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算数は家庭で教えられることがほとんど。家庭でのベースがあって、学校・塾での机上の勉強が加わると強いです。
生活に結びつけて、算数を教えるにはどうしたらいいのかを考えて見ました。以下は小3ででてくる単元と、どうやって日常生活に結びつけるかという提案です。
本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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配膳。ミニトマトを4人家族の皿に分ける。1皿何個になると思う?結果、何個だったか。(ミニトマトは例。アメ玉とかでもいい。)
牛乳パック(1L)、ペットボトル500ml、2Lなどを買い物するときに話す。1L=1000mLを定着させる。
dL(デシリットル)は生活にあまり登場しない。d(デシ)は10分の1(1/10)という意味。弟子だけに小さい。だから10分の1とか教えてみる。
風呂は何リットル?200L。など生活にある水の量を知っておく。クイズでだせばいい。夕食時にお風呂には何リットル入るでしょう?ちなみに2Lはここにあるペットボトルの量、など。
小銭を使って計算。自分のお小遣いの計算をしたり、駄菓子屋で100円ギリギリ買い物をするゲーム(100円超えたら自分の小遣いから、100円以内ならおごりなど)
トランプをやっていて4枚のハンデをつけたいとき、弟から兄へ何枚のトランプを渡せばいい?正解は2枚。弟が2枚減って、兄が2枚増えるから差は4枚になる。
お金。1万円札、5千円札、千円札がある。大きいお金を数えたり、払ったりする機会があるといい。ニンテンドースイッチ買うときなど、大きな買い物をするときにはチャンス。
日常生活で。今何時?4時にサッカーあるけど後何時間何分?じゃあ分にすると?東京行くけど3時間後につくよ。何時?
ストップウォッチ・タイマーで遊ぶ。
巻き尺で測る。自分の体。宅配便のダンボールの大きさ測って、メルカリで何かを売って発送する。(大きなお金と、長さが両方理解できる)学校までは○○kmある。それは○○mでもある。(kmの長さの体感する)マラソンにでる。リビングの広さ、大型電化製品・家具かうときに一緒に選ぶ。長さみて、ここにはいるかな?
トランプやるときに家族でハンデをつける。妹はポイント2倍とか。倍は何個分かってこと。兄は8枚、妹はは4枚。兄のカードは2倍だね。という会話。
324✕5とかだったら、約300円が5個。だから1500円ぐらい、と概算(がいさん)の感覚を持つ。大外しはしない。
繰り上がりでミスるなら、小2の簡単な繰り上がりの計算の問題。
324×5は、300×5(1500)と20×5(100)と4×5(20)と分けて掛け算して、それを最後にたす。1500+100+20=1620。
筆算を習ってなくてもできる。筆算を習ったなら筆算でもいい。
ゲームの攻略本とか?表、グラフが出てくるものをみる。
日常で出てくる表やグラフを読み解く。
自分の体重測ったり、料理を一緒にしたり。
あとは買い物。
肉を○○g買ってきて、とか。
数字に実体をもたせる。
サイコロを作ってみる。
牛乳パックを切り開いて、リサイクルにだす。
ピタゴラスというおもちゃで遊ぶ。
絵・図(線分図、面積図)を書く。
絵・図でとけるなら計算式を書くことにこだわらなくていい。
夕食時に「問題です!」と言ってクイズを出します。小学生ならおもしろがってやるでしょう。
最後まで集中して聞き取る力が身につきます。幼稚園年長の子に出したら、「10個!」と即答できます。
他にも、上で書いた「フロに水は何リットル入るでしょう?」とか、「このスープは何ミリリットルあるでしょう?」とか、「1リットルは何ミリリットルでしょうか?」、「では、ミリってどんな意味でしょう?」などと食卓にあるものに関連してクイズを出してもいいと思います。
例1:外食後支払いのときに、この店にはクレジットカードやPayPayがないです。便利なのになぜないのでしょう?
解答例. クレカはPayPayはお店側からすると利用料が2〜3%かかるんだよ。だからちょっと損する。でも、お釣りかえしたり、現金を管理したりする手間がなくなるというメリットもある。
→今回6人でランチを食べて4000円。3%手数料がかかるといくら?と追加問題へ発展することを可能。
例2:クレジットカードを使うと、パパはお金を払っていません。ただで食べれるのでしょうか?
解答例. もちろん食べれない。銀行口座から引き落とされる。後払いなんだよ。しかもポイントが2%つくから、クレカで払うのはお得だよ。
例3:ここのお店はランチタイムで今日いくら売り上げるでしょう?
解答例. 1人1000円×20人×2回転=4万円ぐらい→計算に血がかよう。
外食ランチ×お金の支払いだけでこれだけクイズが作れます。これはあくまで一例。時間を持て余しているときがチャンス。外食で注文後、届くまでの待ち時間とか、遊園地にいって並んでいる時間とか、電車待ちの時間とか、そんなときに身近なものを使ったクイズをだす。
クイズはかなり有効。買い物にいったときに気がついたことをクイズにすると楽しいです!
お金は算数の学びの宝庫。50円玉 2個→100円など直感的に学びやすいし、概算、%などの学びにもつながる。小さいうちから子どもにお金をあつかわせる。
お金を数えるときは、同じ種類のものに分けて、キリのいいカタマリを作っていく。
例)100円8枚、50円3枚、10円7枚だとしたら、50円2枚のカタマリを作って100円とみなす。50円1枚と10円5枚のカタマリで100円とみなす。100円8枚と、カタマリ化した100円2個で1000円。あまりの10円2枚をあわせて1020円と数える。
この数え方を教えることが数字のセンスを磨く。
お年玉5万円で、投資信託を買う。10%増えて5500円になった!5000円!Switchのソフトが買えちゃうね!10%ってのはね・・・と自分に関係のあることとして%を学ぶ。
「20%オフ」10%は10個に分けた1つ分。だから20%って何個分?みたいな感じ。
算数ができなくなる子は、数字に実体がない感じが多い。足すのか、引くのか、かけるのか、割るのかわからない。こういうときはこういう計算というのは、生活の中で学ぶ。
生活から算数を学んでいる子は応用力がある。体験から感じ、生きているだけで学んでいきます。「習ってなーい」発言も生活と学びが結びついている子からめったに聞かれません。
習ってなーい発言:学びとは学校で、授業でしかやらないと決めつけている子がよく言うセリフ。後伸びしないし、応用力がない。
子どもに知らなかったことを教わることって多い。
例えば水族館に行くと、この生き物は「こんな特徴があるんだよー」新しい水槽の前に立つたびに解説をしてくれる。
それって勝手に図鑑やTVで学んだこと。
生活を送っているだけで自然と知識を蓄える。
水族館はあくまで一例だが、日常にあふれる英語を興味を持って眺めて、どんどん語彙力をつけていく小学6年生と、文字として読もうとせず完全スルーな小6では大きな差がつく。
日常で出会うと匂い、音、肌触りなど五感を使ってその単語を推測することになる。
文字だけでなく体験を伴う情報は経験記憶といって忘れにくい。
机の上でしか学ばない子ども。生きている中で色んなところから学ぶ子ども。
お子さんをどう育てたいですか?
もちろん後者ですよね。算数と生活を結びつけて教えることは、生活から学べる子どもにするための第一歩です!
自ら読書する子は放置してても勝手に学んでくれます。親が楽。
気がついた方もいるかと思いますが、学校の先生に「生活と算数の結びつけ」はできません。
だって、一緒に外食しませんよね?なので、生活と算数の結びつけは親の仕事だと思うんですよね。
うちの子は応用力ないな、なんか算数が生活と結びついていなくてフワフワしている感じがするなと感じたら、ぜひぜひここに書いてあることをヒントにして、実践してみてください!
絵図を書いて思考力を高めることが大事だと考えています。
数字にリアリティをもたせて学べる算数の講座はこちらです↓
実は算数=読解力という側面も強いです。読解力が高ければ算数もできる。教科書が読めれば勉強はできる。ということで国語力を伸ばす取り組みが実は重要です。
理科も日常生活の中で学んでいくと楽しいです↓
お金に興味を持たせることが有効です。
お金は算数の学びの宝庫。50円玉 2個→100円など直感的に学びやすいし、概算、%などの学びにもつながる。小さいうちから子どもにお金をあつかわせることがおすすめです。
数字に実体を持たせるため、生活と算数が結びついている子は応用力がつきやすいためです。
りんちゃんは食いしん坊です。トマトを8個食べました。あと4個食べようとしましたが、2個は妹のひかりが食べたいと言ったのでゆずりました。2個のトマトをモグモグ食べていると、妹のひかりが1個たべて1個残しました。そこで、りんちゃんは残りのもう1個も食べようとしましたが、お腹いっぱいになったので食べるのはやめました。さて、結局りんちゃんはトマトを何個食べたでしょう?