そんな数字ありえる?
速さの問題を解いていて、
A. 車の時速 18000km
→夢の乗り物!館山から東京まで一分もかからない?
比の問題を解いていて、
A. できあがったコーヒー牛乳は 0.001ml
→1滴ぐらい?アリさんが飲むのかな?
(ちなみに1滴0.04mlらしいです)
平均の問題。140cmのAくんと127cmのBくんと…
A. 平均身長は372cm
→巨人かな?平均って「真ん中」ってことだからつきぬけるのはおかしいんだけどなぁ。
数字に実体がない感じ。
計算だけがフワフワとある感じがします。
数字に実体をもたせる
速さは車の中で教える
では数字に実体をもたせるには、日常生活の中で算数を教えるといい。
速さなら、遠出をしたときに「まだー?後どれぐらいかかるの?」と言われたときがチャンス。
(しめしめ、速さを我が子にしこむチャンスがきたぞ。)
カルピス作るときに比を教える
比や数量を表す単位(ml、L、dl)なら、コーヒー牛乳やカルピスを作るときがチャンス。
1:2の比率で作ったカルピスは濃すぎ!300ml作るのに原液100mlも使ってもったいないし。
じゃあ最強のカルピス作るには何:何の比率がいいかな?と盛り上がりながら学べそう。
ブックオフのセールで百分率(%)を教える
割合なら、年末年始はブックオフ20%オフのときマンガを買いにいけば、%にでくわす。(割合もわかるし、マンガよんで読解力もみがけるし一石二鳥!)
生活と算数は家でしかできない
「生活する道具」として算数を使うようになれば、机上の勉強より実体をともなった勉強ができます。
そして「生活と結びつけた算数」は学校や塾ではできない、家庭の中だけのものですよね。
(料理しているとき、遠出するときに、そのチャンスがやってくるのだから)
年末年始…ふだんより我が子と一緒にいる時間が長いこのときに、いろいろ仕込むチャンスですね!