千葉県南部の高校の偏差値表とその見方
高校選びに偏差値という数値はかかせません。自分がどのくらいの偏差値があればその高校にいけるのか?可能性を客観的にあらわしているものです。
公立高校
右に入試相当点があります。よく何点とれればその高校にいけるかの目安になります。例えば木更津高校は370点です。
実力テスト(確認テスト)が入試の点数とほぼイコールだと思ってください。確認テストで400点取れている人は、入試でも400点取れる可能性が高いです。
偏差値とは、平均点よりどれだけ上か(下か)を表す数値です。平均点をとれば偏差値50になります。
こちらの表はVもぎの合格目安表なので、Vもぎを受けて偏差値60をとれば木更津高校の合格可能性は60%となります。
私立高校
私立は3科目しかないので、偏差値が公立に比べると高く出ます。なので、公立に比べマイナス2ぐらいの感覚で見ておくといいでしょう。
例えば木更津高校は公立なので、偏差値60はそのままとみて、志学館は偏差値57ですが、公立と比べるなら偏差値55相当と考えるといいです。
※YouTubeのwakatteTV方式。wakatteTVでは国立大学に+5の偏差値を与えています。(私立は+0)。例えば慶応経済は偏差値67、東大文1は67ですが、同じと考えるのはおかしいです。(東大のほうが上)なので、+5して、東大文1は偏差値72にするという具合です。
私立はこまかくコースを分けることで偏差値を高く見せる
偏差値とは、大まかにはその学校の生徒の平均の実力を表すものです。偏差値65の子もいれば、偏差値55の子もいる。平均をとって60、と。大まかにそう考えてください。
ですので、例えば木更津総合は総合コースは偏差値40ですが、特進は51。すると偏差値50ぐらいの子でも特進ならいいかなと、狙う可能性はありますよね。
でも、これがコースを分けていなくて、全部まとめて平均をとって木更津総合高校は偏差値42とあったとすると、偏差値50ぐらいの子はその高校は受験しない可能性が高いです。
コースを分けると偏差値が高く見えて、いろんな層が受験することがあります。コースを分けたほうが偏差値が高く見えて高校としては得をします。
偏差値を分けていない高校を過小評価しない
志学館は入学すると、選抜クラスがあり、学力に応じてクラスがわかれます。しかし、受験上では◯◯コース、偏差値△△とは出ていません。
全体で偏差値57ということは、選抜クラスは偏差値59?60?かもしれません。
また公立高校も選抜クラスは入学するとあるのですが、こういう偏差値表上は別れていません。安房高校の特進クラスは入試相当点は330点ぐらいと想定されるので、すると偏差値57ぐらいある計算になるのですが、それがこの紙だとわかりません。
安房高校偏差値51、翔凜V特進54。だから翔凜のほうが頭がいいというわけではないかと思います。
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