国語力を鍛えたいというときによく読書がすすめられます。
僕もよく読書をすすめるのですが、「読書以外に国語力を鍛える方法はないの?」となったときに、次に進めるのがコレです。
家族で遊べて自然と国語力が鍛えられるカードゲーム。2つご紹介します。
国語力を鍛えられるゲーム①:カタカナーシ
カタカナを使わずに、カタカナ語を説明するゲーム
国語力は超重要なスキルですが、読書以外になかなか家庭で取り組めるものがありません。
ずっと探していたのですが、コレはすっごくいいですよ。
カタカナ語を使わずに、説明してそれを当ててもらうゲーム。
- 論理的に説明する力
- 語彙力
- 理解力
が身につきます。

カタカナ語をたくさん覚える、というのも効果の一つですが、何より説明する力、説明を理解する力がつきます。
説明を理解する力がつく
例えば、ドリブルというカードだった場合。



球をける運動の中で、球をすすめるための技!
だったときに、技が最後なので、「球をける運動の中で、球をすすめるための~」は技をくわしく説明している部分ですよね。(修飾語といいます)
だから、技で考えなきゃいけないのに「球をける運動…」



サッカー!
みたいなことがよくあります 笑
これはAI読みですね。文章として聞けていなくて、出てきている単語から連想しているだけ。
そこで一緒にやっているお父さん、お母さんが「最後が重要なんだよ。」と説明してあげれば、言葉に鋭くなります!
短い一文でしゃべるクセをつけられる
日本語は一文を短くしたほうがわかりやすいです。最後に重要な情報が来ますので。
結論は傘を持ってきませんでした。なんですけど、なかなか結論が出てこない喋り方を小さい子は良くしますよね。
カタカナーシやっていると最後が重要なんで、一文を短くして最後まで言い切るクセをつけられます。



球をける運動の中で-、点数をとるために-、相手の人がいっぱいいるけど-そのなかを前にすすめるために-・・・・



わかった!パス!
じれったくなって説明途中に回答をいいましたが、本当はドリブルでした。
フルバージョンの説明を聞いてみましょう↓



球をける運動の中で-、点数をとるために-、相手の人がいっぱいいるけど-そのなかを前にすすめるために-、球を前にすすめるために自分ひとりで球を前にちょこちょこ蹴りながらすすめること。
日本語は最後に重要な情報がでてくる。だから最後まで早く言い切ったほうがいい。
ゲームをしながらアドバイスをしたり、自分が説明する場合に実践してみせるといいと思います。



球をける運動の技の一種です。
相手は、サッカーの技…だから、シュート、パス、ドリブル、オーバーヘッドキック、ヘディング…などサッカーの技の候補をうかべます。



球を前にすすめたるために、自分ひとりでやる技です。
前にすすめる→パス、ドリブルとしぼりこめます。
自分ひとり→ドリブル、と確定できます。
短くわかりやすくしゃべれる、結論から言えるってなかなか小中学生だとできないですよね。
自分の子どもたちと話していても、なかなかここがうまくいかないなーと思ったときに、カタカナーシで遊びながら改善できそうでワクワクしています。
カタカナ語が結構難しい
カタカナーシをやっていて、そもそもそこに出てくるカタカナ語を知らないというケースがあります。
そんなときには語彙力を増やすチャンスで、ゲームをしながら説明をしていくのですが、それだけだとなかなか定着しません。なので、マンガでわかるカタカナ語本を買うといいです。
我が家でもやっていて、なかなか本を買えばいいと気がつけずかなり遠回りしました(ずっと言葉で説明してました)
ゲームをキッカケに興味を持つ→学びにつなげる
ゲームて興味を持ち、学びにつなげるのって勉強の王道パターンですよね。
他にも、歴史ゲーム→歴史に興味を持ちマンガへ→もっと深く知りたくなり本へ、どんどんと深堀りしていくパターンってよくあります。
遊び→学びへの転換パターンとしてマンガも非常におすすめです!


当塾の授業でカタカナーシを用いプレゼン力を鍛えています
ただ遊ぶだけでなく、プレゼン力を高めるコツの説明、実際に練習するロープレ、カタカナーシの難しい語彙を覚えるための独自プリントなどの付加価値をつけたコンテンツをご提供しています↓


語彙力を鍛えるゲーム:語彙の王様






条件をかけ合わせて、該当する言葉を言うゲームです!
語彙力が楽しく磨かれますね!
まとめ
語彙力・読解力を高めることはメチャクチャ重要ですが、読書だけでなくこういうゲームもいいですね。
- 月10冊読書(マンガは0.1冊カウント)
- 語彙力系ゲームで遊ぶ
というのが、国語力を鍛えるのにおすすめです。

