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中学生コース 「授業のスタイル」

授業のスタイルについて、ご説明します。

授業では、大きく3つのことを行います。

1. ビジュアル講義

2. ペアワーク

3. 問題演習

以下、それぞれ詳しく説明します。

 

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

1. ビジュアル講義

ビジュアル講義では、プロジェクターを活用し、目で見てわかる授業を行います。
図、写真、映像を駆使した授業です。

例えば、北アメリカの先住民の「メスチーソ」。
どんな人だかわかりますか?

教科書には、「白人とインディオ(ラテンアメリカの先住民)の混血」と書いてあります。イメージ湧きますか?

どんな人たちなんだろう?僕は今ひとつイメージがわきませんでした。

 

では、ビジュアル講義ではどうしているのか。

メスチーソは、こんな感じの人だよ。(まず視覚に訴えかけます。)

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美人だよね〜。

インディオ(ラテンアメリカ先住民)と白人のハーフなんだって。

インディオはこういう感じの人たち。

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肌の黒い感じ。
白人とインディオのハーフになると、中間的な肌の色になるんだね。

ハーフって美人だよね。日本人でもハーフって美人じゃない?
ベッキーとか。ローラとか。

こんな感じです。

人は視覚から70%の情報を得ています。
なので、視覚に訴えかけると一発で理解をします。

そして3週間後に聞いてみるんです。
「メスチーソって覚えている?」

文字・言葉だけで説明していたころは、「なんでしたっけ?」と言われることが多かったです。

ただ、ビジュアル講義を受けた子たちは、「ああ〜、あの美人の人ですよね。」って言います。頭の中で画像が思い浮かんでいることでしょう。3週間後にも覚えている子が多い。これってすごいことだと思いませんか?

これまで:テキストを使い、言葉だけでの説明

これから:テキストにビジュアル(写真・動画)を加え、理解を早める・深めるへと、パワーアップしています。

2. ペアワーク

ペアワークでは、ビジュアル講義でインプットした内容を、生徒たちにペアでアウトプットしてもらいます。

講義を受ける方ってどうしても「受動的」になっちゃうんです。人の話聞くのってつまらないですよね。どうしても眠くなります。

車の運転にたとえて説明します。
どこかに行くときに、助手席に座っているだけだと、道って覚えられなくないですか?自分で運転すれば一発で覚えられるのに。これは、能動的だからですよね。能動的だと覚えられる。(これを車の運転になぞらえてドライバー効果っていいます。)

勉強でも能動的になるにはどうしたらいいか?

自分で習った内容を、誰かに説明してみればいいです。(これを Learning in Teaching = LiTeといいます。)

自分が話すのって「能動的」です。

SLLでは講義で聞いたことの要約を1分間でします。ペアに向かって。こういった LiTe をする時間が随所にあります。

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LiTeの効果は科学的証拠があるんです。上記の図を見て下さい。

講義って学習定着率が低いんです。(なんとわずか5%!)
でも、他の人に教えると定着するんです。(定着率90%!)

最近よく耳にする「アクティブラーニング」っていうやつですね。

僕は大学生時代、アクティブラーニングを学んでいました。(今から15年前。)

初めてアクティブラーニングに触れたときは、衝撃を受けました。

勉強ってつまらないもの・我慢してやるもの・人に教わるもの

勉強はつまらなくない・楽しんでやれることもある・教わったものを教えるものなんだ

と変化がおきました。

アクティブラーニングを取り入れて、能動的に学べる環境をつくっています。

 

3. 問題演習

ビジュアル講義、ペアワークで理解を深めた上で問題演習を行います。

結局テストでは、「問題」という形で問われます。どんな形で出題されるのか、ある程度問題を解いた経験がないと解けないものです。(あるいは解けたとしても時間がかかる。)

だから、問題演習も重要です。スポーツに例えるならば、練習試合のようなものですね。

問題演習の中にも、色々と工夫があります。

  • 文字を書くものと、書かないものにわける
  • ○☓をつける。☓のところを何度もやる。(分散学習)

この工夫を、日常の自分の勉強に活かしている子もいます。
そういう子は爆発的に成績が伸びます。

 

時間配分

時間配分はおおまかにいうと、

  1. ビジュアル講義(5〜10分)
  2. ペアワーク(2〜3分)
  3. 問題演習(5〜7分)

これを何回転か繰り返していきます。

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