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ランゲージ・ラボラトリーの小池です。
館山・南房総から中学受験をするなら、第一候補は志学館中等部、次に翔凜中。どちらも入試は国語と算数の2教科で、算数が難しい。当塾からも毎年のように受験する子がいて、小池自身も息子の受験で志学館の試験会場と面接を経験しています。
このページは、館山で中学受験を考え始めたご家庭のための案内です。受けられる学校、算数で問われること、当塾の小6の算数講座、塾生が家で過去問を解けるしくみ、そして受けるか迷ったときの考え方を、1枚にまとめました。
ランゲージの塾生は、学習サイト「まなぶ君」で志学館中・翔凜中の過去問を、全問の解説つきで解けます。塾生特典の中身を見る

館山の子が実際に受けるのは、ほとんどが志学館中等部か翔凜中。県立千葉中と渋幕は「千葉県の上はこうなっている」と知っておくための学校です。4校を同じ表に並べます。
| 学校 | 主な入試日(2027年度入学) | 試験 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 志学館中等部 (木更津市) | 推薦 12月1日(火) 一般 1月20日(水)・1月30日(土)・2月6日(土) | 国語・算数、保護者同伴の面接 | 40 |
| 翔凜中 (君津市) | 推薦 12月1日(火) 一般 1月23日(土) 特別 2月7日(日) | 国語・算数、受験生の面接 | 38 |
| 県立千葉中 (千葉市中央区) | 一次 12月5日(土) 二次 1月24日(日) | 適性検査(一次・二次とも45分×2本)、報告書、志願理由書 | 73 |
| 渋幕 (千葉市美浜区) | 一次 1月22日(金) 二次 2月2日(火) | 国語・算数・理科・社会 | 78 |
出典:各校の2027年度入試要項・募集要項、ONETES(旧 首都圏模試センター)「2027年中学入試 予想偏差値(2026年10月版)」合格可能性80%・男子の値
志学館も翔凜も、本命は12月1日の推薦入試。合格したら必ず入学するという条件つきで、問題は一般入試より少しやさしく、ほとんどの受験生がここで決めます。落ちても1月・2月の一般入試で再挑戦できます。
県立千葉中は館山から片道およそ2時間、朝6時前の電車。入試は学力検査ではなく適性検査で、問われる力の種類が志学館・翔凜とは違います。渋幕は千葉県でいちばん上の学校で、館山から受ける子はまずいません。4校の偏差値を1枚の地図にした館山・南房総の中学受験ガイドで、公立中の上位の子がどのあたりに来るかも見られます。
2校で迷うご家庭には、小池はこう見立てています。
面談では「数学が得意か」「大学は推薦も考えるか」の2つを聞いて、この見立てで話します。館山地域に住む勉強の得意な子には、小池はぜひ志学館に通ってほしいと思っています。


例えばコレ。中学生の問題として出てくる数の規則性です。パッと答えがわかるものではないので、自分で表を作って数えていかなければなりません。算数=計算、と思っている子や、算数=解法暗記と思っている子には厳しい戦いがまっています。

次にコレ。こちらも空間図形の基礎である、底面積✕高さを応用すればとけます。ちょっと工夫して考える問題になっていますよね。楽しいです!

これもなかなか難しいですね。中1理科の濃度で出てくるような問題。絵図をかいて、意味を考えないと難しいです。
逆に、そこが楽しいんです。考えることを楽しめないと厳しいよ、という問題作成者のメッセージが聞こえてきます。
同じ「国語と算数」でも、算数の出方は2校でかなり違います。
| 志学館中等部 | 翔凜中 | |
|---|---|---|
| 計算 | 大問1、6問で30点。一工夫すると速く終わる問題 | 大問1、10問で40点。工夫しないと時間を取られる |
| 小問 | 大問2、15点。絵図をかいて考える感覚 | 大問2、7問で28点。割合の問題が毎年出る |
| 後半 | 大問3〜8、55点。まったく歯が立たない子もいる思考力問題 | 方程式・速さ・規則性・平面図形・空間図形が4点×8問。同じ型が年をまたいでくり返し出る |
| 対策の芯 | 計算と小問で6割を固め、後半を試行錯誤で取りに行く | 過去問を10年分、3回くり返して型をつかむ |
出典:志学館中等部・翔凜中の過去の入試問題(当塾で扱っている分)。配点は当塾の集計
志学館は計算と小問をパーフェクトに取れば60点ほど。平均点はおそらく40〜50点前後なので、それだけで真ん中には届きます。そのうえで大問3以降を、図をかき、表をかき、試行錯誤して取りに行く。翔凜は傾向がはっきりしているので、過去問を回した量がそのまま点になります。学校ごとのくわしい対策は志学館中等部の受験ガイドと翔凜中学の受験ガイドに。

どの問題も少しだけひねられています。ただ、特別な知識を必要とするわけではないです。
例えば上に上げた、規則性の問題は表を作って数えていけば簡単。真ん中の問題は、半分に切ればいいだけ。一番下は、図に書いて状況をつかむことが大事。図を書いて考えればわかると思うんですよね。
ただし、出てきている数字を適当に足したり、引いたりしていると答えは絶対にあいません。
算数は計算や、暗記ではなく、考えることです。
それを計算、暗記だと誤解している人がだいたい7割はいます。
そんな子たちだと厳しいと線引きをしているかのような問題です。
算数=考えること、と伝わるような授業をしていく必要があります。

当塾で扱っている問題例は、こんな論理パズルがあります。

他にもこんな迷路をやったりもします。試行錯誤して、ゴールにたどり着く経験が算数には必要だから。考えること=楽しい、という感覚を引き出します。
大問3以降にまったく歯が立たない子には、問題文を絵や図にして考える「絵かき算」のトレーニングから始めます。方程式を先に教えて解法を暗記させる近道は、当塾では取りません。わけがわからないまま覚えた解き方は、入試の少しひねった問題で崩れるからです。

志学館中等部・翔凜中を目指す小6のための算数講座です。1年の流れは次のとおり。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 3月〜7月 | 小6の算数を学校より先に終わらせる(速習) |
| 7月〜11月 | 志望校の過去問演習。志学館は6年分を、全部できるようになるまで何周もする。翔凜は同じ型がくり返し出るので、年数を多く回して型をつかむ |
| 11月 | 志願理由書(300〜400字)と面接の練習。志学館は保護者同伴の5分の面接、翔凜は受験生だけの面接 |
| 12月1日 | 推薦入試。落ちたら1月・2月の一般入試へ |
志学館の算数の対策は、基礎に半年、過去問に半年で、最低1年ほしいところ。小6の春からでも間に合いますが、小5のうちに小学生コースの算数で「図をかいて考える」土台を作っておくと、過去問に入ってからの伸びが違います。国語は両校とも入試科目ですが、志学館の国語は算数ほど難しくありません。小学生コースの国語(月曜)がそのまま対策になります。
学校説明会で配られる過去問は2年分で、答えはあっても解説がありません。当塾では解説をしっかり付け、志学館は6年分を使って、何周もして全部できるようになるまでトレーニングします。小5以下のお子さんは、まず小学生コースの算数・国語から。

ランゲージの塾生は、塾の授業に加えて、家でも志学館中・翔凜中の過去問を解けます。塾外生は使えません。
入塾すると、この過去問と解説をそのまま使えます。中学受験を考え始めたら、まず無料体験でお子さんの算数の様子を見せてください。

館山・南房総には、都会のような中学受験の競争がありません。小池はこれを、子どもの知性を深めるための贅沢な環境だと思っています。当塾の小学生の多くも、受験をせずに館山中などの公立中に進み、そこから安房高校・木更津高校を目指します。
中学受験をしないことも、公立中を選ぶという1つの選択。公立中はいろんな人が集まる場所で、私立のようなレベル別クラスはないぶん、自分に合った速さの勉強を学校の外で用意する必要があります。その先には高校受験があり、内申点は中1の1学期から始まります。公立中の良さと準備は中学受験をしない=公立中を選ぶということに、公立中から安房高・木更津高を目指す道は中学生コースにまとめています。
受けるかどうかは、次の3つで考えると決めやすいです。
どちらの道でも、小学生のうちにつけておきたい力は同じです。図をかいて考える算数と、文章を読み切る国語。当塾の小学生コースは、受ける子も受けない子も、その土台を作る場所です。

間に合います。志学館の算数は基礎に半年・過去問に半年で最低1年ほしいので、小5の冬から小6の春までに始めるのが目安です。小6の夏以降に始める場合は、計算と小問を取り切って6割を狙う作戦に切り替えます。
ほとんどの受験生が12月1日の推薦入試で受けます。合格したら必ず入学する条件つきで、問題は一般より少しやさしい。推薦で届かなかった場合、志学館は1月20日・1月30日・2月6日の3回、翔凜は1月23日と2月7日に一般・特別入試があります。
両校とも国語と算数の2教科です。志学館の国語は算数ほど難しくなく、過去の塾生も国語90点・算数60点という形が多い。小学生コースの国語(月曜)が対策になります。
あります。志学館は300〜400字の志願理由書を事前に書き、それに沿った5分の面接(保護者同伴)。相手をほめるだけの志願理由になりがちなので、リクルートで面接のプロとして助言してきた小池が直接見ます。翔凜は受験生だけの面接です。
なります。翔凜中には英検特待があり、2027年3月末までに取った級で決まります。英検3級でB特待(入学金110,000円が不要、月額43,000円が31,000円に)、準2級でA特待(月額20,000円)、2級以上でS特待(月額0円)。当塾は小学生から英検に挑戦しています。
まなぶ君の過去問と解説は塾生だけが使えます。学校説明会で配られる過去問は2年分で、解説は付いていません。中学受験を考えている方は、無料体験の際にお子さんの算数の様子を見たうえで、進め方を相談しています。
出典:志学館中等部・翔凜中学 2027年度 入試要項、翔凜中学 特待制度(2027年度)






志学館の数学の問題はなかなかの良問ぞろい!
志学館中等部の偏差値・入試日程・算数の大問ごとの対策は、志学館中等部の受験ガイドにまとめています。