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ランゲージ・ラボラトリーの小池です。
志学館高校(志学館高等部・木更津市)の偏差値、推薦基準、SS特待の点数、学費、入試の日程と問題の傾向、館山からの通い方までを、この1本にまとめました。数字は2027年度(令和9年度)入試の学校の発表と、模試の合格基準から取っています。どの数字がどこから来たのかも、全部書いておきます。
先に要点です。
ランゲージ・ラボラトリーからは、志学館のSS特待合格が2024年4名、2025年5名、2026年6名。毎年、特待を取りにいく対策をしています。
ランゲージの塾生は、学習サイト「まなぶ君」で志学館高等部の過去問を大問ごとに解けます。塾生サイトには、志学館の大学合格実績を安房高校・木更津高校と並べて比べた詳しい分析も載せています。塾生特典の中身を見る
| 正式名 | 志学館中等部・高等部(高校は「志学館高等部」) |
|---|---|
| 設置 | 私立・男女共学の中高一貫校。高校からも入学できる |
| 所在地 | 〒292-8568 千葉県木更津市真舟3-29-1 |
| 最寄り駅 | JR内房線 木更津駅。駅の東口からスクールバスで10〜15分。館山・鴨川などからは学校の特別路線バスがある |
| 学科 | 普通科。高校入試の募集は210名(2027年度) |
| 生徒数 | 高等部860名(2025年4月現在) |
| クラス | 高1は入試の点で選抜・準選抜・一般のクラスに分かれ、2年から文系・理系に分かれる |
| 創立 | 高等部は1983年(昭和58年) |
| 建学の理念 | 「国を愛し郷土を愛し親を敬う」「信義友愛礼節を守る」「学問を尊び心身を鍛える」 |
| 公式サイト | 志学館中等部・高等部 |
千葉県木更津市にある私立の中高一貫校です。鹿児島県の志學館など、同じ名前の学校とは別の学校です。館山からは、学校の特別路線バスで乗り換えなしで通えます(くわしくは「館山から志学館高校に通う」の節)。


志学館高校の偏差値は、Sもぎで60、Vもぎで57です。千葉県の高校受験でよく使う模試は2つあり、同じ高校でも模試によって数字が変わります。
| 模試 | 志学館高校の偏差値 | どの年度の数字か |
|---|---|---|
| Sもぎ(総進図書・千葉県最大の模試) | 60 | 2027年度入試用の合格基準(合格可能性60%) |
| Vもぎ(進学研究会) | 57 | 2026年度受験用の合格めやす表(合格可能性60%) |
当塾がふだん使うのはSもぎの数字です。千葉県ではSもぎのほうが少し高く、Vもぎのほうが少し低く出ます。どちらの模試を受けたかで、見る列を変えてください。
もう1つ大事なのが、私立は英語・数学・国語の3教科だけの偏差値だということ。公立高校(5教科)と並べるなら、2ぐらい引いて見るのが小池の感覚です。Sもぎで比べると、木更津高校63、志学館60、安房高校54。公立と同じ物差しにすると、志学館は木更津高校と安房高校のあいだに入ります。
学校はコースごとの募集をしていないので、SS特待の偏差値はどこにも公表されていません。SS特待かどうかは、入試当日の3教科の点数(300点満点で235点以上)だけで決まります。
それでも目安がほしい人のために書くと、当塾の推定でSもぎ64前後。ただし、この数字はあくまで推定です。2026年の入試でも、模試の偏差値と実際の特待ランクはきれいに比例しませんでした。志学館を本命にして過去問で対策を積んだ生徒が、模試の偏差値以上の特待を取っています。
Sもぎの合格基準は、以前この記事に書いていた61から60になりました。Vもぎは2025年度用も2026年度用も57で、変わっていません。1ぐらいの上下は毎年の受験者の顔ぶれで動く範囲で、学校の力が落ちたわけではありません。特待の合格点はむしろ、2025年の入試から2026年の入試で5点上がっています(下の合格点の節)。
それよりも見てほしいのは、志学館は受かる人の幅がとても広い学校だということ。2026年の入試は受験者1,215人に対して合格者1,105人。一般合格の160点から、SS特待の235点まで、同じ高校の中に75点の幅があります。偏差値という1つの数字より、「自分は何点を取って、どの特待で入るのか」で考えるほうが、志学館の受験では役に立ちます。




志学館の入試は英語・数学・国語の3教科、各100点の300点満点。学校が発表している合格最低点は次のとおりです。
| 試験区分 | SS特待 | S特待 | A特待 | 一般合格 |
|---|---|---|---|---|
| 前期第Ⅰ回(推薦) | 235点 | 225点 | 215点 | 160点 |
| 前期第Ⅱ回(推薦) | 235点 | 225点 | 215点 | 160点 |
| 前期第Ⅲ回 | 235点 | 225点 | 215点 | 170点 |
一般合格の160点は、300点の53%。各教科で半分ちょっと取れれば合格ラインに届きます。一方で特待は、235点・225点・215点と10点刻み。10点は、問題にすると1問か2問です。最後の1問を取り切れるかどうかで、SS・S・Aが入れ替わります。
| 入試の年 | SS特待 | S特待 | A特待 | 一般合格 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 230 | 220 | 210 | 160 (Ⅲ回170) |
| 2026年 | 235 | 225 | 215 | 160 (Ⅲ回170) |
一般合格の点は変わらず、特待のラインだけが5点ずつ上がりました。受験者も50人ほど増えています。特待を狙う層の点数が上がっている、と読むのが自然です。来年も同じとは限らないので、過去問では240点を取れる状態を目標にしておくと安全です。
| 試験区分 | 出願者 | 受験者 | 合格者 | 合格した割合 |
|---|---|---|---|---|
| 前期第Ⅰ回(推薦) | 689人 | 687人 | 636人 | 約93% |
| 前期第Ⅱ回(推薦) | 464人 | 459人 | 435人 | 約95% |
| 前期第Ⅲ回 | 70人 | 69人 | 34人 | 約49% |
| 合計 | 1,223人 | 1,215人 | 1,105人 | 約91% |
推薦で受ける第Ⅰ回・第Ⅱ回は、受けた人の9割以上が合格しています。推薦の基準を満たせない人が受ける第Ⅲ回は、合格点が170点に上がり、合格したのは約半分。志学館を受けるなら、まずは中学校の先生と相談して、推薦(第Ⅰ回・第Ⅱ回)で受けられるかを確かめるのが先です。


第Ⅰ回・第Ⅱ回は、中学校の校長先生の推薦で受ける入試です。推薦の基準は内申点(中3の評定)で決まっています。
| 区分 | 3教科(英数国) | 5教科(英数国理社) |
|---|---|---|
| 単願推薦 | 12以上 | 20以上 |
| 併願推薦 | 13以上 | 22以上 |
5教科20は、オール4に届かなくても狙える基準です。推薦の基準そのものは高くないので、志学館の本当の勝負は当日の点数、つまり特待のランクにあります。検定の加点があるので、中3の秋までに英検3級以上を取っておくと内申の不安が1つ減ります。
基準は年度ごとに変わることがあります。最後は中学校の先生と、志学館の入試説明会・個別相談で確かめてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 普通科 男女210名(前期第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ回の合計) |
| 前期第Ⅰ回(推薦) | 2027年1月19日(火)単願・併願 |
| 前期第Ⅱ回(推薦) | 2027年1月20日(水)単願・併願 |
| 前期第Ⅲ回 | 2027年1月21日(木)単願・併願。校長の推薦はいらない |
| 出願 | インターネット出願 2026年12月17日(木)〜2027年1月7日(木) |
| 受験料 | 20,000円 |
| 合格発表 | 2027年1月25日(月)11時、合格発表専用サイト |
| 入学手続 | 第一次 1月25日〜1月29日、第二次 1月25日〜3月4日 |
| 後期選抜 | 実施しない |
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 9:30〜10:20 | 国語 |
| 10:40〜11:30 | 英語 |
| 11:35〜12:15 | 昼食(各自で持参) |
| 12:20〜13:10 | 数学 |
いちばん差がつく数学が、昼食のあとの最後に来ます。過去問は本番と同じ順番・同じ時間で解いて、最後の50分で集中が切れない練習をしておきます。
第Ⅰ回〜第Ⅲ回は続けて複数回受けられ、調査書・推薦書は1通で済みます。第Ⅰ回で点が足りなくても、第Ⅱ回で特待のランクを上げにいく受け方ができます。当日は木更津駅東口のスクールバスターミナルから学校まで、スクールバスが出ます。
高等部の入試説明会は、2026年10月24日(土)・10月31日(土)・11月21日(土)、いずれも9時45分から(学校公式サイトで予約が必要)。


志学館は私立ですが、国の就学支援金が出ると、月々の授業料の負担はかなり小さくなります。学校が出している2027年度入学の金額です。
| 区分 | 一般合格 | SS特待 | S特待 | A特待 |
|---|---|---|---|---|
| 入学金(第一次手続) | 50,000円 | 50,000円(入学後に奨学金として戻る) | 50,000円(同) | 50,000円(同) |
| 入学金の残り(第二次) | 50,000円 | 免除 | 免除 | 免除 |
| 施設費(第二次) | 160,000円 | 免除 | 免除 | 80,000円 |
| 授業料(月額) | 40,000円 | 40,000円 | 40,000円 | 40,000円 |
| 就学支援金(月額) | −38,100円 | −38,100円 | −38,100円 | −38,100円 |
| 施設設備費(月額) | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
| 月々の学費の合計 | 4,900円 | 4,900円 | 4,900円 | 4,900円 |
| 奨学金(月額・原則3年間) | ― | 5,000円 | 2,500円 | ― |
このほかに、生徒会費・後援会費・進路指導費・ICT運用費などの諸費用が月9,150円(予定)かかります。制服・教材・修学旅行などは別です。
| 一般合格とくらべて軽くなる額(3年間) | 内訳 | |
|---|---|---|
| SS特待 | 約44万円 | 入学金10万円+施設費16万円+奨学金18万円(月5,000円×36か月) |
| S特待 | 約35万円 | 入学金10万円+施設費16万円+奨学金9万円(月2,500円×36か月) |
| A特待 | 約18万円 | 入学金10万円+施設費8万円 |
点数に直すと、この差がよく見えます。一般合格の160点からSS特待の235点までの75点で約44万円、1点あたり約5,900円。S特待の225点とSS特待の235点の差はたった10点ですが、3年間の負担は約9万円変わります。過去問の1問(5〜10点)を取りにいくことが、そのまま家計の数万円につながります。
以前この記事では「SS特待は月2万6千円の奨学金」と書いていました。いまは国の就学支援金が月38,100円まで出る表になり、そのぶん学校の奨学金は月5,000円に小さくなっています。そのかわり、一般合格でも月々の学費は4,900円。特待の差が大きく出るのは、入学のときの入学金と施設費です。


2026年度(令和8年度)から、国の「高等学校等就学支援金」が変わりました。年収による制限がなくなり、私立は年45万7,200円まで、公立は年11万8,800円まで、授業料が国から出ます(日本国籍などの要件あり。入学後の申請が必要)。いわゆる「私立高校の無償化」です。
ただし、無償化はタダではありません。国が出すのは授業料だけで、上限もあります。志学館で何が出て、何が出ないかを分けるとこうなります。
| 国の支援で出るもの | 自分で払うもの | |
|---|---|---|
| 授業料 | 年45万7,200円まで(月38,100円) | 志学館の授業料は年48万円なので、上限を超える月1,900円 |
| 入学時 | 出ない | 入学金10万円・施設費16万円(特待は免除あり) |
| 毎月 | 出ない | 施設設備費3,000円、諸費用9,150円(生徒会費・後援会費・進路指導費・ICT運用費など) |
| そのほか | 出ない | 制服・教材・修学旅行・部活・通学の交通費 |
千葉県が国の支援に上乗せしていた「私立高等学校等授業料減免制度」は、国の上限が上がったことで廃止が決まりました。2026年1月の県の発表では、上限を超える授業料を県が埋める経過措置は2026年度の新入生と在校生(年収約640万円未満)まで。2027年度に入学する人は、県の発表の時点では対象に入っていません。月1,900円の差は、年収にかかわらず自分で払うものと考えておくのが安全です。
| 入学のときに払う | 毎月、学校に払う | 3年間で学校に払う額のめやす | |
|---|---|---|---|
| 志学館・一般合格 | 26万円 | 14,050円 | 約77万円 |
| 志学館・A特待 | 13万円(うち5万円は入学後に戻る) | 14,050円 | 約59万円 |
| 志学館・S特待 | 5万円(入学後に戻る) | 14,050円(奨学金で月2,500円戻る) | 約42万円 |
| 志学館・SS特待 | 5万円(入学後に戻る) | 14,050円(奨学金で月5,000円戻る) | 約33万円 |
| 県立高校(安房高校など) | 入学料5,650円 | 授業料は0円。PTA・生徒会費・教材費などは学校ごと | 約11万円(学校徴収金を全国平均で置いた目安) |
学校に払うお金だけで比べると、県立高校と志学館の一般合格の差は3年間で約65万円。SS特待なら、その差は約21万円まで縮まります。特待の点を取りにいくことは、そのまま家計の話でもあります。
77万円と聞くと高く感じますが、これは国の就学支援金をすでに差し引いたあとの額です。授業料そのものは3年間でわずか6万8,400円しか払いません。残りの大半は、授業料以外の入学金・施設費と、毎月の諸費用です。
| 志学館・一般合格の3年間 | 金額 | 就学支援金の対象か |
|---|---|---|
| 入学金+施設費(入学のとき) | 26万円 | 対象外 |
| 授業料の自己負担(月1,900円×36か月) | 6万8,400円 | 上限を超えた分だけ |
| 施設設備費(月3,000円×36か月) | 10万8,000円 | 対象外 |
| 諸費用(月9,150円×36か月。生徒会費・後援会費・進路指導費・ICT運用費など) | 32万9,400円 | 対象外 |
| 合計 | 約77万円 | |
| (参考)就学支援金がなかった場合 | 約214万円 | 授業料年48万円×3年をまるごと払う |
つまり、無償化で消えたのは授業料の約137万円分。3年間で約77万円は、ならすと月2万1千円ほどです。年収で決まる県の給付金(下の表)が出る家庭は、ここからさらに年3万8千円〜15万2千円が戻ります。
| 費目 | 公立高校(全国平均・年) | 私立高校(全国平均・年) | 志学館の場合 |
|---|---|---|---|
| 修学旅行・遠足など | 36,500円 | 62,778円 | 行き先・積立額は学校に確認 |
| 教科書以外の図書・学用品・実習材料 | 62,284円 | 73,312円 | 学校に確認 |
| 部活動など(教科外活動費) | 49,499円 | 63,440円 | 部による |
| 通学費・制服・通学用品 | 97,634円 | 136,790円 | 制服は学校指定。特路バスの料金は学校に確認。JR+木更津駅からの無料スクールバスという通い方もある |
ここは無償化の対象外で、公立でも私立でもかかります。館山から通うなら、通学の交通費は県立の地元校より確実に増えます。制服と特路バスの料金は、入試説明会で聞いておくのがいちばん確かです。
| 世帯の区分(千葉県の目安) | 奨学のための給付金(私立・全日制、年額) | 入学金の軽減(私立) |
|---|---|---|
| 生活保護(生業扶助)を受けている | 52,600円 | 入学金の全額か15万円の低いほう |
| 住民税の所得割が非課税 | 152,000円 | 入学金の全額か15万円の低いほう |
| 年収270万〜380万円程度 | 50,670円 | 年収350万円未満程度なら、入学金の全額か15万円の低いほう |
| 年収380万〜490万円程度 | 38,000円 | 対象外 |
| 年収490万円程度以上 | 対象外 | 対象外 |
授業料の支援(就学支援金)は年収に関係なく出ます。年収で変わるのは、授業料以外を助ける給付金と入学金の軽減。どちらも学校を通じた申請が必要で、黙っていてももらえません。特待との併用や、2027年度の入学金軽減の扱いは、志学館の事務室に確かめてください。
国の制度の詳細は文部科学省「高校生等への修学支援」に載っています。


3教科とも、千葉県の公立入試とは形がちがいます。公立の勉強をそのまま続けるだけでは、特待の点には届きません。
志学館の入試でいちばん差がつくのが数学です。塾生を見ていても、英語と国語は90点取れるのに数学は60点、という子が珍しくありません。定期テストのレベルを大きく超えた問題が出ます。
大問の並びは毎年ほぼ同じで、計算・確率・規則性のあとに、関数・平面図形・空間図形の大問が続きます。公立入試に空間図形の大問はないので、ここは志学館のための練習が要ります。


問題は、誰でも取れる問題、誰も取れない問題、取れる人と取れない人に分かれる「難易度中」の問題の3つに分かれます。特待を分けるのは難易度中の問題。市販の問題集にはあまり載っていない形なので、志学館の過去問から拾ってくるのがいちばんです。当塾には過去20年分の過去問があり、難易度中の問題だけを集めて練習しています。
練習の順番も決めています。むやみに全部を回すのではなく、攻略しやすい関数から固め、平面図形、空間図形へと進む。過去問をやるたびに5点、また5点と上がっていくので、本人も伸びを実感しやすいやり方です。


関数はパターンが少なく、いちばん攻略しやすい単元です。高校数学でも関数は柱になるので、中学のうちに得意にしておくと、入学後もそのまま効きます。
長文中心の公立入試に対して、志学館では語順整序(並べかえ)などの文法問題の比重が高めです。2026年の入試からリスニングが加わり、そのぶんアクセント問題はなくなりました。長文はやや短めで、それほど難しくありません。
分詞や関係代名詞のような単元は、直前に少しやった程度では間に合いません。当塾では、英文の骨組み(構造)を先に作って、あとから肉付けする教え方をしています。この骨組みは大学入試の英語にもそのままつながります。
志学館らしい問題を1つ。まず自分で解いてから、下の答えを開いてください。


答えは Do you know what time the game will be over? 不要な語は finish です。
「終わる」と書いてあるので、finish を使いたくなるのが自然です。ところが finish を使うと be と over が余ってしまう。不要な語は1語のはずなのに2語余る、ここで立ち止まれるかどうかが分かれ目です。
will のあとには動詞の原形が来るので be。over には「終わって」という意味がある。だから be over で「終わる」。will be finish のように be動詞と一般動詞を並べる形は、中1で習うとおり使えません。
be over という熟語を暗記しているかを問う問題ではありません。知らなくても、文の形から考えれば解けます。授業で40人に解いてもらったとき、正解したのは3人でした。
千葉県の公立入試の国語は、50分で聞き取りも200字の作文もあり、時間が足りないことで有名です。志学館の国語は作文がなく、そこまで時間に追われません。公立のペースで飛ばし読みせず、じっくり読み解くほうが点になります。
2026年の入試から漢文が加わりました。漢文の練習問題は意外とみんな持っていないので、当塾では専用のプリントを用意しました。漢字は、私立高校の過去問20年分をAIで分析して、出やすい漢字と類題を抜き出して練習しています。
市販の過去問は書店やAmazonで買えます。ただし、各年度2回分の問題が載っていても、解説が付いているのは各年度1回分だけ。実際に解説つきで使えるのは半分です。当塾では、残りの回の解説もしています。


志学館高等部は木更津市真舟3-29-1にあります。館山からは、学校の特別路線バス(通称:特路バス)で直接通えます。
| 館山線のバス停 | 出発 |
|---|---|
| 嶺南中学校 入口 | 6:50 |
| ファミリーマート千倉瀬戸店 | 7:00 |
| 九重駅 | 7:09 |
| 南総文化ホール | 7:18 |
| オートバックス 館山バイパス | 7:25 |
| 富浦インター入口 セブンイレブン | 7:29 |
| 富楽里 パーキング | 7:37 |
| 道の駅 保田小学校 | 7:44 |
| 学校着 | 8:25 |
館山の中心部から学校まで、バスで約1時間。朝7時すぎには家を出る生活になります。家の近くのバス停で乗れば、学校まで乗り換えなしの1本で、座ったまま着きます。館山から通うなら、電車より特路バスのほうがずっと楽です。鴨川線・長狭線もあり、塾に寄る曜日だけ別の路線に乗るといった使い方もできます(差額の精算)。特路バスの料金は、学校に確かめてください。
電車なら、JR内房線で木更津駅へ。木更津駅東口のスクールバスターミナルから学校まで、スクールバスで10〜15分、こちらは無料です。部活動のない日の最終は17時、ある日は18時20分。ただ、家から駅までの移動、内房線の本数の少なさによる待ち時間、木更津駅での乗り換えと歩きまで入れると、片道1時間半ほどかかります。電車通学は、部活で帰りが遅くなる日や、バスの時間に合わない日の手段と考えておくのが現実的です。




| 学年 | クラス |
|---|---|
| 高1 | 1組=選抜クラス(上位30名)、2組=準選抜クラス(次の30名)、3〜7組=一般クラス |
| 高2から | 文系L1〜L4・理系S1〜S4。テストの点数の順にクラスが決まる |
志学館のいちばんの特徴は、高1の時点から実力でクラスがはっきり分かれること。併願で受けることの多い木更津高校は選抜クラスがなく、3年間フラットに扱われます。入学時の点数が、そのまま高1のクラスにつながる。特待の点を取りにいくことは、入ってからの環境を選ぶことでもあります。
| 2026年春 | 2025年春 | 2024年春 | |
|---|---|---|---|
| 国公立大学 | 36 | 39 | 22 |
| 早慶上理 | 21 | 29 | 32 |
| GMARCH | 69 | 105 | 90 |
| 医学部医学科 | 6 | 4 | 10 |
2026年春は、東京科学大(旧東京工業大)1、東北大3、北海道大1、千葉大4。医学部医学科は3年間で20人です。地元で医学部を本気で狙うなら、志学館は数字で見ても有力な選択肢。
私立大学の合格数は延べ数なので、学年が何校に出願したかで倍ぐらい動きます。高校の力を見るなら、国公立と医学部医学科の数のほうが確かです。指定校推薦の枠も、早稲田・東京理科・明治・青山学院・中央・法政など、私立高校としては充実しています(枠は年度で変わります)。
| 入試の年 | 志学館の合格者 | 内訳 |
|---|---|---|
| 2026年 | 14名 | SS特待6名・S特待2名・A特待3名ほか |
| 2025年 | 18名 | SS特待5名・S特待3名・A特待4名・一般6名 |
| 2024年 | 7名 | SS特待4名・S特待1名・一般2名 |
2026年はSS特待6名で、過去最高でした。結果を見て分かったのは、志学館を本命にして、志学館のための対策をやり切った生徒が、そろってSS特待を取ったということ。反対に、基礎学力は高くても公立が第一志望で志学館の対策が薄かった生徒は、実力ほどの特待を取れないことがありました。
模試の偏差値は、学力全体を測る数字です。志学館の特待は、空間図形・文法問題・漢文といった志学館の形に慣れているかで、最後の1〜2問が決まります。直前期に、その高校に合わせた練習をどれだけ積むか。当塾が毎年いちばん力を入れているのはそこです。




ランゲージの塾生は、塾の学習サイト「まなぶ君」で志学館高等部の過去問を解けます。志望校を志学館にすると、高校入試のページに志学館の過去問が並びます。
※まなぶ君は塾生専用です。塾外生の方はご利用いただけません。
塾生サイトには、志学館の大学合格実績を東京一工・早慶上理・GMARCHなどのランク別に整理し、安房高校・木更津高校と定員100人あたりで比べた記事「高校の合格実績:志学館高校(2026年春)を安房・木更津と比べる」や、公立が第一志望の人の併願の選び方「併願高校について」も載せています(塾生限定)。
塾外生の方で、志学館の過去問対策をしたい方は、記事のいちばん下の無料体験から。授業の進め方とまなぶ君の画面を実際に見ていただけます。


Sもぎで60(2027年度入試用の合格基準)、Vもぎで57(2026年度受験用の合格めやす表)です。私立は英語・数学・国語の3教科なので、5教科の公立高校と比べるときは2ぐらい引いて見てください。
千葉県木更津市真舟3-29-1にある私立の中高一貫校(志学館中等部・高等部)です。JR木更津駅の東口からスクールバスで10〜15分。館山・鴨川などからは、学校の特別路線バスで通えます。
学校は公表していません。SS特待は入試当日の3教科の点数(300点満点で235点以上)で決まります。当塾の推定ではSもぎ64前後ですが、模試の偏差値より、志学館の過去問で235点を取れるかで判断してください。
Sもぎの合格基準は61から60へ1下がりましたが、Vもぎは57のままです。1ぐらいの上下は受験者の顔ぶれで毎年動く範囲で、学校の力が落ちたわけではありません。特待の合格点は2025年入試から2026年入試で5点上がっています。
2027年度入試では、単願推薦が3教科12以上または5教科20以上、併願推薦が3教科13以上または5教科22以上です。中3で評定1があると受けられず、欠席は中3で10日以内。英検などの検定で加点があります。
300点満点で、一般合格は前期第Ⅰ回・第Ⅱ回が160点、第Ⅲ回が170点。特待はSS特待235点、S特待225点、A特待215点です(2026年度入試の結果、学校公式サイト)。2025年度入試より特待のラインが5点ずつ上がりました。
2027年度入学の場合、入学金10万円と施設費16万円。月々は授業料4万円から国の就学支援金38,100円が引かれ、施設設備費と合わせて4,900円です。ほかに諸費用が月9,150円(予定)。特待生は入学金・施設費の免除や奨学金があります。
無償になるのは授業料だけです。2026年度から国の就学支援金は年収にかかわらず私立で年45万7,200円まで出ますが、志学館の授業料は年48万円なので月1,900円は自己負担。入学金・施設費・施設設備費・諸費用も対象外で、学校に払う額は3年間で一般合格が約77万円、SS特待が約33万円が目安です(2027年度入学、就学支援金が満額出る前提)。制服・修学旅行・通学費は別にかかります。
学校に払うお金だけで比べると、県立高校(授業料0円・入学料5,650円・学校徴収金は全国平均で年約3.6万円と置いた場合)は3年間で約11万円。志学館の一般合格は約77万円で、差は約65万円です。SS特待なら約33万円で、差は約21万円まで縮まります。
前期第Ⅰ回(1月19日)・第Ⅱ回(1月20日)が推薦、第Ⅲ回(1月21日)は推薦なしで、複数回受けられます。調査書と推薦書は1通で済みます。後期選抜はありません。
通えます。学校の特別路線バス(特路バス)の館山線が、館山バイパスや富浦インターを通って学校まで直接行きます。館山の中心部から約1時間で、朝7時すぎに家を出る生活です。家の近くから乗り換えなしで座って行けるので、JR内房線+木更津駅のスクールバス(待ち時間や歩きを入れて片道1時間半ほど)より、ずっと楽です。


志学館の特待は、志学館に合わせた練習をやり切った人が取っていきます。過去問をどの順番で、どこまでやるか。ランゲージ・ラボラトリーでは、過去20年分の過去問とまなぶ君を使って、一人ひとりの「あと1問」を一緒に詰めていきます。
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ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
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