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ハイレベル層が陥りがちな落とし穴と対策【親が気をつけるポイント】

できる子の落とし穴

学校の授業が簡単すぎてつまらない、精神的な成長が早く興味関心が周囲と合わないなどのお悩み、いわゆる「浮きこぼれ」問題。

飛び級をすることはできないですし、集団の中で何とかやっていくのが現状の日本の教育システム。もちろん中学受験をして中学からレベルの高いとこに行くことも可能です。しかし通学時間の問題があり、志学館や、翔凜に1時間かけて行くのは失うものもあります。(いいか悪いかは判断の分かれるところです。)

公立の小中学校をうまく使いながらも、浮きこぼれに対処するのが館山エリアの1つの課題でしょう。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

ハイレベル層の気持ちを想像してみる

もし自分が、子どもたちが夢中になって見ている幼児向けアニメを、大人になって何時間も真剣に見るように強いられたとしたらどうでしょう?

とても集中力が続かないし、ストーリーも登場人物の名前もうろ覚えのまま意欲の薄い状態でテレビ画面を追い続けることになると思います。地獄のような時間です。

人は、自分の知的なレベルや理解力にちょうど見合った内容の学習を続けていないと、その時間は苦行でしかないでしょう。

もしかしたら、能力の高い子は毎日そんな気持ちでいるのかも。

よくいる微妙なハイレベルさん

簡単な問題で点数を稼いでいるだけの「偽ハイレベルさん」

勉強ができる子が意外と集中力がなかったり、難問を考えることが苦手な子がいます。パパッと解ける問題を秒でとくことはできるけど、じっくり考える問題を時間をかけて自分の頭で考えるのは苦手。先生の説明したパターンは理解するけど、初見の応用問題は最初から諦める、本当は優秀ではない学校の簡単な問題だけできる偽ハイレベル層(なんと失礼な表現 笑)もいます。

この偽ハイレベル層は全国模試などで思考力を問われる問題をやるとボロがでます。パッと解ける問題を高速で解くのではなく、ちょっと考える問題をじっくり考えるような勉強や、深い解説、発想を磨いて自分で考える力を身につけることが必要です。

真剣にやらない癖がついている「手抜きハイレベルさん」

元中日ドラゴンズ和田選手
(2000本安打達成)

(野球選手の話)最近プロにはアマチュア時代に怒られることが少なく、最後までボールを追いかけない怠け癖がついてる選手が多い。

これ、学生の勉強でも当てはまります。優秀な子はパッと理解できるため、授業中に待ち時間を持て余します。だから、指遊びをしたり、ノートに絵を書いたりして、時間を潰します。学校の先生もそういう子は叱りづらいです。他にやることを提示するのも難しいです。でも全力をやらない癖がついてる子はもう一歩突き抜けられません。

周りを見下し、話を聞かない「エリートハイレベルさん」

学校の授業はレベルが低い、もう私はわかっている。塾・家で予習をしたから大丈夫。

そんな意識で学校の授業を聞かないエリートハイレベルさんもいます。

そんなに頭がいいなら予習しなくていいんじゃない?だって学校でやることなくなって時間のムダですよね。

優秀な子供を持った親が気をつけること

時間をうまく使う習慣をつける

時間をうまく使う習慣を身につけることです。優秀なお子さんは、周りに比べて先に終わってしまうことが多いでしょう。すると待ち時間がどうしても生まれます。その待ち時間をいかに過ごすかは優秀なお子さんの共通な課題になります。

待ち時間に宿題を終わらせて家でたっぷり遊べる。待ち時間には周りの友人を助ける。(教えることでの学びも大きいです。)時間=命、無益な時間は使いたくないと、心のそこから思うことです。孫正義のとことんを読み聞かせすると良いでしょう。

先取りをしない。深堀りをする。

学校の授業を想定して予習をさせ、「知っている・見たことがある・聞いたことがある(わかる)→できるかも(自信)→楽しい(余裕)→勉強が好き」という流れを良しとする人がいます。ところが実際に育てているのは、予想外のことに出会うと対応できなくて、「知らない→わからない→かんがえようとしない→できないと決めしてしまう」という習慣です。
知らないことのほうが圧倒的に多い世の中で行きていくのに、こんな習慣をつけられたのでは生きてはいけません。
ふだんから「知らない→なんだろう→ワクワク」となるようにサポートすることこそが重要なのです。小学校時代の予習ほど損をする学習はないんです。

思考の臨界期 著:糸山先生

本当にそう思います。現場でリアルに感じます。

優秀な子が学校の予習や、先取り学習をしてしまうと、授業中の待ち時間がどんどんと増えます。優秀なら学校の授業で初めて聞いても理解できるはずです。そんな新鮮な気持ちを持って学校の授業をうけたいところです。

先取り学習で小学生のうちに中3まで終わることを目指すのではなく、自分の学年の範囲内で深堀りをする勉強がおすすめです。(中3までさきどっている子に小4のちょっと複雑な文章題をだすと全然とけないことはよくあります。)

考える力を身につける

思考力を潰すのは計算・暗記・単純反復などの考えない勉強。ですから、12歳までは脳の進化(多様な思考回路の作成)のじゃまになるような刺激、とくに同一の単純な回路しか使わない徹底反復学習は、できるだけやらせないようにして、新しい複雑な思考回路の作成をうながすような環境をととのえてあげる必要があるのです。

思考の臨界期「糸山先生」

これも本当にメチャクチャ実感があります。行き過ぎた反復をするのではなく、じっくりと自分の頭で考える練習をすると良いと思います。

家庭学習はオモロイことを

優秀な子の場合、家庭学習は学校の勉強とは関係ないオモロイことをやってはどうでしょう?

家では学校とは全く関係ない自分の興味あることを。例えば昆虫を集めても、レゴでも、ゲームでもYouTubeでもいいです。トランプ、ボードゲーム、外遊び、プログラミング、PCに詳しくなる。

なんでもいいと思います。モンテッソーリ的な感じで、子供が今興味を持っているであろうことを観察して、それを深堀りするお手伝いをしていくと深い学びがあります。

たまたま興味をもったことが、学校に関連することの場合、家庭でそれをやればいいと思います。例えば英語に強く興味を持ったなら、「先取りになっちゃうから…」ととめる必要はなく、やればいいと思いますよ。

ただ学校の教科書対応のもので、というよりは学校と関係のない英語がいいですね。(学校の授業で学ぶ余地を残しておく。退屈しないように。)

学校を見下すこと、学校の先生を見下すこと、友達を馬鹿にすること

学校を見下すこと、学校の先生を見下すこと、友達を馬鹿にすること、これは絶対にしないほうがいいでしょう。

学校の仕組みは全体最適の観点で作られています。だから真ん中のレベルに合わせた設計になっています。すると、ハイレベル層のお子さんはちょっと外れ値となり、学校の授業が自分のレベルにドンピシャではないんですね。(制度の問題で仕方ないです)

結構、優秀なお子さんを持つ親が意外とやりがち(今の学校は…とこぼす)。本人の能力の高さもあいまって、子供が嫌な感じになったらこまりますよね。

優秀なお子さんは、

  1. めちゃくちゃ素直で好奇心旺盛な明るい子(ドラゴンボールでいえば悟空のような)
  2. 周りを見下し授業を適当に受ける、でもオレ・私できるしという高飛車な態度。先生から扱いずらい子(初期のベジータのような)

に大きく別れるように思います。

悟空タイプになったほうが伸びます。本当に頭のいい子たちは悟空タイプが多いように感じます。

まとめ

  • 先取りをしない(学校授業で退屈をしないために)
  • 学校で一発でおわらせる(宿題もできたら授業の暇な時間、自習の時間に終わらせる。)
  • 待ち時間をうまく使う(宿題やっちゃうとか。)
  • 周りを見下す嫌なやつにならない(成長がとまる)
  • 家庭では本人の興味のあることを(この時間が大切。勉強は本来自分の興味のあることをやるもの)

このへんが優秀なお子さんが気をつけることでしょう!

ハイレベル層を伸ばせるのは当塾です

ハイレベル層を伸ばすための授業を行っています。小学生であれば、暗記重視ではなく思考力を磨くような算数、国語、英語の指導を。(小学生は暗記力が良いので、暗記に頼った指導をしてしまいがち)小学生より、中学生でさらに伸びます。(当塾から学年1位になっている子もたくさんいます。)

中学生ではハイレベル層だけが集まり、深い授業を展開しています。まずは内容をご確認下さい↓

できる子の落とし穴

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