面接でよくあるお悩みと対策

高校3年生に面接練習をしている。月1で来てもらい4月~10月にかけて練習して、11月の本番の試験に備えている。面接練習はなかなかおもしろい。僕は就職活動のときに面接をかなり研究した。就職後もリクルートで4年弱働き、面接と向き合ってきた時間はそこそこある(リクルートは採用支援事業を行っている)。

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面接はPRの場であることを忘れてはならない

「あなたの趣味はなんですか?」

プロ野球観戦です。小3のころに父に東京ドームにつれていってもらい、それから野球に興味を持ちました。中学では野球部で、今は巨人が大好きで家でもTVで毎日のように野球を見ています。

家族の中が良さそうな感じがするし、野球好きの面接官ならシンパシーを感じるかもしれない。しかし、厳しい言い方をすれば「だから何?」という感じもする。

野球好きなら採用、サッカー好きなら不採用、ということはもちろんない。先程の話だと、野球が好きであることしか伝わらない。面接はあなたの有用さを感じさせ、面接官に認めてもらう場だ。お見合いに来ているわけではない。

詳しくは伏せるが彼は事務能力が高いことをアピールしたい。ならば趣味の話にも事務能力の高さをほのめかすPRができるといいのではないか。

例えば、

僕は野球が好きで、小学生のころ友人と毎日のように家で野球をしたり、ゲームしたりしていてました。野球にドはまりしていたのでゲームでもパワフルプロ野球という野球ゲームをしていたのですが、試合が終わると選手の成績を方眼紙に書き出して、打率を計算して、個人成績をつけていました。そして130試合対決してペナントをやろうと言って、全部書き出していったんですね。その試合の分だけなら楽でしたが、過去の分と合算していき累計を出すのは大変でしたけど楽しかったです。小5の算数で割合という単元でもそのときの経験はメチャクチャ訳にたちました。

これは僕の実話なのだが(130試合はいかず、20試合ぐらいで飽きてしまったが…)、ちょっと数字が好きそうで、やや変態的こだわりを感じる。さりげないアピールになっていると思う。

面接ではキャラを立てろ

面接では短い時間で相手に「こういう人である」と理解してもらう必要がある(もちろん有能さもあわせて)。

たいていの受験者は、面接用に鎧をまとっている。だから、本音が見えてこない。どこか嘘くさいのだ。また色々なことをバラバラというので、どの子も同じことを言うようにしか感じない。

自分はこの面接で、相手にどんな人間であると伝えたいのか?しっかりと設定を持って望むとよい。出来杉君のように勉強をできるし、スポーツもできる。対人関係も良好でリーダーシップがとれる。採用してもらえたら、同期のリーダー、いや職場のリーダーとして活躍できそう、というキャラなのかもしれないし、のび太くんのようにそんなに器用ではないから最初からうまくいくわけではないけど、地道に続けていくことで隠れた才能が芽吹き、晩年結果が出せる大器晩成タイプ。一芸に秀でたスペシャリストになれそう、というキャラなのかもしれない。

自分がどんなキャラであると相手に伝えたいのか、設定をハッキリ持った方がいい。大抵の子は設定が曖昧だ。だから、「何でもできます。」と言いがちで、じゃあ証拠となるエピソードは?と聞くと、大したエピソードが出てこない。多少デフォルメするぐらいがちょうどいい。面接ではわかりやすさが重要だ。

例えば、事務好き、数字好きをアピールしたいとする。性格は細かくて、几帳面、そしてきれい好き。ただ、言われたことをやるだけでなく、自分で軍略をたてることも好き。肉を切らせて骨をたつような大胆さも併せ持っている。諸葛亮孔明のように。そんなキャラ設定をしたとする。

設定があると質問への回答に一貫性がでてくる。

あなたの強みはなんですか?

数字を元に作戦をたて成果を上げることです。例えば~。

趣味はなんですか?

野球です。野球部のときにこんなエピソードがあります。野球の練習の効率化が課題だと思って、10分ノックのときの、一人当たり捕球回数を測定しました。野球は待ち時間の長いスポーツで…(数字を元に作戦をたて成果を上げるエピソード)

友人からはどんな人だと言われますか?

細かいっていわれたり、大胆っていわれたりします。なぜそう言われるかというと、野球で作戦を立てるときにデータをめちゃくちゃ細かくとって、数字化するんですね。結果として、これ意味ないからやめてこれにしましょうって監督に提案したことがありまして、…

なぜ学校事務を志望したんですか?

私の強みを活かせると感じたからです。数字を見て、ムダなコストを抑え、本当に学校が大事にしていることに投資ができる体質を作っていきたいと思います。例えば、学校では…。

といったように、一貫性を持った回答、キャラのたった受験者になるといい。

相手に伝わりやすいし、自分も回答を迷わなくてすむ。

考えていなかった質問に弱い…

考えていなかった質問に答えるのは具体から先に考えるのがコツだ。

例えば、コミュニケーションを取る上で大事なことは何だと思いますか?という質問に大抵の人は抽象から考える。すると、

相手の話をよく聞くことかなぁ?、相手のレベルに合わせてわかるように伝えることかなぁ?でもありきたりだよな…、正解はなんだろう?

とモヤモヤと考えて答えが出なかったりする。そうではなくてコミュニケーションを取るときに苦労した自分の経験を思い浮かべる。

具体:例 例)りんご
抽象:まとめ 例)フルーツ

例えば、コミュニケーションで苦労した経験。そうだな、野球で自分のチームで野球をするときは、のびのびとやれるけど、安房選抜でみんなが集まっている場にいくと萎縮してなんかうまくしゃべれないんだよな。なんでだ?みんながうまいから?それもあるけど、自分のチームでうまい先輩たちに混じってやっているときにはのびのびやれるんだよな。安房選抜では、評価されている、見られている、それによってみんなにナメられるんじゃないか、スタメンに選ばれないんじゃないかって結果をきにしているんだよな。だから目の前のことに集中できない。って事は、コミュニケーションで苦労するときってオレの場合は、自分の評価が定まっていない場で他人からどう評価されるかビクついているときだよな。でも、評価を気にしたところでしばらくすれば、なるようになるし、本当は目の前のことに集中すべきだよな。

と一瞬で考える。ポイントは具体から抽象を導きだすこと。

コミュニケーションを取る上で大事なことは、他人からどう見られるかを気にせずに目の前のことに集中することです。私は野球をやっていて自分のチームではのびのびやれるのですが、選抜チームだと~。

と話して行けばいい。自分の体験に基づいた説得力のあるトークができるようになると思う。

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この記事を書いた人

学習塾業界12年の教育の専門家。千葉県館山市でハイレベル層に向けた学習塾を運営。生徒の90%以上が安房高校以上に進学。4児の子育て中。
【経歴】安房高校→慶應義塾大学経済学部→リクルート→ランゲージ・ラボラトリー。
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