2025年1月 成績優秀者

久しぶりに気合を入れて生徒の成績を集めてみました。2025年の1月実力テスト(学校によっては確認テストというよび方をします)の、学年上位3割を成績優秀者と定義して、発表したいと思います!

※名前は伏せています。

目次

中3 成績優秀者

学校平均点 222点の難しいテストです。
定期テストではなく、実力テストの結果です。

当塾の授業の時間配分的には

数学>英語>理>社>>>>>>国語

となっていて、だいたいその通りの結果になっているかなと思います。

中2 成績優秀者

学校平均252点の難しいテストです。

定期テストではなく、実力テストの結果です。

塾生平均が学校平均をどれだけ上回っているかを見ると、英語が+15.7で思ったより低かったのですが、これはテストが簡単すぎて平均点が63.7と高いためでしょう。(テストが簡単すぎると差がつきにくいため)。英語の実力はもう少しあると思いますので、もっと難しいテストをやればもっと結果がでると思います。

中1 成績優秀者

学校平均269点の難しいテストです。

定期テストではなく、実力テストの結果です。

全体のレビュー

3年間かけて仕上がってきている

学校平均との差
中1+85.9
中2+96.9
中3+125.7

たまたま学年ごとに頭がいい子の割合が…という話もありますが、現場を見ているとそうでもなく、3年間かけて仕上がってきている印象があります。

数学や英語は、特に中1からいた子たちは基礎がバッチバチに固まっていて、応用が効く子が多いなと思います。数学の関数であったり、英語の分詞や関係代名詞などの難所はとくに。

3年かけて仕上がってきている子たちの例

新入生テスト最高順位
ほぼ中3成績
館山中82位15位
館山中46位14位
館山中117位9位
館山中26位
中2で入塾。入塾時の順位
3位
館山中75位15位
館山中74位11位
2025年在籍の中3生たち

入塾時の成績と最高成績を書いてみました。最高成績なので、多少変動はするのですが、勉強はやればできるかなという自信(成長マインドセット)を持てるので、そこがやってもわからないとうなだれている子たちとは違うかなと思います。

また順位は20位以内ぐらいまでは上がりますが、ずっと上がり続けることはなく、上で渋滞を起こします。20位以内ぐらいになればまあまあ勉強は理解できているし、一生懸命やっているからOKという認識でいます。順位競争をゲームとして楽しむのは別にいいと思いますが、それよりも深い理解をしながら、早く中学の勉強を終えて大学入試のための勉強に入ったほうがいいと考えています。

成績の伸び方はいくつかのパターンがあるんで我慢が重要

  • 入塾してすぐに成績が伸びていく子。すこし時間がかかる子。
  • 中1で伸びる子、中2で沈む子、中3で伸びる子

タイミングがありますので、すぐに伸びないからとか、中1は良かったけど中2は少し停滞したかな、でも中3でまたひと伸び来た、などあるんですけど、継続することが大事だと感じています。テストの点数というわかりやすい結果でなくても、土台を積み上げているので。

全体としての良い点(当塾の強み)

  • 数学が抜群にできる。中3実テで100点はまあまあ難しいですが、3名100点。学校平均43点、塾生平均74.6点と学校平均+31.6点はお見事。
    • 絵図を書いて、自分で考える力。パターン暗記ではない数学をやっていくので、学年があがり問題が難しくなるほど差がついていきます。
  • 英語ができる。中3で花開きます。学校平均40点に対して、塾生平均70点と、+30点。当塾の英語は原理原則、推測する力を大事にしていまして、学年が進んで複雑になっても同じように簡単に考えられる力を養っていきます。また、小学生のころから英語をガッツリやってきている生徒が少ないので、中1は苦しいですが、中2で追いつき、中3で追い越すイメージです。高校での予備校の授業との相性も抜群です。

小学生から英語チーム中学から英語スタート組で遜色ない

赤い網掛けが小学生から英語をやっていた組です。

小学校から英語をやっていなくても、中学から始めても遜色ないですよね。小学生が1日1時間勉強するとして週7時間。それを英語ができるために週4時間英語にさく。英語は特に初期は暗記が多いので、暗記型勉強になってしまいがちです。それよりも考える勉強をしてほしい。だから小学生は算数と国語だ、と小池は考えています。

悪い点

  • やはり国語ですね。ほぼ時間をかけれらていないのが、現状で中3向けの作文の授業は一部行っていますが、読解の授業はほとんどできていません。理由は、数学と英語・理科社会の指導にかなりの時間をさいていて、そこまでたどり着いていません。

改善策

  • 東進コンテンツを導入して国語授業を行っていきます。数学については、短時間でスパッと理解しているお子さんにもしつこすぎる反復をしているので、そこまで反復しなくていいなと思う子はその時間を国語に割り振れます。(もちろん、短時間で理解できない子はしつこい反復を必要とするので、国語の時間がとれないかも。)
  • 結局、その場で100%集中して一撃で理解する気持ちを持つこと。思考力・言語力・理解力をそのものを高めていき、一撃で理解する能力を持つこと(暗記型の勉強ではなく)。それができないと何処かにしわ寄せが行くんだと思います。
目次