中1向け 定期テストの振り返りと今後の展望

中1チームの皆さん、定期テストお疲れ様でした。志学館中学の皆さんはこれから定期テストです。頑張っていきましょう。

さて、今後の作戦を考えているのですが、大きく2パターンに分かれるといいのかなと思いました。

まずこちらの定期テストの結果を見てください。

目次

中1 定期テスト結果の振り返り

※中1の6月定期テスト結果(志学館中は5月の定期テスト結果)

国語数学英語理科社会合計
9096979695474
92961009590473
92100979686471
8992969698471
9594979985470
8991889398459
6798999692452
8997949774451
6782879376405
7794738064388
6976989154388
6579869065385
6898788653383
6980759155370
6386657965358
6960845372338

前回の新入生テストに比べて大きくジャンプアップすることができました。みんな勉強とはこういうもんだという感覚を持って、初めて数字を作ることに向かって努力をしたんじゃないかなと思います。

  • ワークを、✕だけ三周やる
  • インプットばかりでなく、自分でテストする(とくに漢字とか)

今回思うような結果が出なかった人もいると思いますけど、ちゃんと本物の勉強している人は、じわりじわりと薄皮を一枚一枚重ねるように伸びていくものです。

中3生の結果を見てもわかると思うので↓、このあたりは信頼して任せてください。

データを見て気がつくことは、大きく2つの山(450点以上取れている人たちとそうでない人たち)があることに気が付きます。

450点と380点の山がある

この後の打ち手も大きく2つに分けていく必要があると感じています。詳細は後述。

塾生の平均点(中1)

国語数学英語理科社会合計
7889888976421

数学と英語はとにかく大事なので、そこがしっかり取れているのは良かったと思います。

英語は、初回の定期テストは簡単なので、あまりわかってなくても点数が取れてしまうのですが、塾生に関してはかなり深い理解まで到達できていると感じています。be動詞と一般動詞をちゃんと区別できるようになりました。(ほとんどの子が)

英語は最初だけ点数が良くてだんだん落ちていってしまう人がいるんですが、ここは中1で基礎をしっかり固めるかどうかで勝負が分かれてきます。中1に重要な単元がてんこ盛りで出てくるのが英語で、中2以降はそれを少しだけ変化させたに過ぎないものになります。英語は中1が勝負!

目標の持ち方

目標の持ち方も大きく2つに分けていくといいかなと思います

パターン①:450点以上を取れている

バンバン先取りをして、2年間で中3までの内容を終わらせることを目指していく。何度も言っている通り、都心部の中高一貫校は、2年間で中3までの内容を終わらせて、中3では高1に入っていきます。こうすることで、高3ではまるで浪人生かのように、大学受験の勉強のみに集中できます。

高3の12月にようやく数学Ⅲが終わって、その翌月に共通テストではいい点が取れるわけではないですよね?

まず中学生が目指すのが、中2までに、中3までの内容を終わらせることです。

定期で450点以上を取れている人は、それを目指して頑張っていくといいです。それを変に定期テストで490点を取ることを目標にして、

  • ワークを10周したりとか
  • テスト1ヶ月前から毎日3時間定期テストのための勉強をするとか
  • ワークの一番難しいC問題は定期テストに出ないからやらないとか

目先の無意味な勉強に走らないように気をつけたいところです。

定期テストに出なくても難しい考える問題は良い問題だからやりたいですし、そもそも定期テストが最終ゴールではないです。大学受験が学生としての一つのゴールだと思うので、そこで結果が出るように逆算して勉強していきます。

定期テストよりは実力テスト、実力テストよりは全国統一中学生テストでの結果を気にしていきましょう。

パターン②:450点取れていない

450点取れるように、次の定期テストの勉強をしていくという感覚でいいのかなと思います。

330点だったのに定期テストで450点取れるようになった。それってめちゃくちゃ嬉しいですよね。自分の自信にもなります。

実際に330点だった子が450点になっている事例はいくつもあります。定期テストの攻略ってそんなに難しいことではないので、まずはそこを目指して勉強していくといいのではないでしょうか。

東進の講座の取り方

それに伴いまして、東進で受講する講座の取り方も変わってきます。先取りチームは英数国のみで、学校進度を無視してバンバン進めていきます。

定期チームは基本的には次回のテスト範囲から逸脱しないように、東進を受講していくというのがいいのかなと思っています。

先取りチームの受講例

英語現在進行系・can
数学方程式
数学比例・反比例
国語小説・物語

こちらが学校でいうと、中1の12月ぐらいまでの内容になると思います。これを塾では、8月までに終わらせます。

現在進行形とcanが終われば、あとは過去形のみで中1範囲は終わりです。

数学は比例反比例が重要な単元で、それが終わると平面図形や空間図形に入っていきます。資料の活用や標本調査は飛ばす予定です。

国語は説明文・論説文はすでに受講済みで、小説・物語を取れば一旦それでOKかなと思います。

定期チームの受講例

理科1物質の変化・水溶液の性質
社会2世界の諸地域
数学方程式
国語小説・物語

基本的には次回のテスト範囲の内容です。

理科の化学は特に難しいので、中1の最初は生物で簡単で、理科って簡単って思ってるかもしれませんが、ここでつまずく子は結構います。数学みたいな感覚で、中1でやった内容が中2、中3へとつながっていく単元なのが化学ですので、ここはがっちり押さえておきたいです。

地理は今回世界の諸地域をやりますが、これは次回9月のテスト範囲でもあり、その後中1の地理の範囲全部を網羅しているものなので、ここで一発やっとけば地理がだいぶ余裕になると思います。

歴史もやりたいのですが、講座1の原始古代から中世がすでに半分ぐらいテスト範囲として終わっているので、2番の中世(平安時代)から近世(江戸時代)というところをそのうちやれればなと思っています。

なお、こちらで挙げたのはあくまで受講例なので、例えば定期テストチームの点数ではあるものの、英数国のみをがっつり先取りでやっていくという覚悟がある人は、それはそれでOKです。相談してください。

決済があります

次回4講座を約8万円で決済いただきます。そちらを7月、8月、9月とやっていくイメージです。また以前のようにLINEにURLをご案内しますので決済をお願いします。

クレジット決済もしくは振込が選べます。

ここで約8万円のお支払いをいただきますが、そちらで7月8月9月分の塾の月額を割引して相殺していきます。だいたい4ヶ月に一度東進の講座を購入するというイメージでお願いします。

目指す姿

勉強量としては中学生の平均でいいので、その代わりめっちゃ集中して勉強することをランゲージで目指しています。

平均勉強量は、塾を含んで1日1時間半週10時間半(中学生の平均的勉強時間)

たくさん勉強するのは大変ですし、勉強以外の遊びや日常生活から学ぶこともたくさんあります。

目の前のことに100%できる人間になれれば、人間は勝ちだと思っています。(スマホなど誘惑の多い時代なので)

だらだら長時間やるのではなくて、1時間半で一発で仕留める。東進の講座で言えば一発SS合格を出す。それを目指していきましょう!

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