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本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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速さの問題を解いていて、
A. 車の時速 18000km
→夢の乗り物!館山から東京まで一分もかからない?
比の問題を解いていて、
A. できあがったコーヒー牛乳は 0.001ml
→1滴ぐらい?アリさんが飲むのかな?
(ちなみに1滴0.04mlらしいです)
平均の問題。140cmのAくんと127cmのBくんと…
A. 平均身長は372cm
→巨人かな?平均って「真ん中」ってことだからつきぬけるのはおかしいんだけどなぁ。
数字に実体がない感じ。
計算だけがフワフワとある感じがします。
では数字に実体をもたせるには、日常生活の中で算数を教えるといい。
速さなら、遠出をしたときに「まだー?後どれぐらいかかるの?」と言われたときがチャンス。
(しめしめ、速さを我が子にしこむチャンスがきたぞ。)
比や数量を表す単位(ml、L、dl)なら、コーヒー牛乳やカルピスを作るときがチャンス。
1:2の比率で作ったカルピスは濃すぎ!300ml作るのに原液100mlも使ってもったいないし。
じゃあ最強のカルピス作るには何:何の比率がいいかな?と盛り上がりながら学べそう。
割合なら、年末年始はブックオフ20%オフのときマンガを買いにいけば、%にでくわす。(割合もわかるし、マンガよんで読解力もみがけるし一石二鳥!)
「生活する道具」として算数を使うようになれば、机上の勉強より実体をともなった勉強ができます。
そして「生活と結びつけた算数」は学校や塾ではできない、家庭の中だけのものですよね。
(料理しているとき、遠出するときに、そのチャンスがやってくるのだから)
年末年始…ふだんより我が子と一緒にいる時間が長いこのときに、いろいろ仕込むチャンスですね!