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最近、大学入試といえば英語・国語などの試験を受けて入るもの。
そんな常識が崩れ始めています。
見てください。このグラフを。
約半分が推薦やAO入試です。
当塾の出身者も、大学受験で推薦・AOを受ける人がふえているんですねー。
※推薦、AO入試は、小論文と面接が中心。
「先生、AO入試受けるんですけど、小論文を書いたので見てくれませんか?」
元生徒からLINEが来ました。
「いいよ。じゃあLINEで書いた小論送ってよ。」
小論文を見ました。
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この出来はまずい。
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深みがない。
急いで電話をして、少し話を聞きました。
「一言でいうとこの論文で何を伝えたいの?」
「えーーと。。。…」
伝えたいことがスパッとでてこない。
テーマは「異文化理解」だったのですが、電話で話をきいているかぎり、そもそもインプットがたりていない気がしました。
本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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当塾出身の明治大学3年生が、南アフリカに1ヶ月インターンに行ってきました。
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藤田 将司さん(@masashi__18)がシェアした投稿 –
↑は明大生MくんのInstagramの投稿。
観光に行って来たわけではなく、現地の大手家電メーカーにて就業体験をしてきました。
ふかーい異文化体験をしてきたばかり。
AOをうける高校3年生と引き合わせて、いろいろと話をききました。
人の話し方にも背景には歴史がある。当たり前のことかもしれないけど、体験からくる話には説得力があります。
ご飯食べながら、明大生Mくんに質問しまくり(僕が)。
高校生も横で聞いている。
高校3年生は、自分の異文化理解がいかに表面的だったかを感じました。
「異文化理解は大切だ。」
と表面的なキレイ事で論文は終わっていました。
彼女自身にも、修学旅行の台湾で感じた異文化への違和感、そして、中学時代のハーフの友人のことなど、異文化に触れて感じることはありました。
その体験と、明治大学生の先輩の話をもとに、考えを深めます。
けっこう苦労して自分で作った小論文。
これを勇気を持って、リセットしてはじめから書き直すことにしました。
締切は4日後。
というところまで考えることができました。
「異文化理解は大切だ」で止まっていた論文に魂がやどりはじめました。
先輩と会った日は、朝から夕方まで。
翌日も、塾に来て、カタカタとPCに文字を打ち込んでいました。
印刷して、僕が見てアドバイス。
それを見て考える。
修正する。
印刷したものを見て、僕がアドバイス。
何回転もこれを繰り返して、自分のイイタイコトが明確になってきました。
約2日。
丸2日かかったけど、小論文が形になりました。
濃密な2日間だったと思います。
明治大学生Mくんのおかげ。
ありがとう!
塾を卒業した後も遠慮なく、僕を頼ってください。
「なんか悪いな…」
普通、そう思いますよね。
でも、大丈夫。きっちりお返ししてもらいますから(笑)
どんなお返しができるかは、僕が考えられます。
例えば、明大生Mくんには、僕が与えてきたものがあったのですが、今回後輩へのアドバイスをしてもらことでお返ししてもらいました。
このあたりなら、僕はみなさんのお役にたてると思いますよ。
当塾の価値として、緩やかに先輩と後輩がつながっていたり、僕の友人(大人)と、生徒たちがつながる機会があります。
↓こうやって直接つながる機会もあります。
↓僕が雑談として、最近遊びにきた友人たちの話を生徒にすることもあります。こうやって間接的につながることもあります。
ちょっと変わった塾ですね。
うまく活用してくださいね〜。