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スマホのルールは小中学生の勉強の結果に、メチャクチャ影響を与えます。ご家庭でのルール決め、お子さんがご自身でコントロールできるように自制心を育てていくための方策をご提案します。
やることやったら、その後に自由に使えるよっていうルールづくりですね。義務を果たしたら、権利が生まれるという、この順番が大事なのかなと思います。
東大王の松丸亮吾さん家がヒントになります。(松丸家は4兄弟がとっても優秀で勉強はもちろん、仕事でも大活躍しています。教育方法はみなさんがマネできます。)
よくゲームは1日1時間まで、そんなルールを作ることがありますが、ゲームを1時間にしたからといって、その後勉強をするとは限らない。
だからやりたいことを人質にした方がいい。
勉強を3時間やったら、いくらでもゲームをしていいというルール。
先にやるべきことをやって、後は自由。
先義後利(せんぎこうり)の考え。
本来の意味とは違うのかも知れないけど、義務を先に果たして、後から利益(ゲーム)を得るという考え。
おそらく松丸家は中学受験のときなのかなと思います。3時間というのは。中学生なら90分とかでいいと思いますし、設定する時間自体は各家庭でアレンジするといいと思います。
中国では平日はゲーム90分まで、夜10時以降はゲームできないなどの規制があります。
背景にあるのはアヘン戦争。中国は過去外国にアヘンをばらまかれ、国民が堕落し、国力が低下したいという歴史がありますよね。スマホゲームは現代のアヘン。精神的麻薬。なので、国民が堕落しないように規制が必要という考え。僕はかなり同意できます。
日本でもお酒やタバコは20才から。自制心が育っていない未熟な未成年に、判断はきかないからですよね。(脳が成熟して自制心が効くようになるのがだいたい20才。)
もちろん自分でやるべきことをやって、その後自由という感覚をすでに持っているお子さんもいます。それならば、あえてこういうルールを作る必要はありませんし、本人に委ねればいいと思います。
また現時点では自己コントロールが効かなくても、ルールを守ってうまくやれて成長したと感じましたら、だんだんとルールを緩めていこうね、という約束をしておくのもいいと思います。(希望がもてる。)
テスト結果が悪くて、母が機嫌が悪くなり、スマホ時間の制限へ。
事が起こって、お互いに不穏なときにその流れで話し合いをするとうまく行かないです。
話し合いはお互いに気持ちいいときに。何もない平穏なときに話し合いましょう。
母:あのさー、ちょっと真剣な話があるんだけど、ちょっといい?
子:えっ、何?
母:私はやるべきことやってその分自由であるべきだと思うんだよね。
子:まあ、そうだね。で、だから何?
→これなら話し合いになります。
お互いに平穏なときに。何ならケーキとか食べているリラックスしたティータイムにでも話し合いをするといいと思いますよ。
ルールは一度決めて終わりではなく、定期的に振り返り、変えてもいいものです。
なので、ルールを決める際に、「また1月後に、相談しよう。このままで行くのか、それとも変更するのか」とルールは本人次第で変わりうる。
そして、最終的には自制心が育ち、ルールがなくても自分でやるべきことをやり、その後に自由にスマホを使えるという義務を果たしながらも権利を拡張するのを、親としては期待しているよ!というメッセージも伝えておくべきでしょう。
このあたりは設定はおすすめの設定。2008年からスマホを使い、スマホ歴14年の小池がおすすめする設定です。
1つ1つのアプリを全部通知オフにする。アプリ名をタップ>通知を許可 をオフにする。
これでLINEの返信を5時間に一度ぐらいでまとめて一気にやるんです。ちょこちょこ返信するより、効率よく一気にできます。ムダな時間がなくなります。
そんな緊急なことってないですよね。
今だとデフォルト(初期設定)が通知オンなので、バンバン通知がきていて、即レスする人が多いですが、自分の集中して考える時間がなくなります。
とくに気が散りやすいお子さんは、スマホの通知音がなりまくっている環境では、自分の頭で考えたり、目の前のことに集中する時間がなくなります。
ブーってふるえる音(バイブ音)がなることも、意識をもっていかれる原因なので存在を忘れるためにはマナーモードじゃダメですよ。
そんなに重要な連絡来ないんで大丈夫です。先に段取りを組んでおけばいいです。
iPhoneであれば、歯車マークの設定をおし、スクリーンタイムをタップします。
アプリの使用時間の制限をオンにします。
時間は各ご家庭で決めるといいと思います。
勉強時間を90分確保するとしたら、中学生ならスマホ・ゲームの時間(スクリーンタイム)で合わせて2時間とかですかね。
これをオンにします!ここ忘れると台無しです。制限を無視ができてしまいます。
スクリーンタイム>休止時間>スイッチオン>開始時間と終了時間を設定(例. 開始21:00~終了7:00だと、夜21時から朝7時までは使えない設定になります)
休止時間になると使用許可されたアプリだけが使えるようになります。
スクリーンタイム>常に許可>常に許可に使用したいアプリを加える
ここは電話だけにすると良いと思います。時計などの標準機能は休止時間中も使えます。
声がけ、意識づけだとケンカの元になるんで、基本的に設定でどうにかしたほうがいいかなと思います。
できるようになったら設定解除して、セルフコントロールへという順番が自然かなーと思います。