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英語を始めたての子はフォニックスを「簡単」に学びたい

英語の読み方にはルールがある。makeマケ→なぜかメイクと発音、作る、と覚えているのもいいけど、最初から簡単なフォニックスを学ぶといい。

※フォニックス:つづりと発音のルール

自宅で英単語の読み方を教える小学生の親御さんは、フォニックスの視点を持つといいです。

そうしないと無限暗記になってしまい、子供が英語嫌いになるだろう。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

子音はウの段

母音と子音の違い

kはローマ字ではカ行をあらわす。

kaカ kiキ kuクのようにカ行をつくれる。

kはカ行とわかるが、英語においてkだけならウの段のクという発音になる。

同様にsはス、pはプ、と決まっています。

map

ma マ(ローマ字と同じ) pプ(子音だけはウの段)と考えて、マップという発音になります。

母音は2種類

英語の発音の難しさはここにあるが、母音は2種類の発音がある。

a i u e oはローマ字だと
アイウエオ。

アルファベットの読み方だと、
a  i  u  e  o
エイ アイ ユー イー オウ
となる。

makeは一文字ずつ分解して、
m  a  k  e
ム エイ ク ✕
と考える

m a
ム エ

子音と母音はくっつくので、イがくっついてイという発音になる。

この1文字ずつ分解して音を当てることが最初は重要だ。

lakeなら
l  a  k e
ル エイ ク ✕

となるイメージだ。

最後にくるeはマジックe(サイレントe)と読んで、

  1. eの発音はしない
  2. 前の母音が長母音(アルファベット読み)

になる。

その他、英語独特の発音のルール

cはク、ス

cat 
city

上はキャット(猫)、下はシティ(都市)。

cは「ク」「ス」と2種類の発音をもつ。

後ろにくる文字が、
i、eのとき→cはス
それ以外→cはク
となる。

city シティー
cent セント(アメリカのお金の単位)

cat キャット
cut カット(切る)
computer コンピューター

1ドル=100セント

cは ieのときにになるので、cはイエスと覚えよう。

ンはn(例外的にmもン)

m 口を閉じてン
n 口をあけてン

新橋と言ってみてほしい。

ばし。

のときに口を開けているだろうか?閉じているだろうか?

閉じているはずだ。

「ん」の後ろに、bが来るとき人は自然と口を閉じてしまう。

ほかにも、「新聞」と言ってみてほしい。

ぶん

前の「ん」では口を閉じるが、後ろの「ん」はとじていない。

だから新聞とローマ字で書くとき、以下のようになる。

昔、唇を横に引っ張って「がっきゅうぶんこ」って言って→「がっきゅうんこ」と言わせる遊びがあった。
それと同じ原理。
ブと言うとき、口を閉じないと言えないため、その直前の「ん」から口を閉じて準備に入る。

ンは後ろが、
m pのときは口を閉じてになる→m
それ以外→n
と覚えよう。

hammer ハンマー
trumpet トランペット

英語は同じンという音でも、口の形で区別をする

日本語にはない感覚だ。

発音は分解するのが大事

phは何と発音するか?

「フ」だ。

iPhoneと書いてあれば、アイフォンと読めるはずだ。

iPhone フと読んでいると分解する思考がある子は自然と気が付く。

では graph なんと読むか?

グラフである。

こうやって応用がきいていく。

初見の単語もなんとなく読めるようになるのは分解して考えることができるからだ。

いつまでたっても英単語が読めない子は分解をしようとしないで、カタマリで読んでいる。

make マケ→メイクと読めても

takeが読めなかったりする。

takeはさすがに読めても、
acornが読めない。

エイコーン。どんぐりだ。

となりのトトロを英語で見ると、メイちゃんが It’s acorn! というシーンがやたらと記憶に残っている。

分解して1文字ずつの音を考えてくことが近道になる。

注意点

フォニックスには例外もある

フォニックスは75%はルール通り

25%は例外がある

特に、よく使う単語ほどフォニックスのルールを外れたものがある。

例. someはマジックeの法則にしたがうと、ソウムと発音するはずだが、実際にはサム。

だから全部には当てはまらないことを了承しておいてほしい。

それでも、フォニックスは勉強した方がいい。

フォニックスは中学生が軽く学ぶテキストがない

小学生がライトに始めるフォニックスのいいテキストが見つからない。

ちょっとマニアックすぎたり、大人向けだったり。

これだと、フォニックスって難しいとなってしまうだろう。

だから、単語練習をしながらついでに簡単に学べるようなテキストが欲しい。

※当塾では、自作しています。
学校単語、英検単語の発音のところにフォニックスが自然と学べる解説を入れています。

まとめ

単語をただ丸暗記するのではなく、フォニックスを意識しながら練習するといい。

すると、初見の単語も発音がなんとなくわかるようになる。

(だいたい中2ぐらいで発音がわかるようになってくる。)

深くフォニックスを学びたい人はこちらが参考になる↓

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