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【自立型BBQ】中学2年生、中学3年生とBBQをして、主体性を磨きました。

こんにちは、館山市の塾 白浜ランゲージ・ラボラトリー小池です。

 

先日、生徒たちとBBQをやりました。

BBQは塾ではたまにやるのですが、毎回決めていることがあります。

 

それは、自分たちでBBQを全部やること

機材の準備、買い出し、火をつける、料理する、遊ぶ、片付ける

全部自分たちでやります。

 

BBQが学びにつながってほしいなと思っています。

 

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

BBQからPDSサイクルを回す経験を!

 

計画たてて、

実行して、

反省して次回パワーアップする。

 

Plan(計画)→Do(実行)→See(振り返り)

のサイクルを自分で回せるようになってほしい。

 

機材を誰がもってくるか、

火をおこす人と買い出しをする人と分担をして、

火を起こしている間に買出しをしようとか、

料理のバランスを考えて買出しをしてくるとか、

火が起きるまでにサクッと食べられる前菜的なものを用意するとか、

いろいろと工夫するポイントがあります。

 

実は、受験も仕事も、PDSサイクルを回すことが重要。

BBQから、PDSサイクルを回す経験をしてほしいなと思っています。

 

BBQを通して自責マインドを身につけてほしい。

もう一つBBQを通して、

自分の行動の結果を、自分で受け止める(自責マインド

を身につけてほしいと思っています。

 

自責の反意語は他責。

他人のせいにするということ。

 

BBQって自分の行動の結果がすぐに跳ね返ってきます。

例えば、炭を忘れたら火をおこせない。

肉を焦がせば食べられない。

 

自分たちのミスの責任を、

自分たちでとらなきゃいけない。

 

責任を自分で取るって当たり前のことです。

でも、中学生だと自分で責任をとることって少ない

(僕もそうでしたが、宿題忘れたら親に持ってきてもらってました。 )

 

BBQスタート。買出しは自分たちで。

 

予算は1人1,800円。小池より支給。自分たちで買い出し。

(中2チームは、クラス平均を3位上げたら、BBQおごるよって約束してました。見事達成したので、ご褒美BBQというわけです。SLL中2クラスは22名いるなか、18名が参加。6名×3チームに分けました。)

 

1800円は多すぎたなと反省。

食べきれなくて、食材が大量に余ってしまいました。

 

その3日後、中学3年生とBBQやったのですが、

予算1,000円に減らしました。

 

ピッタリ食べ切れて、ちょうど良かった!( 僕の中でPDSサイクルが回りました!)

 

火起こしに苦戦。1時間半の苦闘。 

火起こし班は、2人で火起こし中。

 

新聞をもやしてもすぐに燃え尽きる。

 

新聞と炭の位置が逆!

炭の上に、新聞をのせているので、火が炭につかない。

 

「炭を燃やすんだ!」

と気がついて、炭を新聞の上に置くように。

 

気づきがありましたね。

 

ただ、なかなか火はつかず、

1時間30分かかっているところもありました。

(早いところは30分で火がつきましたよ。)

 

 

なんとか形になって、食事がスタート。 

焼いてくれる人、何か足りないものはないかと考える人もではじめる。

 

片付けも自分たちで。

火を消して、片付けて、ゴミも自分たちで処分しました。

大変だったね。

 

何をしたらいいかと、まごついている人が5割。

自分でやることを見つけられる人が5割。

でも、やることを見つけて指示できる人はいなかったな〜 。

 

(中3は指示できる人が3割ぐらいいた。

なので、片付けのときにもほぼ全員が稼働する。

だから、ムダがない。早い。)

 

後日、中学3年生とBBQをしました 

まったく同じ場所で、中学3年生とBBQをしました。

 

中2と中3では、準備が違う!

 

テーブルあり。

包丁あり。

野菜あり。

米あり。

クーラーボックスあり。

 

中3は、余裕がある!乾杯の図。

 

野菜、肉、米、デザートと、普通に大人のBBQレベル。 

(中3のBBQから、予算は一人1,000円にしました。ちょうどいい感じでした!)

 

野球をやって遊ぶ余裕もありました。

 

自然と役割分担をしてて、

誰かが肉の面倒をみて、

誰かが調理をして、

誰かが遊んで、

その役割を自然とローテーションしてて。

 

足りないものがあっても、どうするか話して、

すぐに行動にうつす。

 

中3生が中1のときに自立型BBQをやった経験と、

ハロウィンで出店体験を2回している中3生。

 

その成果(?)なのか、

とっても主体的に動いている中3生には驚きました。

 

1発で終わらせたらPDSサイクルはまわらない

PDSサイクルを回すには、またBBQやらないとですよね。

今回やって気がついたことを、次回のBBQで修正していく。

そんな体験をしてほしいです。

ぜひご自宅でBBQをするときには、お子さん主体でやるBBQを!

 

自分たちでやらせることの難しさ

買い物の前には、

「肉ばっか買ってくるんだろうな。皿とか箸とか買ってくるかな?」

肉ばっか買ってきて大量に余らせる。

米、野菜がないから、気持ち悪くなる。

皿、箸のない班も。

 

炭とか、イスとか、テーブルとか持ってくるかな?

もってきてた班もあったけど、ない班がほとんど。

炎天下の中、暑すぎて地獄。

 

子供たちの失敗が手に取るように予測できるので、

事前に失敗を潰したくなります。

 

こうしたほうがいいよ、とアドバイスしたくなります。

 

でも、命に関わること以外は失敗させたほうがいいかなと。

(炎天下の中、生肉が放置されていたので、
クーラーボックスに入れないと食中毒になるよ、
とかは言います。)

 

僕たち大人が、子供の失敗を予測できるのは、

過去に自分たちも同じ失敗をしたからでしょう。

 

だから、勇気を持って、がんばって目をつぶって

自分たちでやらせる経験をしたほうがいいかなと思います。

子どもたちはものすごく成長すると思うので。

 

大前研一さんも、BBQではなく、家族旅行の例ですけど、

自分でやらせることの重要性を説いています。

家族旅行の計画を子供に立てさせる 

決めるのは単にいつどこに行くかだけではありません。利用する航空会社、宿泊先と現地の空港からそこまでの交通機関や乗り継ぎ方法、滞在中に訪れる観光スポットの情報などを、旅行のシミュレーションと費用の見積もりができるくらい具体的に調べさせるのです。

 もちろん、実際の旅行も子供が立てた計画を尊重し、そのとおりにするようします。そうするといい加減なことをしたら家族みんなが迷惑を被ることになりますから、子供も必死です。こうすれば家族に対する責任感は育つし、旅行先の知識も深まるので、旅行の意義が二倍にも三倍にもなります。

引用:「一生食べていける力」がつく大前家の子育て(大前研一)

いいですよね。

ぜひ、やらせたい。

 

子どもたちにまかせて、どんどんやらせましょう。

 

中2生は、家族で、友達同士でBBQやったりキャンプをしたりして、PDSサイクルを回したり、自責マインドを磨く経験をしたりしてください。

中3生は、BBQの動きを普段の生活、勉強に応用してみてください〜。

 

保護者の皆さんの声

一部ご紹介します↓

 

限られた時間で、自分達で全部やるという
クリエイティブな遊びに、充実した顔してました!

 

貴重な体験をさせて頂き有難う御座いました🙇
火起こしは初体験だったためかなり苦労した様子ですが 楽しかったと言ってます✨

昨夜夜勤だったお父さんにコツをメールできいてみたら?とアドバイスしたのですが、聞かずに行き後悔したのか帰宅した主人にコツをきいてました😁
自発性に欠ける子なのでいつもやきもきしちゃうのですが それなりに楽しんだり協力した様子なのでとても良かったと思います🙇
プライベートでお子さん誕生というお忙しい中 本当に有難う御座いました

 

食べるのが専門の息子ですが、準備〜片付けまでは初めてで、

良い経験をさせていただきました!

火起こしでは、思ったように火が点かなかったようで

『牛脂を入れてみたら直ぐに点いた。』と言ってました。
また、お友達の新たな一面を知り楽しかったようです。
夏休み最後の良い思い出になったと思います‼

 

今日は子どもが大変お世話になりありがとうございました。
BBQとっても楽しかったようです。
お箸を買うのを忘れてしまい、手で食べるのか?と

躊躇していたら負けてしまった!と言っていました。
準備から自分たちでやるって大丈夫かな?って思いましたが、やれたのですね〜。
スゴイです!
こんな機会を与えてくださり本当にありがとうございました。

そしてご馳走様でした🙇🏻

 

 

 

BBQに参加してくれた18名の中2生、13名の中3生。

ありがとうございました。

 

そして、あえてアドバイスをせずに見守ってくださった保護者の皆様、

ありがとうございました!

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