【2027年入試】安房高校の倍率は?進路希望調査で定員オーバー

安房高校の校門の前で、拳を握る男子生徒と問題集を抱えた女子生徒。倍率は味方の文字

ランゲージ・ラボラトリーの小池です。2027年入試の安房高校の倍率を占う、安房郡市の第1回進路希望調査の結果が出ました。

館山中学校の進路だより「羅針盤」(令和8年9月24日)に載った集計です。

安房高校は、定員240名に対して希望者249名。

定員を上回った分、つまり今のままなら9名が不合格になる競争入試です。しかもこれは安房郡市だけの集計なので、郡市外から受ける生徒が入れば、もう少し増えます。

多少の変動はあります。ただ、不思議とこの最初の希望調査の数から大きくは動きません。今年はこのまま競争になると僕は見ています。

目次

安房高校の倍率は?2027年入試 第1回進路希望調査の結果

学校学科定員希望者
長狭高校普通科120104
定時制404
安房拓心高校総合学科12088
安房高校普通科240249
館山総合高校工業科4012
商業科406
海洋科4015
家政科407
定時制407
木更津高校普通科28014
理数科403
安房西高校普通科16067
鴨川令徳高校普通科1105
木更津総合高校普通科64033
拓大紅陵高校普通科36017
志学館高等部普通科21020
翔凜高校国際科1606
木更津高専機械工学402
電気電子工学404
電子制御工学403
情報工学404
環境都市工学402
成美学園館山校普通科未定17

※安房郡市のみの集計(令和8年9月24日時点)。出典:館山中学校 進路だより『羅針盤』第8号。成美学園館山校の定員は同校ホームページで確認してください。

羅針盤にもあるとおり、これは「今の希望」です。数字が少ないから安心、多いから諦める、どちらも違います。志願者数に左右されず、合格に必要な学力をつける。やることはこれだけです。

何点取れば合格できるのかは、「安房高校の合格点・偏差値」で解説しています。

安房高校の倍率の推移

前期・後期が一本化された2021年入試からの、安房高校の倍率です。

入試の年倍率中身
2021年1.07倍17名不合格
2022年1.0倍超定員オーバー
2023年1.08倍19名オーバー
2024年0.99倍定員割れ
2025年1.05倍定員オーバー
2026年0.90倍定員割れ
2027年
希望調査
1.04倍9名オーバー

※2021〜2026年は一般入学者選抜の確定倍率。出典:2021〜2022年は当塾記事「安房高校の入試情報」ほか、2023年は千葉県教育委員会「令和5年度 一般入学者選抜等志願者確定数一覧」、2024〜2026年は高校受験情報サイトの公表値。2022年は資料によって1.01〜1.09倍と差があるため「1.0倍超」としています。2027年は安房郡市のみの希望調査で、確定倍率ではありません。

2020年入試までは前期・後期の2回制でした。前期で落ちても後期で受け直せるので、学年全体で見るなら後期の倍率で判断します。2019年・2020年は後期が1.00倍で、受けた生徒は全員合格でした。

2016年からの倍率や、入試の仕組みは「安房高校の入試情報・受験対策」にまとめています。

定員オーバーの年は「いい代」になる(安房高校の大学合格実績)

定員オーバーと聞くと、不安になる人が多いと思います。僕は逆で、めちゃくちゃいいことだと思っています。

はっきり定員を超えた年ほど、いい代になって、3年後の大学受験で結果を出します。

理由はシンプルです。競争があると、中3の秋から冬にかけて学年全体が本気で勉強します。「なんとなく入れる」年と「落ちるかもしれない」年では、入試までの半年の密度がまったく違う。その半年で身につけた勉強の習慣と基礎が、そのまま高校3年間の土台になります。

入学した後も、周りが本気で勉強してきた仲間です。その空気の中で3年間を過ごせるのは、それ自体が大きな財産です。

実際、数字にも出ています。

2021年の安房高校入試は、受験者257名に対して定員240名。17名が不合格になる、大きな定員オーバーの年でした。前期・後期が一本化された最初の年で、受け直しのチャンスもありません。

その代が高校3年間を過ごした3年後、2024年の大学受験。安房高校は大学合格の実績で、ここ10年で一番の結果を出しました。

大学受験の年国公立早慶上智GMARCH
2024年
2021年入試の代
271378
2025年23428

※延べ合格数(浪人含む)。出典:安房高校 進路指導部「合格先一覧」。安房高校は1学年240名程度

早慶上智は4に対して13、GMARCHは28に対して78。同じ高校、同じ240名の学年で、ここまで差が出ます。

国公立・早慶上理・GMARCHを合わせると120。ここ10年で1位。2番目の年(86)を大きく引き離しています。浪人生の合格を除いて現役だけで数えても、1位は変わりません。

今の大学1年生の代(2023年入試)も、定員240名に志願者259名、倍率1.08倍の定員オーバーでした。この代も大学受験でしっかり結果を出しています。年ごとの合格先は「安房高校の進学実績・進路実績」で詳しく紹介しています。

出典:2021年入試は当塾記事「安房高校の入試情報」、2023年入試は千葉県教育委員会「令和5年度 一般入学者選抜等志願者確定数一覧」、大学合格数は当塾記事「安房高校の進学実績・進路実績」

勉強の成果は、18歳の大学受験でいったん区切りがつきます。国語・英語・数学などの5教科の基礎の勉強は、ここで終わり。大学では、それぞれが好きなことを自分で学んだり、もっと実践的なことに取り組んだりします。だから、15歳の高校受験から18歳の大学受験までの3年間の過ごし方が、基礎の勉強の最終結果を決めます。その3年間を、本気の仲間と一緒に始められる。これが定員オーバーの年の強みです。

塾生限定

塾生サイトでは、大学合格をランク別に並べ直し、中3の全統中で学年のどの位置なら届くかまで分析しています。

塾生だけが使える学習サイト「まなぶ君」では、偏差値表(Vもぎ・Sもぎ)で志望校との距離を確かめられます(ログインが必要です)。

※塾生の方はいつものパスワードで読めます

高校は入って終わりではない

まず伝えたいのは、高校は入って終わりではないということです。

高校受験をきっかけに、その準備の中でがっちり基礎を固める。これが何より大事です。ランゲージの生徒は高校受験の勉強にしっかり取り組みます。そうすると、高校に入ってからの伸びがまったく違ってきます。

例えば、館山中学校出身で、中3の初めに学年90位だった生徒がいます。中3の終わりには30位まで上がり、安房高校(240名)に入った今は15位につけています。

優秀な生徒ばかりが集まる高校で、中学時代よりむしろ順位を上げている。こうした生徒は、ランゲージでは決して珍しくありません。

安房高校には1年次から特進クラスがあります。高校受験でつけた力は、入学後のスタートにもそのまま効きます。特進クラスの中身は「安房高校の特進クラスの解説」にまとめています。

高校で伸びる生徒の2つの理由

理由は大きく2つあります。

  1. 高校受験をきっかけに、勉強する習慣をしっかり身につけたこと
  2. 「暗記中心の勉強」から「自分で考える勉強」へと切り替えられたこと

高校の勉強は、「暗記すれば解ける」「量をこなせばできる」ものから、深く考えなければ対応できないものへと変わります。だから、中学までと成績の出方がまったく違ってきます。

科目数も大幅に増えます。いくらやっても全部は終わらない。これが高校の勉強の現実です。だからこそ、限られた時間の中で工夫しながら勉強することになります。

この経験は、大人になってから効いてくる

そして、この経験は大人になってから大いに役立ちます。

社会人の仕事もキリがなく、こだわり出せば終わりがありません。その中で「何が重要か」を自分で判断して優先順位をつけ、はっきりした情報や正解がない中でも、自分で考えて進めていく。高校の勉強でやることと、まったく同じです。

定員オーバーの年に、本気で受験勉強をして、考える勉強に切り替えて高校に入る。これが3年後に一番伸びる形です。

館山中学校では10月6日(火)に第4回実力テストがあります。定期テストが終わった今からが勝負です。

よくある質問

安房高校の2027年入試の倍率はどれくらいになりますか?

安房郡市の第1回進路希望調査では、定員240名に対して希望者249名(約1.04倍)です。郡市外から受ける生徒も加わるので、実際の倍率はもう少し上がる見込みです。例年、この最初の希望調査の段階から大きくは動きません。

定員オーバーすると何人が不合格になりますか?

定員を上回った人数分が不合格になります。今の希望者数のままなら、9名以上が不合格です。

前期・後期制のころの倍率はどう見ればいいですか?

2020年入試までは前期・後期の2回制で、前期で不合格でも後期で受け直せました。学年全体で見るなら後期の倍率で判断します。後期が1.00倍なら、全体では全員合格です。

ランゲージ・ラボラトリー 小池

まずは今の力を知るところから。10月25日(日)の全国統一中学生テストは、暗記ではなく考える力を見てくれるテストです。当塾会場で無料で受けられます(申込締切 10月22日)。

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