こんにちは、館山市の学習塾・白浜ランゲージ・ラボラトリー 塾長の小池です。
今回は高校の選び方を話したいと思います。高校に行く目的はなんですか?みんなが行くから高校に行くんですか?
たぶんほとんどの人がそうでしょう。僕自身もそうでした。
無目的で、なんとなくみんなに流されて、意識の低い高校の選び方ですが、大半の人がそうでしょう。
高校に行ってみて感じたこと
僕は安房高に行ったのですが、「安房高校はすごい!」って感じました。
こんなこと言うと怒られちゃいますが、中学生のときに比べ明らかに同級生のレベルが高い。
勉強を頑張る力。スポーツを頑張る力。みんながんばりやさんだし、変に足をひっぱろうとする人がいない。そんな清々しい空気がありました。
だから、とっても居心地がよかったです。
高校で、がんばりやさん度順に並ぶ
高校受験によって、頑張る力を軸にして、上位校と下位校に割り振られていきます。
地域で自動的に決まる中学とは違って、高校は受験によってなにかを軸にして人が割り振られます。
それは学力なんですけど、学力の背景には「頑張る力」があります。(もちろん例外もある。)
上位校にいけば行くほど、がんばりやさん度合いが高いし、中学で頑張っていると冷やかされる、足をひっぱられて居心地が悪い思いをしている人。
上位高に行くと雰囲気が全然違いますよ。
高校と就職活動は関係がある
採用の神さま小笹さんも言っていました。以下、うろ覚えですが、
学歴は、ぶっちゃけ最初に見る。大学の学歴をみるけど、高校の学歴も見る。単純に偏差値もあるけど、地域でNo.1の高校にいっている子はポテンシャルがある。
確かこんな話でした。小笹さんのいう、新卒採用における「熱くて、強くて、気持ちいい」人材がいる可能性が高いんですね。
偏差値は高校選びに役にたつ
高校には偏差値っていうものがあります。
偏差値が高いということは、
- 入るのが難しい高校
- 人気のある高校
- 良い高校
といえるでしょう。
良い、悪いは個人の嗜好に左右されるものですが、多くの人が良いと感じているため、人気が出て、偏差値が上がります。
だから、なるべく偏差値の高い高校に言った方がいい。
よく学園祭や体験授業での印象で決めようとする人がいますが、それだけで決めます?
同ランクの偏差値の高校がいくつかあった場合に、雰囲気で決めるのはわかります。
でも、館山市だと同じ偏差値の高校はいくつもありません。
偏差値65の高校と、偏差値50の高校を雰囲気で比較する必要はないと思いますよ。
就職率100%に価値はある?
「就職率が〜」ってよく耳にするんですが、就職率100%に価値はあるのでしょうか?
求人をしている企業はたくさんあります。なかなか人が採れずに誰でもいいという企業もあります。
就職率100%というだけでは、誰でもいいという会社に入れているだけ、という場合もあります。
生徒の適性を考え、面接力を高め、社会に通用する人材に育てあげることで就職率を高めているなら価値はあると思います。
ただ、誰でもいいという会社に押し込んでいるとしたら価値はないでしょう。
単に就職率100%という数字だけに踊らされるのはいかがなものか。
どんな取り組みをしているのか?それが生徒にどう影響を与えているのか?結果としてどんな企業に就職をしているのか。高校のwebサイトにデータは公開されています。それを見て判断するといいのではないでしょうか?
まとめ:高校の一番の価値
僕が感じた価値は、レベルの高い同級生に囲まれて、高校生という感受性の豊かな時期を過ごせること。
僕はナマケモノです。すぐにサボろうと考えます。
だから、周りにレベルの高い友人がいる環境で、当たり前の基準をあげることが重要だと思っています。
シンプルになるべく偏差値の高い高校へ行けばいいと考えています。