【小/中学生】自分で考えようとしない子が変わる瞬間

せんせー、わかりませーん

10秒で答えが浮かばなければ即死。

すぐに諦める。

やり方を教えて下さい。

考えることをせずに、てっとりばやい方法を聞く。

似たような質問に、

足すんですか、引くんですか?

習ってませーん。

がある。

これらの質問は、自分で考える気がありません、という点が共通している。

この子たちにすぐに教えてみたこともある。

「この場合はこうだよ。」「こう考えるといいよ。」

ますます依存度が高まり、考えようとしなくなる。これじゃできるようにならない。

こんな自分で考えない子どもたちも、自分で考えるようになる。

目次

算数は式を使わないといけないという思い込み

てんびんの問題。Aと1gがBとつりあい、AとBが5gとつりあうときのA、Bの重さを求める

5÷2=2.5

A=2.5、B=2.5

どうしても式をたてることありき。

数字をあてはめて試してみようとできない。

小池てっぺい

数字をあてはめて試してみればいいんだよ。

例えばさ、・・・。

算数は、「式をたてなければならない」という間違った思い込みをしている子は多い。

そういう子は融通がきかなく、見たことのあるパターン問題しかとけない。

それも、直近3ヶ月以内の問題でないと、

やり方を忘れました。

となる。

それはそのはず。

意味を考えていないため、記憶は3ヶ月しかもたない。

算数は、数字を当てはめて具体的に考えればいい

20分後。ようやく式でとくことを諦めた。

そして、数字を積極的に当てはめて、正解を探すようになる。

しかし、ここでまた2パターンに分けることができる。

ヤミクモに全パターン試す子と、意味を考え法則を見つけようとする子だ。

最初はヤミクモでいい。試さないよりマシだ。

そのうち偶然に「アレ?」と気がつく瞬間がある。

なんかこうやるといけるぞ。

そこで意味を考え法則を見つける子に変わることができる。

算数は必勝法を編みだすゲームだ

せんせー、必勝法を見つけました!

1問に10分かかっていた子も、必勝法を編みだすと1問1分でスイスイすすむようになる。

この様子を見ている僕は、これが浮かぶ。

ドラマ「LIAR GAME」の秋山が「このゲームには必勝法がある。」と語る場面
LIAR GAMEの秋山さん(松田翔太)

そう、勉強は必勝法探しだ。パターン暗記はつまらない。パターン暗記をしている人は早晩伸び悩む。

とくに算数/数学は必勝法探しゲームだ。

考えることに夢中になっている子は、説明しようとする嫌がる

秋山さんのように、集中して深く考える小学生たち。

小池てっぺい

苦しんでるじゃん。コレはね・・・(解説しようとする)。

いや、ちょっと待ってください。

もう少しでいけそうです。

だんだんとこうなってくる。この感じを引き出すのが小・中学生の算数の目的だ。

ここには依存心はない。

自立している。

算数の必勝法をみつけるのは楽しい

同じくてんびん問題だが、

3つのてんびんの問題。B2個とA4個がつりあい、AとBとCで60gになるときの重さを考える
小池てっぺい

どう? なんか法則見つけた?

見つけました!!

B2個と、A4個がつりあうってことは、半分にしても同じだからB1個とA2個がつりあいます。

ってことはAはBの2倍の重さだから…

猛烈な勢いで自分の見つけた法則を嬉しそうに話す。

それも一人だけじゃなくて、俺も!私も!

と次々に話し出す。

問題をといている様子を見ると前のめりになり、プリントに釘付けになっている。

とけるとガッツポーズをする子もいる。

子どもたちを秋山さんにするための手順

① よく考える必要のある良問を用意する

② 問題をといている様子をみて、

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この記事を書いた人

小池哲平のアバター 小池哲平 ランゲージ・ラボラトリー塾長

ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
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