MENU

\24時間OK/

\平日9-16時 土日祝9-18時/

\無料、お気軽に!

中1英語がかなり難しくなっている(昨日の中1英語より)

中1英語がかなり難しくなっている。

一文の長さが結構ながい。

印象としては以前の中2、中3レベルの英文が
中1で出てきている。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

\お気軽にどうぞ/

目次

中1英語の1文が長くなっている

【引用】ワンワールドL7-3(上の画像と下の画像で合わせてL7-3)

まずまずの語数。

館山中の今回のテスト範囲はL7とL8。

L7は1~3まで。L8も1~3まであるので、
上記の文章が6個分ある計算だ。

合計の語数も多いが、
1文の長さが増えてきている印象がある。

中1英語を単語をつなぎ合わせるだけだと…

一文が長いので、単語つなぎ合わせではなかなかしんどい。

なので、カタマリで捉えられるようになりたい。

例えば、

この文章。

inなか a1つ global地球 society社会  
doする? people人々 haveもつ? 
toん? あっhave toか。
しなければならない・・・。

こんなふうに考えているとめんどくさくなる。

だから、大抵の子は1つ1つ見ることをやめる。

globalグローバル

people人々

many languages たくさんの言葉

→あっ「グローバル社会でたくさんの言葉を人々がしゃべる?」

という連想ゲームを始める。

タチの悪いことに、
たいていあたってしまう。

特に学校の教科書では、
授業で一度解説を受けているので、
なんとなくストーリーを覚えている。

だから当たるんだけど、
これってかなりあやうい。

その状態を続けていると
ちょっと単語がわからなかったり、
見たことのないストーリーを
読むことができない。

もちろんそれじゃ通用しない。

文章が複雑になってくると
適当につなぎ合わせた連想ゲームの
正解率が下がってくる。

当たり前だ。

中1英語をカタマリでとらえる意識を持ちたい

英語はルールがカチッと決まっているので、
ルールを理解しながら勉強したほうがいい。

例えば、先ほどの文章は英語ができる子はこう見ている。

おおきく4つのカタマリだ。

こうやって見えれば、
語数でいうと11の長い一文だが、
4カタマリと捉えればそれほど長くない。

じゃあカタマリとして捉えるにはどうするか?

実際の授業はこんな感じ。

先頭inだね。
inは何詞?

前置詞~!

前置詞の後は100%・・・?

名詞!

前置詞+名詞はどうする?

セットで修飾語!

はい、じゃあカッコして。
doが来てるね。どういう意味?

疑問文!

そう、しかも一般動詞の文章のね。

次が先頭になるから主語が来るはず。
主語はpeopleだから、なんて訳す?

人々

そうそう。主語には「は・が」をつけるんだよね。

次は動詞。どれが動詞?

have to learn

そうそう。have to~だと「~しなければならない」になっちゃうから何すべき?って気になる。
だから、learnまで入れて「学ばならければならない」って考えるんだよね。
助動詞と動詞はセットで1つの動詞。

「人々は 学ばなければならない」まできた。
すると、次に来るのは?

「~を」

そうそう。目的語だね。
じゃあ「何」学ぶの?

many languages
たくさんの言語を~

そうだよね!

とこんな具合だ。

カタマリ化して捉えることができるのは大事。

そして、主語、動詞、目的語、修飾語。

役割というがこれがわかると推測がきく。

役割(SVOCM)がわかると推測ができる

小学生英語 当塾の自作問題より

小学生の英語の問題より。

Germanという単語は知らないとする。

speakの後に来ている。

ということは、「~を」だから、
なんか話すものだな。

あるいは、話す相手の人?

大文字だし。

人が言葉かな?

と推測ができればOK。

その後にGermanはドイツ語だよ。

ゲルマンってよめるじゃん?
ゲルマン民族大移動だよ。

なにそれ?
知らない!

じゃあキャプテン翼のドイツ代表のカルツ。
「ゲルマン魂見せてやる」って言って「ペッ」って
ようじ捨てるじゃん。

しらない。
(サッカー少年でたまにキャプテン翼を知っている子もいる)

とまあ、具体例では
スベっているが
動詞の後は、目的語。
目的語は動詞の相手になるやつ。
「~を」「~に」が多い、
と捉えておくのは重要だ。

論理的に推測ができるようになる。

難関大学の受験英語には、
役割を意識しているか
それに基づいた未知語の推測。
そんな問題がよく出る。

英語力…というより、
英語という科目を通じて論理的思考力をはかる
という雰囲気を感じる。

慶応文学部が、入試に辞書の持ち込みOK
なのは有名な話だが、
英語は単語暗記ゲームじゃないし、
それをつなぎ合わせるだけじゃだめ。

日本語でも、文章を読んでいて
知らない言葉が出てきたら
文脈から推測して読むことで、
だんだんと語彙力を鍛えることができる。

推測を可能にするのは、
役割をしっかりと理解していることが大切だ。

英文が難しくなってくる
中2、中3で基礎的な役割の理解をしようとするのはなかなか大変だ。

中1で基礎を盤石にしておきたい。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

目次