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人によっては、数学を捨てるという判断もありです。
実際にこういうことがありました。
中3の子。東進の数学・確認テストになかなか合格ができないので、テキストを持ってきてもらい、隣に座らせ、✕の問題を数題やってもらいました。計算の過程がよく見えるので、なぜできないのかが手に取るように分かります。彼女の場合は、小学生の分数の計算でつまずいています。
実は結構こういうパターンは多いです。
そこで考えられる打ち手は2つあります。1つは小4の算数のドリルからやり直すこと。おそらく分数だけでなく、他にも穴がたくさんあると思います。小4からやり、中1 中2 中3と時間をかけてすべてを根本的に解消するというプランです。
相当時間がかかるので、普段の塾に加えて、週3回ぐらいは塾に来てもらって、やらないとやりきれないと思います。(ちなみにビリギャルはこれをやりきって、慶応に合格しました。)
もう一つのプランです。それは数学を捨てること。彼女の得意を分析すると、国語が良くできて、日本史も好きであると。どう見ても私立文系タイプで、数学選択は将来的にないと思います。どうしても数学を使う分野に進みたいとか、国立大学に絶対に行かなければならないとか、何か数学を使う必然性があるのであれば、数学を根本から治す必要がありますが、そうでなければ意外と数学を捨てることはできます。
もちろん、「数学をやらないと論理的思考力が…」というのはよく分かるのですが、数学という科目を通さなくても、論理的思考力を鍛えることはできます。日本史の論述だって相当、論理的思考力を必要とすると思いますよ。
明らかに苦手意識がある数学で論理的思考力を鍛えなくても、楽しんでやれる日本史で論理的に説明できるようになればいいじゃん、と小池は考えます。
この二つのプランがあるという話を、本人・親御さん双方にして、どちらのメリットデメリットも説明した上で、どうして行くかを決めました。
彼女は数学を捨てて日本史を極めていくという選択をしました。東進では数学の予習講座をとっていましたが、それを歴史に変更。※変更手数料が2,200円かかります。また、塾にある歴史漫画や歴史本を片っ端から読んでいこうと話しをしました。
気持ちが入り、勉強楽しい!となるといいですね。今後も観察していき、もしかしたら経過・結果を報告できたらと思います。
塾生サイトには、この話の続きを塾生だけが読める記事で載せています。塾生サイトで読む
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同じ350点でも70点オールの350点より、英国社90点、数理は40点(合計350点)のほうがいいです。
中学までは幅広く平均的に育てていくという発想ですが、高校では、深く三教科を専門性を持って学んでいくという形に変わります。(国立は6教科ありますが、配点があきらかに3教科に偏っています。)
苦手を潰して、どの教科も対してできない低レベルオールラウンダーよりも、確固たる自信のある教科を持っている凸凹スペシャリストのほうが大学受験に勝てます。
また本人の自信という意味でも、スペシャリストのほうが良さそうじゃないですか?
歴史を語らせたら、学年一位のこよりも語れる。活躍の場がある、というのは自己肯定感を爆アゲすることでしょう。
なぜこの話をしたかというと、ほかにも同じような状況のお子さんがいるのではないかと思います。
数学は難しい科目です。ほとんどのお子さんが私文にいきます。数学を使いません。(私立文系は52%!ちなみに国立文系10%、国立理系13%、私立理系25%です。 ※2024年 文科省データ)
しかも安房高校だと、もっと理系の比率が低いと思います。1~2割しかいないんじゃないかと思います。(後でデータを見てみます)
首都圏で中学受験でガッツリ数学やってきた人たちと、数学で勝負するのは至難の業です。中学で数学90点取っている子たちでも、ほとんど高校数学で脱落していきます。
数学のセンスがない→自動的に文系。であれば、将来使わない数学という教科に莫大な時間をかけるのではなく、自分の武器となる社会を磨いていくのは戦略としてありだと思います。
なお社会は、日本史、世界史、政経(公民)、地理のどれかが選べます。例えば日本史選択をすれば、日本史だけでいいんです。
東進の講座で比較しても、歴史は3年間で24コマだけ。数学は144コマあります。歴史の楽さがわかるのではないでしょうか。
※地理受験は受けられる大学が限られてしまうので、よっぽど地理大好きでなければオススメしません。


今数学で90点とっていて、数学が得意なんですが…と言う人も、ほとんど高校数学で絶望します。今数学で90点取れているのは、数学に莫大な時間を投下しているからではないですか?塾でたくさんやっている。だから数学ができる。
でも、数学の代わりに社会に時間をかけたらどうでしょうか?社会のほうができるんじゃないですか?条件を等しくして比較していかないと真実はみえませんね。(理科の対照実験の考え方)
数学は僕も好きです。楽しいのでぜひやってほしいと思います。しかし、
そんなごまかし数学でも、中学の定期テストレベルでは90点とれてしまいます。


地域的には数学選択をする人は2~3割しかいないです。数学を捨てることはマイノリティ(少数派)じゃない、むしろメジャー(多数派)です。
ITの時代で数学的思考力が必要という話しもわかりますが、現場で数学センスがない子たちを見ていると、運動神経が悪い子に野球選手を目指させているような戦略のなさを感じます。
ずるずると数学を諦めきれなくて、次の模試で偏差値50行かなかったら諦めます…と毎回言いいながら、結局高3夏で社会に転向して、もっと早く社会しておけばよかった…と言っている子を五万と見てきています。
小池に相談してください。そのうえで社会選択を決めたとしたら、
社会(歴史)を超得意にするための具体策として、
政経選択、地理選択でも同様です。
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ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
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