【中3生・保護者の皆様へ】次の4講座の選択と、入試以降を見据えた学習戦略

中3生はいよいよ「受験生」としての本格的なスタートラインに立つ時期を迎えています。
今回は、定期テスト後に進めていく次の4講座の選び方と、その後の進路戦略や決済についてご案内いたします。


目次

まずは、次の4講座を選びましょう

定期テストが終わり次第、この4講座をどんどん進めていきます。
ここでしっかり“貯金”を作っておくことで、入試直前の伸びが大きく変わってきます。


講座の取り方は2パターンあります

  1. 先取り型(英数をどんどん進める)
  2. 定期テスト対応型(次のテスト範囲を確実に固める)

どちらもメリットはありますが、余裕がある生徒ほど「先取り」がおすすめです。


教科ごとのポイントと講座選び

数学

残っている単元は次の6つです:
平方根/二次方程式/二次関数/円/相似/三平方の定理
特に「相似」「三平方の定理」は高校数学にもつながる重要単元です。

※人によって差があり、平方根二次方程式まで終わっている人が大半。その場合は残りは二次関数以降。以前の体験で相似だけ受講している生徒もいます。

英語

残りの大きな山は、分詞関係代名詞です。
この2つは中学英語でも最難関で、理解不十分なまま高校に進む生徒も多くいます。
これまでのように単語を並べて訳すだけでは通用しなくなるポイントです。

文法を終えた生徒には「長文読解」の受講を強くおすすめします。


さらに進んだ生徒には「高校入試対策まとめ講座1・2」も用意しています。

国語

国語の実力を伸ばすには、「初見の文章を読む力」が不可欠です。
定期テストと入試はまったく別物。しっかりとした読解トレーニングと解説が必要です。

授業は「30分予習+90分授業=合計2時間」。大変ですが、その分確実に力がつきます。

  • 最低でも「論説文」は受講
  • 余裕がある人は「物語」も
  • 「古文」に苦手意識があり古文を選ぶ生徒もいます。

古文は配点としてはそれほど大きいわけではありませんが、大学受験でも実はそこそこ重要な科目です。苦手意識が強い者は独学で勉強するのは辛いので、受講もアリかなとも思います。

社会(公民)

社会を予習で進めるなら、「政治」分野からスタートがおすすめです。

  • 「現代社会」は簡単なので不要
  • 「政治」「経済」は高校入試で頻出
  • 教科書の順番でも「政治→経済」と進む

理科

理科は予習で進めるなら以下の2択です。

  • 物理分野:運動の法則・エネルギー
  • 地学分野:地球と宇宙

※東進の講座は「予習型」が前提です。苦手だから復習で取る、という使い方には向いていないように感じます。


モデル受講例(参考)

大きく2パターンあると感じています。東進の確認テストをほぼ一発で合格でき、先にどんどん進めること。なかなか一発で合格できずに苦しみながらやっている子。先に進められる子はどんどん先取りをしていきましょう。

先取り型

  • 数学:二次関数、相似、三平方の定理、円から2つ
  • 英語:長文読解、高校入試対策英語1から1つ~2つ
  • 国語:論説文、物語から1つ

英数国を中心として、理科社会はテスト前にランゲージ授業で勉強していく。

安定して志望校の合格ラインを早々に超えることができた場合には、高1の数学に早く入っていきたいと思っています。早い子は中3の11月から高1数学に入っていき、1年間前倒しで進めていければと思います。

数学は特に難しくて高校でみんなが苦労している教科です

定期テスト対応型

  • 数学:二次方程式
  • 英語:分詞
  • 国語:論説文または小説
  • 社会:政治分野

次回定期テスト範囲を意識して勉強していく形。2単元先、3単元先となるとなかなか辛いという子はこちらの方がおすすめ。

理解力、勘の良さみたいなところで、2単元先、3単元先まで行けるかどうかが分かれてきます。

高校入試の合格ラインギリギリのお子さんは、先取りとか高校の勉強などと言っている場合ではないので、高校入試対策にしっかりと時間をかけていきます。場合によっては、Languageの集団授業だけでなく、個別指導も組み合わせてやっていくことも考えてもいいと思います。

個別指導は、ランゲージ集団授業との組み合わせの場合は、プラス9,000円で、週1、90分です。


決済について

講座の決済方法は、以下のいずれかになります。

  • クレジットカード払い
  • 銀行振込

また、東進講座の受講生については、ランゲージ・ラボラトリーの通常受講料を割引し、講座代金と相殺する形で調整しております。

決済URLについては個別にLINEでお送りしますのでよろしくお願いします。

料金のイメージ

3月にお支払いいただいたもので、3・4・5の3ヶ月分と当てさせていただいています。6月にお振り込みいただく分が、6・7・8月のお代とさせていただきます。


ここからが本番です:高校入試の「その先」を見据えて

例年、部活が終わった夏以降の過ごし方が、その後の人生を左右します。
「高校入試は余裕」と言われるお子さまでも、真剣に学ぶことで大きく成長します。

そして、高校の学習内容は中学の基礎が土台です。
この夏に「カチカチに基礎を固める」ことが、高校での伸びしろを決めます。


高校入試の得点と大学進学はつながっている

当塾資料より

実際に指導をしていて、次のような傾向が見えています。

  • 高校入試で400点以上を取って進学した生徒は、千葉大などの難関国立大学に進学可能
  • 同様に、早慶上智といった最難関私大にも十分に届きます

このように、高校入試の得点と、その後の進学先は強く相関していると考えています。

頑張る力がどれだけあるかが、高校入試、大学受験の結果を左右します。いざという時に本気でやりきれる力を、この高校入試を通じて作っていきましょう。


中3から高3までの「4年間の戦略」を一緒に立てましょう

同宿の資料より一部抜粋

高校入試がゴールではありません。
中3〜高3の4年間をどう過ごすかが、大学進学、そしてその先の人生にも大きく関わります。

私たちは、その戦略づくりを全力でサポートいたします。

目の前の定期テストの勉強だけを積み重ねていった結果に、大学受験があるとは思えません。どうしても小手先の勉強になってしまうことが多いので、本質的な深い授業を受けていき、深く理解していく勉強をしていきましょう。
必要な情報・設備・授業はすべて揃っておりますので、進路に関するご相談もお気軽にお申しつけください。

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