日常生活の中で湿度を教える【理科】
冬は乾燥する。
加湿器を使っているご家庭も多いだろう。
湿度計がそこには表示されていて、「これなあに?」
そんな質問をされることもある。
これはね、湿度っていってどれくらい空気が潤ってるかをしめしているんだよー。
冬はさー、体が痒くなるじゃん。
それは空気が乾燥しているからで、
そうならないようにするために空気に水をふくませるんだよ。
へー。じゃあこの数字が高いほど、いいってこと?
60%ぐらいがいいらしいよ。
あまり、水が多くてもお風呂みたいに
水蒸気でモクモクになっちゃったり、
カビが生えちゃったりするんだって。
へー、怖いね。
そうそう、だから窓のところに水滴がついてるでしょ?
うん。
これは結露って言って空気の中に
含みきれなくなった水が出てきてるんだよ。
へー、どれくらい水はためられるの?
気温によって違うんだけど、
暖かい空気はたくさん水を含むことができて、
冷たい空気はそんなに含むことができない。
だから、窓って冷たいでしょ?
外の空気があたっているから。
うん。
だから、窓は結露するんだよ。
そうなんだ、だから冬しか窓はくもらないんだね。
こんな会話から、
- %の話
- 1m³
へとつながっていく。
車の窓ガラスのくもりとりもそうなんだよ。
くもりとりって?
冬にさあ、フロントガラスが曇ることってあるじゃん。
あー、あるね。
危ないよね。運転中に前が見えなくなると。
うん、危ないよね。事故っちゃうよね。
そのときになんかボタン押すでしょ?
うん。
そうすると曇りが取れて、
前が見えるようになる。
あー、あるね。
あれってさ、なんで曇りがとれるとおもう?
えっ、なんで?
さっき話したことがヒントになるよ。
うーん…
温かい空気がガラスに当てられるんだよね。
そうそう。
そうすると、空気がたくさん水蒸気を含むことができて、
結露が取れるってことか。
そう!
ほかにも温泉の湯気も、
これと同じね。
露天風呂って寒いじゃん。
寒いからあんだけ湯気がでるんだよ。
じゃあ、夏より冬の方が湯気がたくさん見えるってこと?
そうそう!
まあ、こんな感じ。
理科は日常生活から、学びへとつなげていくといい。
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