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本記事の著者
高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格→リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。
小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>
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直前期の勉強は過去問にかぎる。
これを見ていただきたい。塾内でやっている過去問の点数推移だ。
※すべて別の年度。初見の問題。
一番下の塾生平均を見ると、2ヶ月弱で21.6点上がっている。
翔凜高校の入試問題で、75点取ればA特待(85点ならS特待)なので、なかなかいい出来だと思う。
なぜ過去問を解くと点数が上がるのか?理由は、毎年似たような問題が出るからだ。
大問2-2を年度ごとに比べてみよう。実はすべて因数分解の応用問題が出ている。
ラージAとおいて因数分解するパターン。
2022と2020に関しては全く同じ問題だ。(2021年もかなり類似した問題。a2-b2=(a-b)(a+b)パターンであることは共通している。)
高校入試は結局は中学の教科書の範囲である。
さらには例年似たような問題が出てくる。
だから、過去問をとき、間違えた問題をすべて理解できればだんだんと点数は上がってくるはずだ。
でも、意外と間違えた問題をマルに変えることができる人は少ない。
バツ直しと言っても以下のようにレベルがある。
Lv1 | 赤で答えをうつしておわり。 |
Lv2 | 解説は読むが手は動かさない(解き直さない)。 |
Lv3 | 解説も読み、手を動かす(解き直しをする)。 |
Lv4 | 1週間後にもう一度解き直す |
Lv5 | 類題を探してやる |
Lv3ぐらいまではなんとかやれる人も多いが、Lv4、Lv5はハードルが高い。
Lv4では、一度解いたプリントをストックしておき適切なタイミングで引っ張り出さなければならない。(プリント管理が崩壊している人には難しい。)
Lv5では、類題を探すのがめんどくさい。類題を探せるような教材を持っていない場合がある。(まあ、新研究があるが)
当塾の中1、中2生はなんどもバツ直しの大切さを聞いてきているし、当塾の教材がバツ直しをしやすいようにできていることを実感しているはず。
青チェックペン+赤シートというお馴染みの楽に2周目をやる方法も定着している(少なくとも塾の授業中は)。
バツ直しがしっかりできれば、高校受験、そして大学受験でも通用する。結果が出ない子はバツ直しが甘い。
中1、中2生はバツ直しがしっかりできているだろうか?
抜群の結果を出したければ、バツ直しにに全力をそそぐといいだろう。
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