【ノート術】キレイに書こう、丁寧に書こうは危険

美しいノートをとるのに、成績はちっとも上がらない。

鮮やかにマーカーを使い、かわいいイラスト入り。でも頭にはまったく入っていない。

定規を使いキレイに線を引き、少しでも文字のバランスが悪ければ丁寧に消しゴムで消して書き直す。

トメ、ハネもしっかり書いて、魂を込めて文字を書いている。

黒板を見てはノートに写し、間違えないように真剣。

一文字見てはまた写しと、何度も何度も首を上下させて。

キレイなノートづくりに一生懸命。

本人はいたって真剣です。

 

でも、残念なことにこの手の子は、まったくといっていいほど頭が働いていません

習字?書道?お絵かき?

そんな感覚で、対象を写しているだけ。

 

確かに低学年のうちは、キレイに文字を書くことができ、読めるような字を書けることが重要ですが。。。。

 

筆算にしてもそうです。

最初は、列をそろえるために、行をそろえるために定規を使うのはわかります。

でも、フリーハンドでサッとかけるようならないと、筆算がなんだかめんどくさいものになってしまいます。

ある程度なれてきたら、定規はさっさと卒業したいところ。

定規を使わなくても、サッとだいたいまっすぐな線を書きたいところ。

 

他にもこんな例もあります。

色ペンをたくさん持って、パンパンなペンケースで、カラフルなノートづくりを始める生徒たち。高学年の女子に多いですね。

そうなると、先生の授業のスピードについていけず「待ってください」と言ったり、次の話をしているのにまったく聞いておらず、黒板に残っているも文字を今だに書き写している状態。

真面目な女子、神経質でおとなしい男子に多いです。

 

どうしてこうなるのかと言うと、「キレイに書きなさい」「きちんと書きなさい」という指導。

キレイに書かれたノートを見て「うわー、一生懸命頑張ってるねー。」という賞賛。

確かに、授業の様子をみていなくて、できあがったノートだけ見ているとキレイなノートは良いノートに見えます。

 

でもでも、授業の様子を見てみると、マズさがわかると思います。

1字、1字文字を写す。

単語がぶつ切りになっていて、どんな話かまったくわかっていないだろうなと焦りを感じます。

 

うちの子は一生懸命勉強をしているようなのに、なんでできないんだろう?

美しいノートを見て、疑問に思っているお母さん、お父さん。

もしかしたら、そのキレイなノートが原因かもしれませんよ。

 

キレイなノートを書くことは目的ではありません。

ノートはあくまでも理解を助けるための道具にすぎません。

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