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自宅待機が長くなって、家で何をさせればいいのか?【親の悩みの解決策を提案】

自宅待機期間が長くなっていて、どうやって勉強すれば良いかと言う相談を受けることがあります。参考までにわが家での考え方をお伝えします。

基本的なスタンスとして、もしも学校が今後一生始まらないとしても大丈夫なようにと考えて準備をしようと思いました。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

自宅での過ごす時間を3つの領域に分ける

3つの領域とは勉強、遊び、そしてその中間領域です。

中間領域というのは、家族でトランプをしたり、麻雀をしたり、花札をしたり、漫画を読んだり、映画を見たり、勉強にちょっとつながりそうなテレビを見るようなことです。

遊びとも言えるし、勉強的な要素もあるそんなものが中間領域だと思ってください。

なんとなく目標となる時間の使い方を決める

子供に対して直接言ってるわけではないんですが、大体これぐらいの比率かなぁと勝手に意識しております。

勉強:遊び:中間領域=3:4:4

ご飯、風呂などの生活の時間を除くと、だいたい勉強は3時間で、遊びは4時間。中間は4時間ぐらいだと思います。

勉強、遊び、中間、でそれぞれ何を大事にするかを考える

次にそれぞれの領域で大事にするものを考えます。

参考までに我が家の場合、

勉強は読解力、語彙力、計算、自分で考える力

勉強は、科目で言えば国語と算数が大事だと思っています。(ちなみにうちの長男は小2。これは学年や家の大事にするもので変わってくる)

国語は、読解力と語彙力が重要だと思っています。読解力については市販のテキストを買ってきて1日2個ぐらいやっています。国語の文章は面白いものが多く、文章を読むこと自体で得るものがあります。

語彙力に関しては、語彙力の本と漢字ですね。

言葉をある程度知っていないと会話になりません。

日本語を自由自在に使いこなせるようになるためにトレーニングが国語だと思うのですが、国語力はすべての科目の土台となる重要な力だと思っています。

算数基礎的な計算力と、自分で考える力です。計算は普通に学校の宿題のプリントをやっているだけです。自分で考える力については絵かき算で磨いています。

算数については先取りはそんなに必要ないと思っているので、学校がもしもあったとしたらここまでやっているだろうなぁと言うようなことをやっています。

自分で考える力は算数の文章題でも磨けるのですが、日常の会話が何より重要だと思います。コロナ大変だね、学校は再開すると思う?なんで?もしも再開しなかったらどうする?へー、そうなんだー。みたいな感じで。子供の話を聞く。こういう場合ばどう?例えば?なんで?と質問をする。パパはこう考えているよって自分の考えも出す。そんなことの繰り返しが自分で考える力を鍛えていくんだと思います。

遊びについてはあまり深く考えていません

自分たちで工夫をして勝手に遊ぶので、わりと自由にしています。ただYouTubeの時間やテレビの時間は制限をしています。YouTubeはiPadのスクリーンタイムを使って、1日30分としています。YouTubeは関連動画で無限YouTubeになるので、他のことができなくなります。

後は僕が野球が好きなので、一緒に野球をやっています。近くに神社があるのですが、誰もいないのでそこで長男と2人でやっています。

勉強と遊びの中間領域では、自分で工夫する力、読解力を磨きたい

自分で工夫する力は、トランプやボードゲームなどで磨いているつもりです。トランプはばばぬきや七並べ、大富豪、ブラックジャックなどをやっています。

長男はボードゲームが好きで、人生ゲームや、カタン、コリドール、ブロックス、などをやっています。これはブームが来ると毎日やって、数週間で空きて違うのをやるという感じ。

読解力については漫画が大活躍をしています。生徒の保護者の皆さんにもおすすめするのですが、「ウチの子は漫画を読まないんですよね」と言われることが結構あります。

確かに最近の子は、黙ってても漫画読むと言う感じはありませんね。おそらくYouTubeなどの他のエンタメがたくさんあるので、そちらに引っ張られてしまうのでしょう。

マンガは読ませる努力が必要。

マンガが読めるようになると、勝手に勉強してくれるので親としては楽です。だから早くから漫画読ませられるようになりたいなぁと思っていましたが僕もなかなか苦労しました。

幼稚園年長位の頃に、スプーラトゥーンにはまっていたので。スプラトゥーン2の漫画を買っておいといたら読みだしたっていうのが1の場合のきっかけでした。

その後面星のカービィのゲームにはまり、カービィの漫画を読むようになる。それからはゲームと関係なく漫画読む体力がついてきたのでドラゴンボールを読んで、ドラえもんを読んで、コロコロコミックの漫画を読んでとまんがライフがスタートしました。

よく本屋さんに行くのですが、1冊だけ漫画買ってあげるよと言って好きなもの買ってくるようにしています。ブックオフに行った時は100円コーナーの漫画は20冊ぐらいまでなら買っていいよと言って、めちゃくちゃ真剣に選んでいます。

好きなものや、学校で話題になっているものからスライドさせていくとうまくいくのではないでしょうか?

最近だったら鬼滅の刃が話題になっているので、鬼滅の刃の漫画は読んでみたいとかはあるような気がします。(なんか友達がいつも話しているだよな。)

ただ最初はある程度努力が必要ですが、自分で漫画を読むようになれば後は勝手に買ってきて読むようになります。だから大変なのは最初だけ。

本棚が必要

滞在時間の長い場所に、本棚があるといいです。普通に生活をしていてちらっと本棚が目に入って読んでみようかなと言う流れになりやすいです。だからリビングに本棚と言うのが1番いいんじゃないでしょうか。

YouTubeには制限時間が必要

関連動画で無限ループしがちなのでYouTubeは制限時間が必要だと思います。なかなか自分から辞めることはできません。

ウチの場合はiPadのスクリーンタイムの機能を使って、1日30分に制限をしています。

学びがあるようなものであれば、もっと延長してもいいのかなとも思います。(その場合、遊びではなく中間領域の時間になります。)

その他、料理、IT機器の練習するなど

中間領域にあることとしてはその他にも、料理やIT機器を練習するなどもオススメ。家でも結構やってます。IT機器の練習は、こちらのYouTubeが参考になると思います↓

どんなマンガを読むのか?

まずは好きなものでOK

学習漫画に限らず、まずは何でもいいと思います。文字がストレスなく素早く読める力が育てばいいなという感じです。

今でしたらワンピースが61巻無料なので、 家の子はそれに熱中をしています。ついでに僕も読んで共通の話題を持てるといいなと思っています。漫画は価値観は育つような気がしていて、道徳心が身に付くと思います。また親から子へ何かあったときに道徳的な教えをするときに、共通の漫画を知っているっていうのは役に立ちます。

例えばうちの親子はドラゴンボールを読んでいます。

なので、難しい問題にへこたれているときに、

「それってヤムチャだね。だってヤムチャはさ、強い敵が来ると戦おうとしないで逃げちゃって、最後は全然出てこなくなるよね。」

「たしかにそうだね。」

「悟空はどう?」

「オラワクワクすっぞって言ってる」

「そうだよね。パパだって塾やっててさコロナで大変だけど、立ち向かってんだよね。ZOOMで授業をやったりさ、YouTube始めたりさ。だんだん楽しくなってくるんだよね。」

「うん。たしかに楽しそう。」

みたいな感じで、自分が漫画で読んだキャラクターが例に上がるとイメージが湧きやすいと思います。親子で共通の漫画を読むっていうのはそんなところに生きてきます。

だんだん学習マンガもおりまぜたい

漫画を読むことに対する抵抗感がなくなってきたら、時折学習漫画も混ぜていきたいです。学習漫画もガチガチの学習漫画もあれば、普通に少年誌や青年誌に載っているような漫画で、勉強にもなるようなものもあります。(こごでは前者をガチ学習マンガ、後者をソフト学習マンガと呼ぶことにしましょう。)

勝ち学習漫画は、あんまり面白くないことが多いのですが、テストの点数に直結しやすいです。テストに出るところを割と網羅している場合が多いです。ソフト学習漫画は読みやすくて面白いのですが、テストの内容とは関係ないことも多くて、それを読むことをそのもので点数を取ると言うのはなかなか難しいです。あくまでも何か知ってるとか、ビジュアル的なイメージを湧きやすくさせるための補助的なツールになります。

それぞれメリットデメリットあるんですが、結論としては両方読みましょうと言うことです。

学校での勉強するタイミング位でそこに関連するソフト学習漫画を投入できると1番良いと思います。「ああ、あのマンガに出てきたあれだ!」となるでしょう。

そのためにはある程度親の方での勉強が必要です。後は漫画を買うための資金力も必要。ブックオフで調達をしたり、アマゾンマーケットプレイスで買えば安く買うことができます。

カードゲーム、ボードゲームはだんだん工夫を楽しむように

カードゲーム、ボードゲームなども中間領域のものとしてよくやりますが、最初はただただプレイするだけでいいんですが、だんだん工夫をするように仕向けていきたいです。

例を挙げると、トランプのババ抜きです。ババ抜きはただの運ゲーとしてやっているケースが多いと思います。何の工夫もなく適当にやって買って負けたとやっています。それだとつまんないですよね。

相手が取りやすい場所にカードを置くとか、ちょっとさりげなく取らせたいカードの面積を増やしてみるとかいろいろ工夫がありそうです。何回かババ抜きをやった後に、さりげなくメンタリストDaiGoさんののババ抜き動画を見せたりすると、ババ抜きも深まります。

ババ抜きが深まるメンタリストDaiGoさんの動画↓

あわせて読みたい
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

あとは戦力要素の強いゲームをやるというのもおすすめです。トランプで言えば大富豪とか、ブラックジャック。ブラックジャックは3+7+10とか、小さい数の足し算を瞬時にすることが要求されるので低学年にはおすすめです。

まとめ

勉強と遊びとに分割するだけでなく、中間領域と言うのを意識すると良いと思います。中間領域で学べるようになると楽しいですし、勉強に対するハードルがどんどん下がると思います。ここは親御さんの腕の見せ所だと思いますので、ぜひ当サイトを参考にして家族で遊んで見てください!

親子仲がよくなるというオマケ付きです!

当塾では、塾に学習漫画が大量にあってレンタルが可能だったりします。小池の考えていることが実行できるようにと思い、塾の自習室を整備したり、授業の中でマンガの話題が出てきます。塾生の中には漫画や遊びから学んでいくというスタイルが生活に馴染んでいる方も出てきています。

勉強と生活をつなげる記事↓

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