高校入試の直前期は過去問→バツ直しを繰り返す【解き直しの5段階】

高校入試の直前期に過去問をどう使えば点数が上がるのかを、塾で中3が解いた過去問の点数と、バツ直しの5段階でまとめます。過去問をいつ始めるかは、別の記事「過去問はいつから?中3の7月に1回目を解いた記録」に書いています。

目次

過去問を解き、バツの問題は完璧に理解する

塾で中3が解いた高校入試の過去問の点数の推移。塾生平均が2か月弱で21.6点上がった(2023年1月時点)

直前期の勉強は過去問にかぎる。上の表を見ていただきたい。塾内でやっている過去問の点数推移だ。

※すべて別の年度。初見の問題。2023年1月にこの記事を書いた時点の、その年の中3の記録。

一番下の塾生平均を見ると、2ヶ月弱で21.6点上がっている。翔凜高校の入試問題で、75点取ればA特待(85点ならS特待)なので、なかなかいい出来だと思う。

※特待の得点の目安は、この記事を書いた2023年度入試のもの。2026年度入試の募集要項でも「S特待85%・A特待75%」でしたが、2027年度の募集要項では点数の目安がなくなり、「入学試験の結果等を総合的に判断」に変わりました。今の基準は翔凜高校の偏差値・推薦基準・特待の記事にまとめています。

入試では同じ問題がでる

夜の自宅の勉強机で、館山中の制服の中学3年生の男子が年度の違う高校入試の過去問の冊子を3冊並べ、どれも同じ形の数学の問題だと気づいて目を見開き、にやりとしているイラスト。「去年と同じ形だ!」の文字。

なぜ過去問を解くと点数が上がるのか?理由は、毎年似たような問題が出るからだ。大問2-2を年度ごとに比べてみよう。実はすべて因数分解の応用問題が出ている。

2022年の翔凜高校の入試、数学の大問2-2(因数分解の応用問題)
2022年、翔凜高校、大問2-2
2021年の翔凜高校の入試、数学の大問2-2(因数分解の応用問題)
2021年、翔凜高校、大問2-2
2020年の翔凜高校の入試、数学の大問2-2(因数分解の応用問題)
2020年、翔凜高校、大問2-2

ラージAとおいて因数分解するパターン。2022と2020に関しては全く同じ問題だ。(2021年もかなり類似した問題。a2-b2=(a-b)(a+b)パターンであることは共通している。)高校入試は結局は中学の教科書の範囲である。さらには例年似たような問題が出てくる。だから、過去問をとき、間違えた問題をすべて理解できればだんだんと点数は上がってくるはずだ。

ちゃんとバツ直しをできる人は少ない

Lv1赤で答えを写しておわり。
Lv2解説は読むが手は動かさない(解き直さない)。
Lv3解説も読み、手を動かす(解き直しをする)。
Lv41週間後にもう一度解き直す
Lv5類題を探してやる
数学のバツ直しの5段階

でも、意外と間違えた問題をマルに変えることができる人は少ない。バツ直しと言っても上の表のようにレベルがある。

Lv3ぐらいまではなんとかやれる人も多いが、Lv4、Lv5はハードルが高い。Lv4では、一度解いたプリントをストックしておき適切なタイミングで引っ張り出さなければならない。(プリント管理が崩壊している人には難しい。)Lv5では、類題を探すのがめんどくさい。類題を探せるような教材を持っていない場合がある。(まあ、整対・新研究があるが)

結局、復習・バツ直しができれば高校受験を突破できる

塾の教室で、館山中の制服の中学2年生の女子が問題集のページに赤シートを重ね、前は間違えた問題の2周目をすらすら夢中で解いているイラスト。「前のバツが解ける」の文字。

当塾の中1、中2生はなんどもバツ直しの大切さを聞いてきているし、当塾の教材がバツ直しをしやすいようにできていることを実感しているはず。青チェックペン+赤シートというお馴染みの楽に2周目をやる方法も定着している(少なくとも塾の授業中は)。

バツ直しがしっかりできれば、高校受験、そして大学受験でも通用する。結果が出ない子はバツ直しが甘い。中1、中2生はバツ直しがしっかりできているだろうか?抜群の結果を出したければ、バツ直しに全力をそそぐといいだろう。

ランゲージ・ラボラトリーでは、中3の夏から授業で高校入試の過去問を解き、バツ直しまで一緒に進めます。中3の過去問演習の進め方は「館山の中学生コース(中3の過去問演習)」にまとめています。

この記事を書いた人

小池哲平のアバター 小池哲平 ランゲージ・ラボラトリー塾長

ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
塾長のプロフィール ランゲージ・ラボラトリーについて

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