\24時間OK/
\平日9-16時 土日祝9-18時/
\無料、お気軽に!/


ランゲージ・ラボラトリーの小池です。
保護者の方と進路の話をしていると、「うちの子は文系だから、数学はそこそこでいいですよね?」と聞かれることがよくあります。
僕の答えははっきりしていて、そこそこではダメです。
大学受験で合否を分けるのは、英語と数学の2教科。これは僕の感覚ではなく、入試の仕組みと数字がそう言っています。今日はその理由と、「じゃあ小学生・中学生のうちに何をすればいいのか」までお話しします。
まずは数字から。
大学入学共通テストでは、科目ごとに「標準偏差」が公表されています。ざっくり言うと、点数がどれだけバラけているかを表す数字で、大きいほど「できる子とできない子の差が開く科目」です。
2026年度の共通テスト(100点換算)はこうでした。
| 科目 | 標準偏差 |
|---|---|
| 英語リーディング | 23.7 |
| 数学II・B・C | 21.8 |
| 数学I・A | 19.4 |
| 日本史探究 | 17.5 |
| 国語 | 16.4 |
| 地理探究 | 16.1 |
上から3つが英語と数学です。前の年(2025年度)も、上位3つは英語と数学でした(その年は数学II・B・Cが一番)。
つまり、国語や社会で頑張って周りと差をつけようとしても、差はそこまで開かない。逆に英語と数学は、得意な子はぐんと抜け出し、苦手な子は大きく置いていかれる。合否はこの2教科で決まると言っていいと思います。
英語が大事なのは、たぶん皆さんもう実感があると思います。ほぼ全ての大学・学部で配点が一番大きいですし、社会に出てからも一生使います。
今日、特にお伝えしたいのは数学の方です。
「文系なら数学はいらない」。これはもう、ひと昔前の常識です。
私立文系でも、数学を課す流れは年々強まっています。
背景にあるのは、時代の変化です。
早稲田の政経学部が数学を必須にした理由は、政治学も経済学も、統計やデータを使って考える研究が当たり前になったからです。世界の大学では、それが標準になっています。
国も「文系・理系を問わず、全ての大学生がデータサイエンスとAIの基礎を身につける」という目標を掲げました。滋賀大学を皮切りに、一橋大学などでもデータサイエンス系の学部が次々とできています。
AIが文章を書き、データが意思決定を動かす時代です。数字で考えられない人は、文系の仕事でも置いていかれる。大学はそれを分かっているから、入口で数学を見ようとしているんだと思います。
もう一つ、数学には他の教科と決定的に違うところがあります。
暗記の小手先が効きにくいんです。
社会なら、キーワードを覚えれば点が取れる問題がたくさんあります。英語も、単語を覚えるほど点は上がります(もちろん英語も最後は読む力が要りますが)。
数学は違います。解き方のパターンを丸暗記した子は、見たことのある問題なら解けます。でも、少しひねられた瞬間に手が止まる。定期テストはできるのに実力テストや模試になると崩れる、という中学生はほとんどがこのタイプです。



入試の数学は、初めて見る問題にどう向き合うかを見ています。
これは覚えてどうにかなるものではありません。その子が本当に考えられるかどうかが、そのまま点数に出てしまう。だから数学は差がつくし、大学も数学を見たがるんだと思います。
では、その「考える力」はいつ作られるのか。
僕は、小学校と中学校だと思っています。
高校数学で行き詰まる子をたどっていくと、原因はたいてい小学校・中学校にあります。
高校の微分・積分も、確率も、ベクトルも、中身をたどればこうした小中の概念の上に乗っています。土台がぐらついたまま上に積もうとしても、崩れるだけです。
実は、高校入試の理科でも小学校の算数がそのまま出ています。算数・数学の力は、数学の中だけにとどまらないんです。


だからランゲージ・ラボラトリーでは、小学生・中学生のうちから、解き方を教えるより考えさせることを大事にしています。
一番うれしいのは、生徒が「先生、言わないで。自分で解くから」と言い出す瞬間です。そうなった子は、高校に行っても伸び続けます。
英語も同じで、単語を覚えるだけでなく、英文の骨組みを見抜いて読む練習を中学から積んでいます。英検を早めに取っていくのも、その力を形にするためです。
大学受験は高校3年間の勝負に見えますが、本当の勝負はもっと前から始まっています。小中で「考える土台」を作った子が、最後に一番伸びる。僕はそう確信しています。
まずは今の力を知るところから。10月25日(日)の全国統一中学生テストは、暗記ではなく考える力を見てくれるテストです。当塾会場で無料で受けられます(申込締切 10月22日)。




