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自宅学習で1番大切なこと【家でやってほしいこと】

こんにちは、ランゲージ・ラボラトリー小池です。こんな相談をいただくことがあります。

おうちで勉強を見るとしたら最低限何をやればいいでしょうか?そんなに時間が取れないのですがここだけは外せないというところを教えてください。」

ご相談くださりありがとうございます。

皆さん忙しいですし、限られた時間の中で最低限やること。

少ない時間で効果を最大化できるツボを探されているわけですね。

絶対に抑えた方がいいことは、ただ1つ。

✕の問題を○に変えること(通称:バツマル)です。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

自宅学習用のドリル、プリントの✕、どっちが大事?

自宅学習ってどんなイメージがありますか

  • 新しいドリルを買ってきて1日1ページ進める
  • チャレンジ(進研ゼミ)をやる

多分、家でやっている人も多いのではないかと思います。

いや、その前にやるべきことがあります。

間違った問題をできるようにすることです。

家で新しい問題をとくと、一回解く→間違えたところ探す→間違えたところをできるようにする。

めんどくさくないですか?

学校や塾のプリントで、できない問題を発見するところまでは終わっているわけです。一番おいしい✕→○に変えるという部分だけやればいいという、お膳立てが整っている状態

✕の問題やらないともったいないです。

なぜ✕の問題がそんなに重要なの?

勉強は2段階あります。

  • まずは分からないところ発見する。
  • わからないところわかるように変える

歯医者さんに例えるならば、レントゲンを撮って虫歯を探します。そして虫歯を削ります。

虫歯を特定せずに、ヤミクモに削ったりはしませんよね。(そんな歯医者嫌だ…。)

新しい問題をどんどんとくのは、ヤミクモに歯を削っているようなもの。

たまたまお子さんのわからないところにあたって虫歯が削れるかもしれませんが、健康な歯を削っている(わかる問題を問いて時間を浪費する)可能性もあります。

それよりも、学校・塾で虫歯(✕の問題)を発見してきているので、それを最優先でといてください。

虫歯を放置すると更に虫歯ができる

虫歯を放置すると、そこが虫歯菌の温床になってさらに虫歯ができていきます。

勉強も同じです。わからないことがあると、そのせいでさらにわからないことが生まれます。

わからないこと= ×の問題。✕の問題に最優先で対処をしていきましょう。

とくに低学年でわからないことができると深刻です。

できるところばかりやろうとする問題

わからないことが分かるようになると嬉しいはず。

ところが、できるものばかりやろうとする子もいます。

✕の問題を見ると、「なえるー」「やむー」「メンタルが…」と言います。

その子やその子の親御さんの意識の中では、解いたプリントの多ければエラいという感覚があるような気がします(本質的じゃない)。3枚プリントをとくよりも、✕→○に変わったところが3問あった、そちらの方がよっぽど価値があります

✕→○に変える(バツマル)って何すればいいの?

もう一回問題を解いて、できればOKです。

例えば、漢字なら答えをみずに書いてみる。かければOK。そのプリントは捨てる。書けなければ練習して、また翌日以降にもう一回解いてみる。

計算なら、答えを書くしてとけるかどうかやってみる。とけなければ翌日もう一度。

理解していなければ、調べるか教えてあげる。

答えをながめるのはNGです。もう一度とき直すというのがポイントです。

答えが赤で書き込んであるとおもうのですが、何かの紙でかくせるのであれば隠せばいいです。ただそれが難しいなら、問題を書き出してあげる。修正テープでけす。口頭で出題してあげる、などすればいいです。

松丸家もバツマルを大事にしていた

松丸亮吾はメンタリストDaiGoの兄弟で仲良し!ナゾトレ、天才謎解きタレント | どこでもNEWS LETTER
東大王でおなじみ松丸亮吾さん、メンタリストDaiGoさん、他2人の4人兄弟は揃って勉強ができる

メンタリストDaiGoさん、松丸亮吾さんなどの4兄弟は兄弟揃って優秀。東大・慶応など難関大学に進学。それだけでなく、ビジネスでも大成功をしています。そのお母さんが家庭でどんな子育てをしていたか気になりませんか?

いろいろな工夫があったそうですが、母の手作り問題集と言う話があります。その手作り問題集とは、子供のできなかった問題だけを集めたものです。

バツマル(✕→○に変える)を大事にしていたんですね。

わからないことがあると気持ち悪い→親の仕事完了!

×の問題を○にかえる癖をつけると、だんだんとわからないまま放置していくのが気持ち悪くなってきます。

歯磨きをしないと気持ち悪いかのように、習慣化するわけですね。

そうなったらしめたもので、こちらが×の問題をいちいちチェックしなくても、子供の方から質問してくるようになったり、子供が自分で調べて解決するようになったりします。

勉強面で子供が自立をしたことになります。

こうなってくると親の手間はほとんどかかりません。

自分で問題解決する力をやしなえた=勉強面での親の仕事は終わった、とも言えるかもしれません。

まとめ

✕の問題のとき直し。

これが家でお子さんの勉強を見るときにやることです。

新しいドリルをどんどん買ってきたり、チャレンジやったりしている場合じゃないです。

(✕の問題をとき直した結果、「あー、この子は時計がわかってないな」→時計のドリル買う、のはOKです。バツマルが終わって余裕があるからチャレンジやるはOKです。)

✕の問題を放置して、どんどん新しいものをやるのは今すぐやめてください!

たくさん勉強しているのに成果がでない。

前に全然すすまない回し車を必死に走っているようなもの。

あれっ?一生懸命走っているのに前に進まない…

なんか勉強って大変。やってもできるようにならない。いつも同じところで間違える。

そんな感じにならないように、バツマル(✕→○に変える)を最優先で!

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