CiRA(京都大学):体のどんな細胞にもなれる細胞で、治らなかった病気に挑む研究所

細胞を育てる研究所の実験室で、白衣と青い手袋の茶髪の女性の研究者が、ピンク色の液の入った培養フラスコを光にかざして目を輝かせている。「京都大学のCiRA」「どんな細胞にもなれる細胞」「治らない病気に挑む」の文字。

ランゲージ・ラボラトリーの小池です。

自分の皮膚や血液の細胞を、心臓にも、脳の神経にも、血液にもなれる細胞に戻す。2006年に山中伸弥さんがこれを見つけ、2012年にノーベル賞を受けました。その細胞が「iPS細胞」で、iPS細胞を医療に使うために京都大学が作った研究所が、iPS細胞研究所、通称「CiRA(サイラ)」です。

CiRA は、ふつうの研究室とは違います。京都大学の中にある「研究所」で、27人の主任研究者がそれぞれの研究室を率いています。そして2026年3月、CiRA の研究から生まれた細胞が、パーキンソン病の治療に使うものとして国に承認されました。研究室から大学を見るこのコーナーで、医学・生命科学の1つ目は CiRA です。

目次

ひとことで言うと、何の研究?

研究所の顕微鏡の部屋で、モニターに映る色とりどりの細胞の集まりに見入って、身を乗り出す茶髪の男子大学生。「どんな細胞にも変われる材料」の文字。

CiRA の研究をひとことで言うと、体のどんな細胞にもなれる細胞を作って、治らなかった病気を治すための研究です。

iPS細胞は、日本語では人工多能性幹細胞じんこうたのうせいかんさいぼうと言います。皮膚や血液の細胞に、ごく少しの因子(細胞の働きを切りかえるもの)を入れて育てると、できあがります。性質は2つです。1つは、いろいろな臓器の細胞に変われること。もう1つは、ほぼ限りなく増やせることです。

出典:京都大学iPS細胞研究所「iPS細胞とは」(cira.kyoto-u.ac.jp)、同「山中伸弥 研究概要」(2006年にマウスの細胞に4つの遺伝子を入れてiPS細胞を作った)、ノーベル財団「The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2012」

黒い背景に、赤・青・緑に光る小さな細胞がぎっしり集まった、丸い島のような形の顕微鏡写真
顕微鏡で見たヒトのiPS細胞の集まり(コロニー)。細胞の部分ごとに色をつけて写している。アメリカの国立衛生研究所(NIH)が患者さんの細胞から作ったもの(2022年)
写真:NIH Image Gallery/Public domain(Wikimedia Commons)

たとえるなら、iPS細胞は「どの部品にも作り変えられる、増やし放題の材料」です。病気で失われた細胞を、この材料から作って補う。患者さんの細胞から作った材料で、皿の上に病気を再現して、効く薬を探す。CiRA の研究は大きく分けると、この表のようになります。

研究の柱中学生向けに言うと
再生医療(細胞を作って体に入れる)病気で減った脳の神経細胞や、足りない血液の成分を、iPS細胞から作って補う
病気のしくみと薬づくり患者さんの細胞からiPS細胞を作り、皿の上で病気を起こして、原因と効く薬を探す
新しい生命科学体ができるしくみ(発生)や老化、小さな臓器のかたまり(オルガノイド)を調べる
倫理りんり新しい技術を、どこまで、どう使ってよいかを考える

出典:京都大学iPS細胞研究所「所長挨拶」(2026年4月、2030年に向けた4つの目標)、同「研究部門」(未来生命科学開拓部門・臨床応用研究部門・基盤技術部門・上廣倫理研究部門)。分け方と中学生向けの言い方は小池がまとめた

動画で見る

CiRA の公式 YouTube チャンネルには、研究所の中を見せる動画がたくさんあります。まずは「CiRA紹介動画2023」です(5分4秒)。研究の大筋と、誰でも使える大部屋の実験室(オープンラボ)や細胞を育てる部屋、そこで働く人たちの様子が分かります。

次は、研究所の実験の道具と設備を、CiRA のサイエンスコミュニケーター(研究を分かりやすく伝える専門の人)が案内する回です(12分42秒)。2020年の CiRA 設立10周年の展示を、動画にまとめたものです。学校の理科室とは道具がまるで違うことが分かります。

3本目は、設立から10年の CiRA の歩みをまとめた動画です(7分49秒)。

動画:京都大学iPS細胞研究所_CiRA(YouTube 公式チャンネル)

研究所から生まれたもの

大学病院の廊下の窓辺で、資料のファイルを胸に抱え、眉を寄せて口を結び、強い決意の顔で前を見る白衣の医師の男性。「承認は終点ではない」の文字。

CiRA の目標は、iPS細胞を「すごい発見」で終わらせず、病院で使える医療にすることです。ここでは、今どこまで来ているかを事実で書きます。

パーキンソン病の細胞:2026年3月に条件つきで承認

パーキンソン病は、脳の中で「ドパミン」という物質を出す神経細胞が減って、手がふるえたり、体が動かしにくくなったりする病気です。CiRA の髙橋 淳(たかはし じゅん)教授たちは、iPS細胞から、ドパミンを出す神経細胞の一歩手前の細胞を作り、脳に移植いしょくする研究を続けてきました。

2018年8月から、京都大学医学部附属病院で、この細胞を患者さんに移植する治験ちけん(国の承認を得るための臨床試験)が始まりました。7人に移植し、全員を2年間見守りました。結果は2025年4月に科学雑誌 Nature に出ています。重い副作用はありませんでした。効き目を調べられた6人のうち、薬が切れているときの体の動きの点数がよくなったのは4人でした。ただし人数が少なく、効き目を確かめるのはこれからだと論文自身が書いています。

出典:京都大学iPS細胞研究所「髙橋淳 研究概要」、Nature 641, 971–977(2025年4月。日本語の要約は natureasia.com)

曇り空の下に建つ、ベランダが段々に重なった白い大きな病院の建物。手前に自転車置き場がある
京都大学医学部附属病院(京都市左京区)。2018年8月から、iPS細胞から作った細胞をパーキンソン病の患者さんに移植する治験が行われた
写真:Vanbasten 23/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

この治験の結果をもとに、製薬会社の住友ファーマが国に申請し、2026年3月6日、細胞の製品「アムシェプリ」が「条件及び期限付承認」を受けました。iPS細胞から作った細胞の医薬品としては、世界で初めてです。材料には、京都大学iPS細胞研究財団が用意している iPS細胞のストック(あらかじめ作って保管してある iPS細胞)が使われています。

出典:住友ファーマ・RACTHERA「非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞『アムシェプリ』の製造販売承認取得に関するお知らせ」(2026年3月6日)

ここで大事なのは「条件及び期限付」という言葉です。これは、実際の病院で使いながら、効き目と安全性をさらに確かめる段階という意味です。決められた期限の中で、もう一度確かめて、本当の承認を取らなければなりません。当時所長だった髙橋さんは「承認は終点ではなく、新しい医療の始まり」「直ちに誰でも受けられる治療になったわけではない」と話しています。山中さんも「医療として確立するには、さらに多くの症例での安全性と有効性の確認が不可欠」と述べています。

出典:京都大学iPS細胞研究所「iPS細胞技術の社会実装に向けた新たな一歩」(2026年2月19日)、京都大学医学部附属病院「パーキンソン病に対する非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞を用いた移植治療の情報更新について」(2026年7月24日。製造販売後臨床試験を実施中、病院への直接の問い合わせは控えるよう呼びかけている)

髙橋さんが、iPS細胞の医療が今どこまで来ていて、次に何をするのかを、一般の人向けに話した講演です(29分47秒)。題は「iPS細胞研究の現在地と次なる一歩」。ニュースの見出しを読む前に、研究している本人の話を聞いておくと、「承認」という言葉の重さが分かります。

動画:京都大学iPS細胞研究所_CiRA(YouTube 公式チャンネル)。2025年5月10日、名古屋での公開シンポジウム

血液を作る:iPS細胞の血小板

今の所長の江藤 浩之さんは、iPS細胞から血小板けっしょうばん(血を固めて出血を止める成分)や赤血球を作り、輸血に使う研究をしています。献血に頼らない輸血ができれば、血液が足りなくなる心配が減ります。2020年には、本人の iPS細胞から作った血小板を輸血する臨床研究を終え、今は次の世代の血小板と赤血球の開発に進んでいます。

出典:京都大学iPS細胞研究所「江藤浩之 研究概要」

皿の上の病気で、薬を探す

もう1つの柱は、患者さんの細胞から作った iPS細胞で病気を皿の上に再現し、原因を調べて薬を探す研究です。CiRA は2030年に向けて、iPS細胞による「一人ひとりに合った薬」と、患者さんの少ない難しい病気の薬づくりを目標に掲げています。細胞を体に入れる治療だけが、iPS細胞の使い道ではありません。

出典:京都大学iPS細胞研究所「所長挨拶」(2026年4月)

どんな人が研究しているか

研究所の大きな実験室で、実験がうまくいき、仲間とハイタッチして満面の笑顔の茶髪の女性の大学院生。「主任研究者27人」の文字。

CiRA は、2008年1月に京都大学の中の「iPS細胞研究センター」として始まり、2010年4月に京都大学の研究所になりました。最初の所長は山中 伸弥(やまなか しんや)さんです。

出典:京都大学iPS細胞研究所「設立趣旨・沿革」

石の外壁の研究棟の前に、CiRA のマークと「京都大学 iPS細胞研究所」と書かれた白い看板が立っている
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の研究棟(京都市・2012年)
写真:Jun Seita/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

山中さんは、2022年3月31日まで所長を務めました。今は CiRA の名誉所長・教授で、自分の研究室も持っています。研究テーマは、細胞が増えたり別の細胞に変わったりするときに、たんぱく質を作るしくみがどう働くか。もう1つは、iPS細胞から膵臓すいぞうの細胞(血糖値を下げるインスリンを出す細胞)を作って医療に使う研究で、研究室の講師のグループが進めています。研究所とは別に、iPS細胞を研究機関や会社に届ける京都大学iPS細胞研究財団の理事長も務めています。

出典:京都大学iPS細胞研究所「山中伸弥 研究概要」、京都大学iPS細胞研究財団「活動報告」vol.12

2022年4月からは、パーキンソン病の研究をしてきた髙橋 淳さんが所長でした。そして2026年4月1日、江藤 浩之(えとう こうじ)さんが新しい所長になりました。

  • 心臓の病気を診る内科(循環器内科)の医師として、カテーテルで血管の治療をしていました
  • 血管を詰まらせる血小板に興味を持ち、アメリカのスクリプス研究所、東京大学医科学研究所で研究しました
  • 2011年から CiRA の教授、2026年から所長です

江藤さんは、若い研究者に向けて「できなくてもできるまでやり続けることが大切」と話しています。

出典:京都大学iPS細胞研究所「髙橋淳教授が次期所長に選出されました」(2021年12月8日)、「江藤浩之教授が次期所長に選出されました」(2025年11月20日。任期は2028年3月31日まで)、「人事・組織変更について」(2026年4月1日)、同ニュースレター「江藤浩之教授 所長就任の想い」(2026年6月8日)

CiRA には研究部門が4つあり、主任研究者(研究室を率いる人)は27人です。そして CiRA には、研究者のほかにも、共通の実験機器を管理する人、研究を分かりやすく伝えるサイエンスコミュニケーターなど、いろいろな仕事の人が働いています。研究所は、研究者だけでは動かないということです。

出典:京都大学iPS細胞研究所「研究部門」「主任研究者」(2026年10月11日に一覧を数えた)、同 公式動画「こだわりの研究所を大解剖(多職種紹介編)」。在籍する学生の数や卒業生の進路は公式に出ていないので書いていない

所長になった江藤さんが、一般の人向けに話した講演です(21分55秒)。題は「CiRAがひらく新しい医療の可能性」。新しい所長が研究所をどこへ向かわせたいのかを、本人の声で聞けます。

動画:京都大学iPS細胞研究所_CiRA(YouTube 公式チャンネル)。2026年5月31日、福岡での公開シンポジウム

CiRA に近づくには

夜の自分の部屋の机で、大学の案内のパンフレットを前に、少し不安そうに眉を下げる館山中の女子。「医学部でなくても道はある」の文字。

CiRA は研究所なので、学部の学生を受け入れる学科はありません。CiRA の研究室に入る正式な入口は、大学院です。

道流れ
CiRA の大学院生になる入りたい研究室を決める → 研究室の主任研究員に連絡する(必要なら面談)→ 担当の教授の承諾をもらう → 京都大学大学院 医学研究科(医科学専攻 または 医学専攻)の入試に受かる
夏に体験する(大学生)学生対象のインターンシップ。主に大学3・4年生が対象で、夏(7〜10月)に1〜6週間、研究室で実験をして発表する。国内の学生は無料

出典:京都大学iPS細胞研究所「修士・博士課程」「学生対象インターンシップ」。出願の方法と入試の日程は医学研究科で確かめること

ここで中高生に知ってほしいのは、医科学専攻の性格です。医科学専攻は、医学部医学科ではない学部で学んだ人に、医学の研究の場を用意する専攻です。入試は英語と生物学と口頭試問でした。つまり、理学部・薬学部・農学部・工学部などで生物や化学を学んだ人が、大学院から CiRA の研究室に入る道があります。医学部に入らなくても、iPS細胞の研究者にはなれます。

出典:京都大学大学院医学研究科「学生募集要項(医科学専攻(修士課程))」(2024年度の要項)。医科学専攻は2027年度から5年一貫制の博士課程に変わる(同ページ、2026年8月7日更新)

医学部医学科に入れば、医師として患者さんを診ながら研究する道もあります。CiRA の所長は、髙橋さんも江藤さんも医師から研究者になった人です。学部から大学院まで、研究室はもう一度選び直せるので、まず医療・生命の学部に入り、大学院で CiRA を目指す道を考えてください。

中高生のうちにできること

研究所の見学ツアーで、ガラス越しに白衣の人たちが働く実験室をのぞき、わくわくして目を輝かせるブレザーの制服の男子高校生。「高校生で研究所に入る」の文字。

高校生なら、CiRA の中に入れる機会があります。

見る・参加するいつ・どこで
学生CiRAツアー「CiRAで学ぶ」高校生・大学生・大学院生が対象。2026年は3月7日(土)13:30〜15:30、CiRA 1階の講堂。研究者の模擬講義、大学院生との質問タイム、研究エリアの見学。定員30人(先着)。毎年開かれている
CiRAツアー誰でも申し込める(不定期)。2026年は9月5日(土)の午前・午後。解説のあとに研究エリアを見学。定員30人、初めての人が優先
公開シンポジウム誰でも参加できる講演会(無料)。2026年は5月31日に福岡で開かれた。講演は CiRA の公式 YouTube で見られる

出典:京都大学iPS細胞研究所「学生CiRAツアー『CiRAで学ぶ』今年も開催!」(2026年1月21日)、「CiRAツアー『見て、聞いて、知るiPS細胞研究の現場』」(2026年7月27日)、「iPS細胞20周年記念 公開シンポジウム」(2026年3月23日)。次の日程は CiRA のサイトの「ニュース・イベント」で確かめること

館山から京都は遠いので、まずは動画からで十分です。山中さんが高校と一緒に開いたシンポジウムで、iPS細胞が医学をどう変えるのかを話した講演があります(42分23秒)。題は「iPS細胞がひらく新しい医学」。iPS細胞を見つけた本人の話を、一度は通して聞いてください。

動画:京都大学iPS細胞研究所_CiRA(YouTube 公式チャンネル)。2023年11月25日、宮崎県立宮崎西高等学校との共催シンポジウム

黒い幕の前の赤い演台で、スーツ姿でほほえみながら話す山中伸弥さん
講演会「iPS細胞がひらく新しい医学―科学者を目指す君たちへ―」で話す山中伸弥さん(沖縄県那覇市・2019年3月)
写真:OIST/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

iPS細胞の研究に要る教科は、まず生物と化学です。細胞が何からできていて、遺伝子がどう働くかは生物、細胞の中で起きている反応は化学です。そして数学。実験の結果が「たまたま」なのか「本当に効いた」のかを決めるのは統計で、治験の結果を読むのも数学の力です。最後に英語。研究の論文は英語で書かれ、Nature も英語の雑誌です。中学生のうちは、理科の細胞と遺伝、数学の資料の活用から逃げないこと。これが CiRA にいちばん近づく勉強です。

塾長 小池

「治る」と言い切らずに、どこまで分かったかを数字で話す。研究者のこの姿勢は、数学の答案で途中式を書くのと同じです。

まとめ

放課後の学校の図書室で、理科の教科書の細胞の図が分かって、うれしそうにほほえむ館山中の男子。「生物・化学・数学、英語でつながる」の文字。
  • CiRA は、京都大学 iPS細胞研究所。研究室ではなく、27人の主任研究者が研究室を率いる研究所
  • iPS細胞は、皮膚や血液の細胞から作る「どんな細胞にもなれて、ほぼ限りなく増やせる細胞」
  • 2026年3月、パーキンソン病の細胞「アムシェプリ」が条件及び期限付で承認された。病院で使いながら、効き目と安全性をさらに確かめる段階
  • 所長は2026年4月から江藤浩之さん。山中伸弥さんは名誉所長・教授
  • 研究室に入る入口は、京都大学大学院 医学研究科。医学部でなくても、医科学専攻から入る道がある
  • 高校生は学生CiRAツアーへ。近づく勉強は、生物・化学・数学・英語

この記事を書いた人

小池哲平のアバター 小池哲平 ランゲージ・ラボラトリー塾長

ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
塾長のプロフィール ランゲージ・ラボラトリーについて

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