小中学生の学力を高めるロードマップ

1章
最重要なのは授業を目で聞くこと

授業を全力で受けることが、何よりも大事なこと。

1. 先生の話を聞くことが最重要であるとお子さんに意識させる
2. 話を聞く力を育てる（親子の会話）
3. この先生はすごい先生だ、授業を真剣に受けないと損だというリスペクト意識を育てる

2章
言葉の力を鍛える

人は言葉で考え・言葉で理解をしていきます。先生の説明はもちろん、何か教科書を読み込むのもそう。言葉の力が育つと、学校の授業だけでスイスイ理解できますよ。

1. 言葉の力を鍛えるにはマンガを1日5冊読む
2. 言葉の力を鍛えるには親子の会話を楽しむ
3. カードゲーム・ボードゲームを親子の会話のキッカケにする
4. 1日15分は読み聞かせをする

3章
遊びから学ぶ

机に座ってやるのだけが勉強ではありません。遊んでいるときは楽しくてたまらない集中状態（フロー状態）になりやすいです。そのときに、勉強につながる学びを自然と入るようにしていきましょう。

1. 歴史はゲーム・TVでキッカケを作る
2. 興味を持った後に、おもしろい歴史マンガを読みまくる
3. 地理は旅行・旅番組・桃鉄でキッカケを得る
4. カードゲームで論理的思考力を身につける
5. 没頭している状態を邪魔しないことで集中力を身につけさせる

4章
生活から学ぶ

実際に体験をしながら学ぶのが一番いい。五感を使って、におい、肌触り、実際に目にしたときの衝撃。時には味わって学ぶ。学校や塾ではできませんが、ご家庭でしかできない最強の勉強。

1. スーパーで買い物しながら地理的知識をしこむ
2. 一緒に料理をして、段取り力、理科、地理を学ぶ
3. 車の運転をしながら速さ・地理を学ぶ
4. キャンプに行って工夫・精神的たくましさ・理科を学ぶ
5. 飲食店の注文を子供が自分ですることで行動力を身につける

5章
学ぶと面白い・得をするという意識を育てる

1. 熱中していることを深掘りする経験をする
2. 小さい頃から暗記型・大量反復型のつまらない勉強をしない
3. 親が日々学び、日々成長している姿を見せる
4. 学んで、工夫をして、成功している大人のモデルを見せる・会わせる

6章
知識の暗記ではなく、考える力を育てる