身につけていきたい力:「推測力」が大事(英語の教科書和訳の例を用いて)

勉強での推測の大切さ

昨日の中2英語の授業。教科書予習をやりました。

当塾で大事にしているのは、

  • 知識に頼らないで推測をすること
  • 文構造(SVOCM)を理解して、高校英語への橋渡しをすること

です。どういうことなのか解説します。

例えば、教科書の英文にこう出てきています。※試しに読んで見てください。

中2学校の英語教科書 ワンワールド 6月にやるないよう

で、ほとんどの中学生は grooves という単語の意味がわかりません。

groovesって何?

となって、完全に思考停止。

せんせー、groovesってなんですか?

と勇気ある生徒が質問してくれます。しかし、それじゃあダメです。まず推測をしないと。

ペットボトルのデザインを褒めています。

えっ?なんで?と、どこがいいデザインなのかが話題の中心です。

こう訳すことができたとしましょう。ここで勘のいい人は grooves はひょっとしたらあれかも?と思考をめぐらせます。

groovesは

  • ペットボトル持つことサポートするもの
  • ボトルにほどこされたデザインである

というヒントをもとにして単語の意味を考えるのです。

正解は「溝(みぞ)」です。

出典:サントリー

ペットボトルのくぼんでいるところですね。

こうやって考えている間の生徒はいきいきとしています。アレかな?アレじゃない?と議論を交わしています。この推測が大事なんです。

今回、groovesのヒントになったのは、後ろの文ですよね。こういうことって非常に多くあります。

でも、分からない単語があるとそれしか見えない。思考停止する人が本当に多い。

また、少しは推測を試みるけど、次の文を読まずにその前だけで考える人も多い。わからない単語があることが許せない。心折れる。そんなところでしょうか。

でも、大事なのは英単語をたくさん知っていることじゃない。英語力があることじゃない。

限られた知識を最大限使って、なんとか正解ににじりよる気合いです。

頭のいい子はこういう思考をよくします。

当塾では自然と、そういう思考パターンが身につくように指導していきます。

だから、

せんせーgroovesがわかりませ-ん。

groovesは溝だよ。単語練習しよっか

→いや違います。groovesなんてマニアックな単語を暗記しても仕方ないです。推測できる文章になっていますよ。

せんせーgroovesがわかりませ-ん。

→辞書引いてみよっか。調べるの大事だから。

→いや違います。それも結局知識に依存しています。この単語は推測させたいってのが教科書を作った人の考えでしょ?(たぶん)

推測力を養うチャンスを潰しています。

早稲田大学の英語には、よくこの手の問題がでます。受験生が絶対に知らないであろう単語を文脈を使って推測させる。ロジカルに詰めていけば、正解が導けるようになっています。

早稲田大学がほしいのは、知識に依存しすぎず、自分で考える力のある人なんですね。

実は教科書ってよくできています。でも予習するといっても、全部辞書で調べて、英語と日本語訳、単語の訳の書かれたきれいなノート作って、自分の頭ではほとんど何も考えていないノート作り…。

こういう予習をしていると頭の使い方(推測力)が育ちません。

単語の説明もほとんどないまま、いきなり和訳に挑戦する。極力推測して。良い授業していますね~。

当塾の英語授業で使っている和訳の問題例。教科書和訳。初見でいきなり和訳をすることがポイント。生徒たちはペアワークで、1文ずつ英語を読み、日本語訳をします。この1枚でだいたい7分ぐらいで下までやりきります。

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この記事を書いた人

小池てっぺい先生のアバター 小池てっぺい先生 ランゲージ・ラボラトリー塾長

白浜中→安房高校→慶応経済→リクルート→ランゲージ・ラボラトリー塾長。
効率的に勉強する方法や、努力を継続する方法を編み出し実践。高校で学年ブービーから、予備校トップ講師の授業をうけ、早稲田・慶応・上智に逆転合格。トップ講師の授業を中学生向けにアレンジして提供。館山市でも学年トップクラスを多数輩出。塾長小池の自己紹介

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