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中学生のみなさん、単語がなかなか覚えられなくて苦労していませんか?たくさんノートに書きまくる。蛍光ペンを塗りまくる。付箋を貼りまくる。僕も全てやりました。結構大変ですよね!
たくさん勉強した気分になれて達成感があったりします。でも本当に覚えているか自分でテストしてみたときに、なかなか覚えられなくてガッカリします。
この記事を読んでもらえると、そんなつまらない単語の練習が、見違えるように成果が出るようになります。中学から英語の勉強を始めた僕が、小学校からずっと英語を勉強している人に追いつき12で英検3級に合格。大学受験では、英語で偏差値70が取れて英語が武器になりました。
中一から、高三までの6年間の試行錯誤の結果を、中学生向けにコンパクトにお伝えします。いや、ほんとにうらやましい。僕も中学生の時に最初から知っておきたかったことばかり。
本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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読み(英語→日本語)と書き(日本語→英語)のどちらを先に勉強するかというと、まずは読みが大事。
書きを減らしてもいいので、その分読みを練習する量を増やします。
例えば、英単語に1日20分使って勉強しているとしたら、今まで今までは5回ずつ描くとか、それで2ページぐらい埋めるとかそんな練習をしていたと思います。それを書かなくていいから、英語を見て日本語を答えると言う練習をしてください。
単語帳がお勧めです。(塾生は、塾で作っている一問一答の英単語プリントがオススメ。理由は後述。)
例として3つあげました。簡単すぎるかな?
でも意外とスピークとかは、気合で覚えたりとかしませんか?新しい単語に出会った時も、自分のもともと持っている知識とつなげられないか考えてみる。
他にもいくつか例を挙げてみます。
これも全部英検5級単語なので、簡単な例です。
blind「ブラインド(目が見えない)」という意味ですが、カーテンのプライドとか、ブラインドタッチ(PCを手元を見ないでタイピングする)とかありますよね。でも意外とそのつながりに気がついていない人も多い。
単語を10回書く前に、自分の知っていることとつなげられないか。一度立ち止まって考えてほしいところです。
どういう意味かわかります?ヘッドホンです。 ph 「フ」と発音するので、head(ヘッド)phone(フォン)ですね。
restaurant レストランと発音するので、レストラン。au 「オー」と発音する、最後の t は消えるとわかればいけますね。(August オーガスト(8月)とか。)
birthdayはバースディ。誕生日。ir「アー」と発音する。bird バード(鳥)がそうですよね。
最低限のフォニックスがわかっていると結構便利。フォニックスを習わない人は、経験を貯めていって中3ぐらいになると、感覚的にわかるようになる。(でも、本当は先にフォニックスを学んだ方が楽だと思います。)
dislike 「好きじゃない」という意味。dis(否定)+like(好き)と「あたま」と「おしり」に分けて考えるとわかりやすいですね。あたま:接頭語(せっとうご)、おしり:接尾語(せつびご)なんて言ったりします。
例えばこれはどういう意味だと思いますか?
import
export
in(中へ)+port(港)→港の中へ→輸入する。
ex(外へ)+port(港)→港の外へ→輸出する。
中2、3で出てくる単語は、このあたま(接頭語)、おしり(接尾語)の考え方を持っていると楽に覚えられます。
初見の単語でも予想がつくこともありますよ。
run「走る」という意味が有名ですが、「川が流れる」「経営する」なんて意味もあったりします。辞書をひいてたくさん意味が載っていてうんざり。多くの人は、これを上から順番に暗記していたりするのですが、それって大変。
でも実は、中心のイメージ(コアイメージ)があって、それを派生させているだけ。なので、中心のイメージをとらえればいいんです。
例えば、runは、ものが動き続けるイメージ。だから、人が走る、川だったら動き続ける→流れる、経営者があくせくと動き続ける→経営する。
sunny「晴れ」→sun「太陽」が変化したもの。
特に英検3級、英検準2級レベルになると、自分のもともと知っている単語の変化形がたくさん出てきます。これをあれに似てるなぁてことは…て考えられると、知らない単語も楽に覚えられます。
意外と自分の持っている知識と結びつけるのがへたくそで、全く別物として見て覚えている人もいます。大変だし、もったいない。
mean ミーン、「意味する」ですが、これがなかなか覚えられない子がいました。語源をたどっても、自分の知っている日常語に結びつけようとしても、形の似ている単語もない。手づまりだ。気合いで書きまくって覚えるぞ!でも覚えられない。そんな状態でした。
そんなときは奥の手、ゴロ合わせです。
ミーンミンゼミは夏(の到来)を意味する
というゴロ合わせで一発で覚えられました。
ただ、ゴロ合わせばっかにするのも良くないです。今度はゴロ合わせを覚えるのが大変になっちゃうので。だから最後の手段として、ゴロ合わせを使いましょう。
さあ、いろいろと覚えなくてもすむ方法を提案してきましたが、最後は気合いで覚えるもの。日本語訳を隠して、答えを考えてできたら○、できなければ✕として、英語→日本語に挑戦していきましょう。
ノートに書きまくるのは、どうしても✕のものだけに絞りましょう。一番時間がかかって効率が悪いので。
当塾の単語プリントは、上記の単語を覚えるコツを組み込んで作ってあります。
自分が中学生の時にこんな単語帳が欲しかった!赤先生の作っている単語帳に発想は似ていると思います。
ぜひ有効活用してください!
漢字って忘れちゃいますよね。特に大人になってパソコンばっかりいじっていると、漢字は読めるけど書けなくなる。
でも不思議なことに英単語は書けないってことがないんです。
なんで漢字が書けなくなるのに、英単語が書けなくならないんだろう疑問に思ったことがあります。
それは英単語はたったの26文字のアルファベットで作られているから。漢字は多分2000パターンぐらいあるはず。だから英単語は読み中心で勉強してOK。
でも発音と意味がわかってもかけない人もいますよね。それはフォニックス(文字と音の法則)がわかっていないから。
フォニックスがわかれば発音がわかると、多分こうやって書くんだろうなーっていうのがわかります。例えば make なら、ma(メイ)+ke(ク)かな?最後の -e は、マジックe(サイレントe)と言って、読みません。
単語は読めるけど書けないって言う人は、書いていないせいで書けないわけではなくて、フォニックスがわからないから書けない。
当塾の英単語プリントは上記のポイントを抑えた作りになっています。自分でつくるのは大変ですし、市販のテキストにはここまでのってないですよ。
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