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国語力って大事ってよく言うじゃないですか?僕も本当にそう思っています。うちにも子供がいるんですけど、国語(≒言葉の力)が最重要だと思っています。
人間は言葉で考えるので、言葉が自由に使いこなせる子は頭いいわけです。塾の生徒を見ていても強く実感します。万が一、現在の成績がよくなくても言葉の力がある子は後でどうにでもなります。
そんな重要な国語力(≒言葉の力)について、どう磨けばいいかを説明します。
本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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よく見かけるヤバイ事例です。あまりにそういう子が多すぎて、ヤバイということに気がついていない人が多いですが。。。
問題をとければいい。本文を読むのはめんどくさい。これってヤバくないですか?文章を読める力をつけるのが国語の目的なのに、問題とくことが目的になっていません?
本文を読まないと同じですが、答えっぽいところを探すだけ。意味分かんないけどそれを書く。でも、それで文章読めるようになるんでしたっけ?自分の頭で考えられるんでしたっけ?
選択問題が多いから、それっぽいものをなんとなくカンで選ぶ。選択問題の解き方は全部消去法…。それだと記述問題が解けなくなります。なにより思考力がつかない…。
消去法は最終手段。それが標準化しているのはおかしい…。
論理的に考えて問題を解こうとしていないと記述問題は解けない。記述問題を増やそう(=思考力鍛えよう)という流れについていけなくなります。
筆者の主張がつかめていないからそうなるんですよね。筆者の主張はこれだ。それを説明するためにこの具体例がある。と文章の構造をつかまえながら読まないと。
国語の文章はただの文字の羅列。読んでいるといっても頭の中で音を発しているだけ。意味がわかっていない。
これらは全部かなりヤバイです。早めに対処してあげたほうがいいかと…。
上の文章を読んで見てください。「何の話?」とお子さんに聞いてみてください。
「ポテトチップスの話〜!」と答えました? …違いますよね。
ぐうぜんや失敗から生まれたものが大成功することもあるって話ですよね。
それの1つの例として、ポテトチップスの話があるわけです。主張と具体例の区別をしないで具体例にばっかり引っ張られてませんか?
超シンプルにいえば、筆者のイイタイコトを考えながら文章を読めば良いんです。
ただよくある問題集は、適当に探せば回答が選べてしまう問題が多いんです。だからどうしても適当に答えっぽいところを探す読み方になります。
筆者のイイタイコトはなんですか?とシンプルにたずねてあるのがいい。そして文章がおもしろいといい。なかなかいい問題集がないんですよね…。(僕は○○○しています。)
また当然筆者のイイタイコトを探すコツはあります。具体例をあげると、抽象と具体、原因と結果(因果関係)、対比、比喩の理解、鳥の目・虫の目、指示語がさしていることを考える…など。
これらをちゃんと説明してあげることが大事でしょう。
ちなみにこれらの説明がちゃんとしてある問題集を探すのは大変です。
まあ説明してある本もあるんですけど、その問題構成(量・並び順)じゃ習得はできないんじゃないかな?っていうものが多い。
仮にいい問題集が見つかったとしても、国語力のない子に文章だらけの国語の問題集をやらせるのって結構難しいですよ。
結構工夫が必要。となりに誰かが座って、少し対話も交えてやっていかないと。
自分が国語の勉強をしているときも苦しかったはず。
人間は言葉で考えます。相手の説明していることを言葉で理解します。
言葉の力=水をすくうバケツだと思ってください。穴だらけのバケツで水をすくっても、水は全然たまりません。
言葉の力が弱いまま勉強をしても、他人が1時間で理解できることを、2時間かけないと理解できません。言葉の力が強ければ、30分で理解できます。
一生懸命勉強しているのに、長時間勉強しているのに成果がでない。マジメな頭の悪い子になっちゃいます…。かわいそう…。
読書と会話が一番重要だと思います。毎日のことですから影響力が大きい。毎日1時間読書をしている子と全然読書をしない子では勝負にならないです。
1日1時間。1年で365時間。10年で3650時間。読み聞かせも含めて、乳幼児期から言葉の力を鍛える戦い(?)は始まっています。
しかも、そのことに気がついて後から挽回しようとすると、幼少期からやってきている子と比べ大きなハンデをせおっています。穴のあいたバケツで過ごしてきた期間があるからです。