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皆さんは、この図形問題の確かめをどうやってする?
自分の書いた計算式をたどる?
もう一回リセットして計算してみる?
いやいや、そうじゃない。
図形の問題は見た目で確かめをしよう。
色をぬった部分の面積を求めよ
8cmという情報から、
正方形をつくると64cm²とわかる
右の影のところは、正方形より
ちょっと小さいぐらいだから
50cm²ぐらいだとわかる。
同じように左も50cm²前後。
だから合わせて100cm²前後が答えだと思う。
自分の出した答えが100cm²前後になっていれば、
正解の可能性は高い。
でも300cm²になっていたとしよう。
それなら、明らかにおかしいので、
もう一度計算を見直す。
円の面積を求めよ。
円を取りかこむ正方形をイメージする。
すると12×12になる。
ちょっと計算したくない。
だからこう考える。
10×10にする。すると100cm²とすぐに答えがでる。
正方形はちょっと小さくなるけど、
ちょうど円の大きさを表しているだろう。
答えは100cm²前後になる。
このように確かめることが目的。
だから計算は厳密にやらなくていい。
計算しやすいように数字を多少いじくってもいい。
確かめはパッと一瞬でできるように工夫する。
そうすればめんどくさくない。
もう1つ詳しく説明しよう。
皆さんは確かめを後からしている?
「確かめ」という言葉の意味から考えると
後からするものだろう。
しかし、僕は先にすることもある。
この円の面積なら、だいたい100ぐらいかな?
と先に考え、
計算。
6×6×3.14=113.04
たぶんあってるな。
よし次。
という感じだ。
だから、細かい計算に入る前に、
おおまかな予測をたてる。
確かめというより、
予測。
予測→計算→チェック
という感じ。
ここまでやると、
ミスは防げる。
ほとんどの小学生は、予測→計算→チェック
こんなイメージ。
予測はないし、
いきなり具体的な計算に入る。
計算がメイン。
でも、ちょっと違うと思う。
予測→計算→チェック
という感じ。
予測多め。
計算とチェックは均等ぐらいのイメージ。
算数というと計算、
というイメージが強すぎる。
意味を考えたり、
現実的にありえるのか?
この答えは?
条件とずれていないか?
とチェックするのにも
おなじくらいエネルギーをさきたい。
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