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自学ノートは宿題だから仕方なくやっている。さっさと埋まればいい。そんなスタンスだとつまらないし、実力がつかなくて、もったいない。どんな自学ノートをすればいいのか?
本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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みんなで同じことを勉強していると、個々人のしたい勉強ができない。その人によって必要なことはレベルによって違う。そこで自学ノートがあります。
自分の弱点を克服する自学。好きを伸ばす自学。大きくその二種類があるんじゃないかと思います。
本来学びとは自由なもの。自分でテーマを設定して、自分の興味関心を持ったものを深掘りして行くのが勉強。主体的な勉強というのは非常に高度ですが、大学などは自分でテーマを設定するところからやったりしますよね。
これって勉強になるのかな?自学ノートとしてありなのかなと気になるところだと思いますが、基本何でもいいと僕は思います。(頭の固い学校の先生はいます…)
株に興味を持ったとする。そしたら、株のことを調べて自学ノートにまとめる。
株の歴史、株の選び方のポイント、主要株の価格、こんな優待がある、など。
証券会社の特徴。自分はどの証券会社で口座を開くべきか?
など。
ちなみに社会公民に株の話はでてくる。だから、あえて教科と結びつけるならば、社会の勉強であると言えますよね。
「自分は将来起業家になりたいんです。」
「商売の基本は物を売ることだから、まずはメルカリで物を売ってみたら?」
という会話をきっかけに、メルカリの仕組みを調べ、実際に商品を出品。宅配の種類、メルカリの仕組みの解説、CtoCやシェアリングエコノミーというキーワードを調べまとめる、実際に商品が売れていくら手数料がかかって、いくら手元に入った、などをレポートする。そんな自学ノートがあってもいい。
調べる→実践する→そのことから得た学びをまとめる
そんな自学ノート楽しそうじゃない?
ノートにまとめるだけじゃなくて、体験をするのがポイント!
そして体験→気づきという構成で書くと、体験しただけで終わらず、
体験を深ぼりできる。
こちらもあえて教科と結びつけるなら社会の公民でしょうか?数学といってもいいかもしれないですね。パーセントも出てくるし。
自分が野球部だとして、野球部のことを分析→改善するための作戦を考えた自学ノート。
野球部の強み、弱みを書く。
どんな戦略(打撃をのばす・足を絡めた必殺プレーを磨く・とにかく固い守備で守り勝つなど)が考えられるか、それを実現するのにどんな練習ができるか、どんなオーダーならいいのか。自分で主体的に部活のことを考えた自学ノート。
それを持って顧問の先生に相談にいってもいい。
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中学野球が舞台です。突然キャプテンになったカズマサが、極端打撃によせたチームづくりをする。戦略を明確にもっているのが面白い!
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ドラゴン桜の三田紀房先生の野球漫画。単純に技術だけじゃなく、お金を使ってどうやって勝つか、プレーヤーだけじゃなくて、ブラスバンド部に勝つ空気作りを協力させるなど視点がユニーク。
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強い中学の練習方法を真似してみるのもいい。一部員として思考停止して与えられた練習をこなすだけなのか、自分でチームの状況を考え、練習方法を考えるのか。どっちが楽しい?
調べるだけじゃなくて、部活の練習を変える提案をしてみる。主体性を育てる自学!素晴らしくないですか?
勉強に関係ないじゃないかと言われるかもしれませんが。課題を解決するというのは、勉強の根本的な部分。言葉を使って(国語?)色々と情報収集をして考える(データを集めるという意味で社会?数学?)。
もっとエンタメっぽい自学ノートのご提案。
例えばゲームが好きで、ゲームについて深堀りした自学ノートはどうでしょう?
えっ、そんなのさすがに認められない?やり方次第、意味のつけ方しだい。
例えば、国内の主要なゲームメーカーについて調べる。ゲームって行っても、家庭用ゲームというジャンルと、スマホゲームがある。
家庭用ゲーム機のメーカーは任天堂と、○○とがあって、シェアはこうで、こんな戦略をとっている。ユーザーにはこう思われていて、自分自身はプレイしていてこう感じる。だから、本当はこんな戦略があるといいのではないか?とか。
マインクラフトと理科の地学をつなげる自学ノートとか。マイクラではこういう位置でダイヤはとれるけど、実際にはこうだ。世界のこのあたりで産出されている、と。勉強に結びつける。マイクラの理解も深まる、勉強も深まる。
桃鉄やってて気になったことを調べる。飲食系は収益率が高いけど、農林水産系は低い。なぜか?貧乏神に農林水産系は物件を売られない。なぜか?ググればでてくる。社会(地理)につながる学びが得られる。
先ほど紹介したのものはちょっと勉強っぽくない。抵抗があるっていう人は、コチラ。弱点を克服する自学をやる。(好きを伸ばす自学は結構難しいネタ切れになることも多いです)
疑問に思ったことを、ググって調べてまとめたノート。
例えば、小麦ってどんな場所でできるんだろ?→冷涼な場所。ちょっと乾燥していてもOK。
じゃあ、世界で小麦の生産が盛んなところってどこだろ?→中国、インド、ロシア、アメリカ、フランス。
国土が大きいところかな?小麦は土地の広さが大事なのかな?日本だとどこかな?→調べる・・・。まとめる。
社会では暗記をするというのが主になってしまいますが、実はこういった理屈を理解して行くというのが非常に重要。すると忘れにくくなるし、何よりおもしろい。ネットが普及した今だからこそできる検索勉強法。
自分のわからない英単語だけを練習した自学ノートは素敵。わからないことを集中攻撃!
ダメな例:単語帳の単語を上から順にやる。わかる単語も練習している。ノートを埋めることが目的になっている。
プリントをといて✕だった漢字だけを練習した自学ノートもいい。✕→○に変わると成績が伸びる。意外とできる漢字を練習しがち。✕だけをやるというのは、とにかくポイント。
社会・理科は学校ワークをやったあとに、✕だったところだけをとき直した自学ノートもいい。
✕→○に変えるために自学ノートを使う。
また✕だった場合、イメージがわいていない。理解ができていない。そこはググって調べる。
できないことをできるようにする!そんな自学はいいですね!
授業中に理解しきれなかったことを自学でカバーする。
とにかく自学はさっさと終わらせたい。さっさと埋めたいという気持ちもよくわかります。そんな時にオススメなものは何でしょうか?
数学の計算問題はとにかくあっという間に自学が埋まります。例えば、方程式の計算問題なんて1ページ5分ぐらいでうまるんじゃないでしょうか?
真ん中で縦に線を引いてノートに分割します。 計算問題は縦にやって行きます。問題と問題の間は、一行隙間を空けてビッチリ埋める必要はありません。ビチビチに埋めているノートは見にくいし、そこまでやる必要はないです。
社会の地図を描き、そこに特産物などをまとめていくようなノートも、あっという間に埋まるんじゃないでしょうか?
まず大雑把に地形を描きます。ここはそんなに丁寧に書く必要はないので、ギザギザしている部分を移すとか要らないです。大まかに書いていきましょう。
自学というとこれをやる人が多いですよね。英単語や漢字です。実はそんなに楽ではなくて、かなり時間がかかると思うのですが。あまり頭を使わないでやれるので、これをやりますよね。ただ一つだけ気をつけたいのは、リストを上から下に順番にやって行くというのだけは避けましょう。自分の実力がつくことにつながらないのでバツだけをやりましょう。
なんで問題文まで写すの?めんどくさくない?問題文を写している時間は頭よくならないし。
回答だけつくればいいでしょ?
なにそれ?意味あるの?(結構やっている人がいて驚きます)
写経?あんま意味なし。頭を使わない。
基本的にヤバイ自学ノートは、写すという言葉がよくでてくる。なるべく頭を使わないで、とにかく楽して埋めようとする自学ノート。作業が多いことが特徴…。見ていればすぐに分かる。
宿題をだすためにやっている自学はいまいち…
キレイにまとめる。見栄えのいいノートをつくる。それって意味あるのでしょうか?
何か気付きがあればいいのですが、どちらかというと工作のような美術のような自学ノート。目的がずれていて、成績は伸びにくい。
ヤバイ自学ノートをやっている人は、楽して宿題をおわらせたいという気持ちはわかる。でも、宿題は楽に終わるのかもしれないけど、そのツケは後ではらわなきゃならない。
適当に自学をやっている人はあまり理解できていないから、学校ワークをやるときに✕が多くてなかなかすすまないかもしれない。
自学ノートをやることが勉強になれば、その分勉強をしなくてよくなる。自学ノートが勉強にならずにただの作業であれば、あとで勉強をしなければならない。
自学ノートで、勉強になった方が実は楽。
自学ノートには好きを伸ばす自学と弱点を補う自学がある。2:8ぐらいの割合で、メインは弱点を補う自学になると思います。弱点を補う自学では、自分のバツの問題の解き直しを自学ノートでやるというイメージを持つと成績も伸びつつ、自学も終わりますよ!好きを伸ばす自学は、これは勉強にあたるのか?と恐れることなく、(なんでも勉強だから)思い切ってやるといいです。主体的に自分でテーマを決めて調べることが勉強で最も尊いです。
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