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ランゲージ・ラボラトリーの小池です。中学生の英単語の覚え方でいちばん大事なのは、丸暗記をなるべく減らして、知っている言葉とつなげることです。
僕は中学から英語を始めました。小学校からずっと英語を勉強していた人に追いつき、12歳で英検3級に合格。大学受験では英語の偏差値が70まで伸びて、英語が武器になりました。その6年間の試行錯誤を、塾の授業とプリントに詰め込んでいます。
中2のL5の教科書英単語の解説用パワポを作っていたので、こんなふうに授業を進めていますと感じて頂くために記事を書きました。ココまでやってます!こだわりがすごい!
後半には、塾に通っていない中学生が自分でできる英単語の覚え方もまとめました。
当塾の塾生は、学習サイト「まなぶ君」の英単語一問一答で、この記事の覚え方のままの解説を読みながら練習できます。塾生特典の中身を見る




自分のすでに知っていることとつなげて覚える。ただの丸暗記だとつまらないですが、自分の知識とつながっていくのは面白いですよね。
授業を受けている中学生だから、オリジンなんだ!


場所をとる→転じて「行われる、開催される」という意味。でもtake place「行う」と丸暗記しているケースが多い…

たしかに、何かを行うには場所取りからスタートするよね。


発音が似ているということは語源・由来が同じ。自分の知っている単語から連想して覚える。
悪魔→邪悪なもの
ちなみに発音はデビル、イビルというより、デボゥ、イーボゥという感じ。people「ピープル」ではなく、「ピーポゥ」と聞こえるのと同じ。


similar(シミラー)「似ている」は覚えづらいですが、シミュレーションという言葉は知っていますよね。(✕シュミレーションではないので注意。)
シミュレーションは、似たものを用意して実験をすること。だからsim- 似ているという意味。
こういうのを接頭語(頭に接続する語)と言います。分解して考えよう。


セレブという言葉は聞いたことある。有名人という意味かな?
セレブ=華やかなパーティー。だからcelebrate「祝う」と覚える。


でも、similarとsimulationとか、celebrateとセレブのつながりって思いつかないよ。
そうですよね。普通なかなか思いつかないと思います。
だから、当塾に来て頂く意味はそこにあると思います。
プリントを何度もやって気合で覚えるのも大事なんですけど、どうしても覚えにくい単語が1単元5個ぐらいあります
そこは印象付けて覚えるための工夫を当塾ではしています。




英単語の読み(英語→日本語)は、書かずに覚えるのが効率良しです。
それがやりやすいような一問一答プリントを独自作成。
そして覚えにくい単語には補足解説がかなり充実しています。
※市販の単語教材はココまで解説が書いてありません。気合いで覚えるスタイルが多いです。
暗記=気合い、だと勉強量をたくさんこなさないと暗記ができません。
何も考えずに丸暗記するのは最終手段です。
頭のいい子はなるべく丸暗記をさけて、どうにか理屈をつけようとします。
その感覚が自然と身についていきます。




読み→書きの順で単語は練習したほうがいいですが、当塾のプリントはその順番に自然に練習できるようになっています。
(意外と読みをすっ飛ばして、いきなり書いて練習させるプリントが多い。)
書きは書いて練習したほうがいいですが、リストを単に与えると生徒たちは上から順に10回ずつ書いたりします。(これだと覚えている単語まで練習することになるので、ムダな時間がかかる)
テストをする→✕だけ練習→再テスト→一瞬でもいいから100%の状態を作る
というのが当塾のやり方です。


音とスペルのつながり(フォニックスといいます)を意識しながら書きの練習をします。
例えば、pumpkin(パンプキン)は口を閉じてン→m、口を開けてン→nと英語では区別をしています。
「今日から俺は!!」の三橋がハムバーガーと言っていたのを思い出します。


他にもcelebrate(セレブレイト)はaをエイとよんでいる。
母音はaア、エイのように2種類の発音があります。
ローマ字読み(短母音)とアルファベット読み(長母音)です。
これが理解できるようになると、初見の単語でも読めたり、発音がわかるだけで書けたりと、1単語1単語スペル丸暗記している状態から脱却できます。
だいたい中2後半~中3前半でそういう状態が訪れます。
でも、それを意識せずにセレブラテとローマ字読みして、暗記していくスタイルをずっと続けていて、フォニックスをスルーしている状態だとだんだん単語の暗記が苦しくなります。
塾長 小池哲平塾生は何気なくつかっている英語プリントですが、実は工夫にあふれています。
こういった単語プリントを1つ作るのには4時間はかかります。
大量の時間を投下して作っていますが、生徒たちが普通なら30分かかって覚える英単語を、20分で覚えられるようになったらいいなと思っています。

英単語だけでなく、文法や長文もこの考え方で教えています。授業の中身は「当塾の英語指導の具体」に、時間割と料金は「館山の中学生コース」にまとめています。
まずは今の力を知るところから。10月25日(日)の全国統一中学生テストは、暗記ではなく考える力を見てくれるテストです。当塾会場で無料で受けられます(申込締切 10月22日)。


ここからは、塾に通っていなくても今日から自分でできるコツです。新しい単語に出会ったら、10回書く前に一度立ち止まって、自分の知っていることとつながらないかを考えます。上から順に試して、どれでもつながらない単語だけ、最後にゴロ合わせに頼ります。
英検5級レベルの単語には、ふだん使っているカタカナ語がたくさん隠れています。
| 英単語 | 意味 | 知っているカタカナ語 |
|---|---|---|
| speak | 話す | スピーカー(speak+er「〜するもの」) |
| large | 大きい | ポテトのLサイズ(Sは small、Mは medium) |
| right / left | 右/左 | 野球のライト/レフト |
| near | 近くの | ゴルフのニアピン(ピンの近くに寄せた人が勝ち) |
| ride | 乗る | 仮面ライダー(バイクに乗る人。-er は「人」) |
| blind | 目の見えない | 窓のブラインド、ブラインドタッチ(手元を見ないでキーボードを打つ) |
簡単すぎると思うかもしれません。でも、speak を気合いで覚えている中学生は意外と多いです。つながりに気づくかどうかで、覚える手間がまるで変わります。
run は「走る」が有名ですが、「(川が)流れる」「経営する」という意味もあります。辞書に意味がずらっと並んでいると、上から順に暗記しようとする人がいます。それでは大変です。
多くの単語には中心のイメージ(コアイメージ)があり、そこから意味が広がっています。run のコアイメージは「動き続ける」。人なら走る、川なら流れる、経営者があくせく動き続けるから経営する。イメージを1つつかめば、意味を1つずつ暗記しなくて済みます。
sunny(晴れた)は、sun(太陽)が形を変えた単語です。英検3級・準2級レベルになると、知っている単語が形を変えた単語がたくさん出てきます。「これはあの単語に似ているから…」と考えられると、知らない単語も楽に覚えられます。
知っている単語と結びつけずに、まったく別の単語として覚えている人もいます。大変だし、もったいないです。
mean(意味する)が、なかなか覚えられない生徒がいました。語源をたどっても、知っている言葉につなげようとしても、形の似ている単語もない。気合いで書きまくっても覚えられない。そんな状態でした。
そこで奥の手のゴロ合わせです。「ミーンミンゼミは夏(の到来)を意味する」で、一発で覚えられました。
ただ、ゴロ合わせばかりにすると、今度はゴロ合わせを覚えるのが大変になります。つながりを探してもだめだった単語にだけ使う、最後の手段です。
大人になってパソコンばかり使っていると、漢字は読めても書けなくなります。でも英単語は、書けなくなることがほとんどありません。英単語はたった26文字のアルファベットでできているからです。漢字は常用漢字だけでも2,136字あります(2010年の常用漢字表)。だから英単語は、読み(英語→日本語)中心で勉強して大丈夫です。
それでも、意味と発音は分かるのに書けない人がいます。原因は書いた回数ではなく、音とつづりの決まり(フォニックス)が分かっていないことです。make なら ma(メイ)+ke(ク)。最後の e は読まない「マジック e(サイレント e)」です。headphone の ph は「フ」、bird の ir は「アー」。決まりが分かると、発音からつづりが予想できるようになります。
高校の単語帳に進むと、丸暗記だけではどうしても覚えられない単語が出てきます。そのときの攻め方は、こちらにまとめました。




丸暗記を減らすことです。順番は、①読み(英語→日本語)は書かずに答える練習をする、②書き(日本語→英語)はまずテストして✕の単語だけ書く、③覚えにくい単語は、知っている言葉・接頭語・語源・コアイメージとつなげる、④それでもだめな単語だけゴロ合わせ、です。
読み(英語→日本語)は書かずに、英語を見て日本語を答える練習で覚えます。書き(日本語→英語)は書いて練習しますが、最初から10回ずつ書くのではなく、まずテストをして✕だった単語だけを書きます。覚えている単語まで書くのは時間のムダです。
書いた回数が足りないのではなく、音とつづりの決まり(フォニックス)がつかめていないことが多いです。make の最後の e は読まない、ph は「フ」、ir は「アー」のように、音からつづりが分かるようになると、1語ずつつづりを丸暗記しなくて済みます。フォニックスを習わなくても、経験を貯めて中3ぐらいになると感覚的に分かるようになりますが、先に決まりを知っておくほうが楽です。
辞書の意味を上から順に覚えるのではなく、中心のイメージ(コアイメージ)をつかみます。run なら「動き続ける」。人なら走る、川なら流れる、会社なら経営する、とイメージから意味を広げられます。
知っているカタカナ語や身近なものとつなげる方法です。celebrate(祝う)は「いつもお祝いされている有名人=セレブ」、origin(起源)は「オリジン弁当」、similar(似ている)は「シミュレーション」。どうしてもつながらない単語だけ、最後の手段としてゴロ合わせを使います。
教科書の新しい単語を、スライドで知っている言葉とつなげて説明します(origin とオリジン弁当、take place と花見の場所取りなど)。そのあと、読みは書かずに答える一問一答のプリント、書きは「テスト→✕だけ練習→再テスト」のプリントで定着させます。


この記事で書いた考え方(読みは書かずに答える・✕だけやり直す・知っている言葉とつなげる)を全部盛り込んで作ったのが、当塾の学習サイト「まなぶ君」の英単語です。
教科書や英検の英単語を一問一答で練習でき、覚えにくい単語には、知っている言葉や語源とつなげる解説が付いています。答えを◯△✕で残す仕組みなので、まなぶ君を使っていれば、自動的に「テスト→✕だけやり直す」復習になります。
紙のプリントや単語帳は、学校でも開けるので持っておく意味があります。家やすき間時間は、スマホでまなぶ君。塾生にはこの使い分けをすすめています。
まなぶ君は塾生専用の学習サイトで、塾外生は使えません。
塾外生の方は、まず無料体験で授業を受けてみてください。館山の中学生の授業の進め方と料金は「館山の中学生コース」にまとめています。
ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
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