にも、店舗をつくろうとしたときに、どうやってつくればいいかわからない→ググってみるという能動的な情報収集の機会としてもいいですし、ググった情報をもとにしてカインズに必要な部材を収集しにいくなどのプロセスを通じて、普段行かないコーナーに行く興味範囲を広げる経験になると思います。

また、お店で消費者としてやってもらう経験しかなかったとしても、生産者側になることで違った視点で世の中をみることができるかと思います。消費者より、生産者であれ、というメッセージを伝える機会としてもいいと思います。

お店屋さんごっこ良さ

自分に自信を持てる

いつもウチではおままごとをしている幼稚園生の女子。知らない人に自分から話しかけることはできない。恥ずかしい。お店屋さんはやってみたい。おままごとみたいな感じで楽しそう。でもお客さんの対応は恥ずかしい。オープンから1時間は他メンバーのかげにかくれ、何もできなかった。

でも、2時間後には自分から店頭にたって「いらっしゃいませー、いかがですか-?」と声をかけられるようになった。知らない人に話しかけられた。自分でお店をまわせた経験。お店やさんごっこを終えた後は誇らしげな顔。やりきった感覚😊。(お店屋さんごっこでおきた成長エピソード。)

出店確定後流れ

各店舗ごとに進行します。

本部からの連絡はLINEグループで発信していきます。

塾長 小池哲平

なるべくめんどくさくないように、楽しく、学びのある時間にしたいと思います!