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通知表から我が子の様子をうかがいしり、どんなサポートをしていけばいいかを考えることができます。なんとなく結果をみて、「あー、がんばったね!」「イマイチだったね」それだけで終わってません?ここがこうだから多分それってこれから来ているから、今後どうしていけばいいかな?・・・・ああー、いいね!あとはこんな事を考えられそうだよね。うん、そうだね。じゃあ、これからそんなことに気をつけてやっていこう!親子でそんな会話ができたら素敵。お子さんの成長を後押しできることでしょう。
9教科の5段階評価があると思います。合計何点ですか?(45点満点です。)45点満点が3年間で合計135点満点になります。これが高校入試の内申点として使われるものです。前期・後期ではなく年間の点数が使われます。
中1 | 中2 | 中3 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
国語 | 5 | 5 | 5 | 15 |
数学 | 5 | 5 | 5 | 15 |
英語 | 5 | 5 | 5 | 15 |
理科 | 5 | 5 | 5 | 15 |
社会 | 5 | 5 | 5 | 15 |
美術 | 4 | 5 | 5 | 14 |
保健体育 | 5 | 5 | 5 | 15 |
音楽 | 5 | 4 | 5 | 14 |
技術家庭 | 4 | 4 | 5 | 13 |
合計 | 43 | 43 | 45 | 131 |
この場合内申点131点です。千葉県立高校では、主要5教科と副教科4教科が同じ重さで計算されます。※私立高校や、木更津高専など別の計算式になります。主要5教科のウェイトが大きいです。
各科目の中にある「関心・意欲・態度」を見てください。A〜Cで評価がついていますが、通常Aがつくはずです。たとえば「理科の点数が悪いなー。理科の関心・意欲・態度を見る。Bがついている。授業態度が悪いのか。」と状況を想像できます。「授業を目で聞く。課題をしっかり出す。」など最低限のものができていないかと思います。
目安として最低でも、9科目中、最低7科目はAがほしいです。それ以下だとすると授業の受け方が良くないはずです。適当に授業をうけて、後で塾や自宅で勉強をして取り返す。効率が悪いし、そんなのうまくいきません。授業ですべてを理解しようと取り組む。どうしてもできないものを自宅学習でフォローする。そんな意識で取り組むと良いです。親から子に言えるのは、「授業は目で聞く」というアドバイス。幼少期から継続的に伝えていくことが大事かと思います。
マジメに勉強しているのに結果がでない…マジメで不器用な人の場合。①勉強の仕方が悪い、②言葉の力が低い、可能性があると思います。
勉強の仕方を見直せばいいです。正しい勉強法というのはある。細かい部分でみれば人によって違うことはあるけど、大枠でとらえれば共通点はあると僕は思います。まずは成功している人の方法を徹底的にマネすること。自己流は事故流…。
勉強の仕方のページを見ても、ほとんど実践しているとしたら、これまで培って来た言語能力が原因かもしれません。地頭の良さ、理解力の高さ、とも表現されることもあります。時間はかかりますが、こちらを伸ばしていくしかありません。
などのこれまでの人生の積み上げです。言葉が発達していれば、相手の言っていることがクリアに理解できます。ところが言葉が発達していないと、聞いても理解できない…。視力が悪い状態でモノをみているかのように、霧がかかったような状態で日々を過ごしていることだと思います。幼児期に読み聞かせ、会話で鍛えるのが本当は一番です。でも、今からでも遅くありません。
点数、観点別評価を見て、へーここが評価されているんだね。ここが評価されていないんだね。と数字を見返します。内申点の仕組みをお子さんに説明しましょう。年間の評価が45点満点で、そのうち君は何点だよ3年間で積み上がって、135点満点になるよ。など。
特に重要なのは主体的に学習に取り組む態度です。このときにお子さんが、
などど言うかもしれません。
という気持ちを感じます。
でも、先生はかなり客観的に評価をしています。僕も生徒たちの授業の様子を見ていますし、課題を出して提出してもらうとこがあります。授業の様子を見てて、この子は目で聞くができてないなー、課題を出さないことや、不十分なことも多いなーと感じる子は、内申点が低いです。だから、どんな大人から見てもそう見えている。先生の見方が悪いと他責にするのではなく、自分が変えられることがないかと自責マインドで変えられることを探していくといいと思います。
例えば、理科の関心・意欲・態度がBだったとします。
「なんでBだったと思う?」
「えーっと、理科あんまり好きじゃないんだよね。」
「えー、なんで?」
「自然現象なんかあんまり興味ないし」
→理科そのものがおもしろくない。興味を持てていないとしましょう。
理科に興味をもたせるには、自然現象を体験しているタイミングで親が話すことでしょ。例えば、山にキャンプにいって、朝モヤがかかっている。なんで昼はモヤがかからないのに、朝はかかると思う?それはね…と自然を体験しながら話をすることでしょう。理科好きの親子は割りとやっていることだと思います。
すると家庭での親の取り組み姿勢が変わってきます。同様にして歴史に興味をもてない→家で大河ドラマ見る、歴史のマンガ買う(学習マンガでもいいけどできればもっと面白いやつ)、歴史ゲーム買ってやってみる(三国志とか)地理に興味を持てない→旅行に連れて行く。観光してき地理的おもしろみを解説する。(地形・気候→文化・産業へのつながり)
ご家庭では座学・ペーパーの勉強ではない、日常生活と絡めた
結果に対して怒ることは得策ではありません。お子さんの心が閉じてしまいます。過程に対して、一緒に考えていく。そんなスタンスが求められます。
志望する高校に内申点はたりていますか?急に中3になってあわてだす。もう詰んだ、とならないように中1から意識していくといいですよ。
「内申点をあげよう」としたら何をすればいいでしょうか?部活で…とか、生徒会を…とか、間違った方向に行っている人が多いですね。特別活動はそれほど重要ではありません。内申点ってそういうものじゃないです。まずは正しく内申点を理解したほうがいいです
内申点を理解した上で、具体的にどういう行動をとって内申点をあげるのか?はこちら↓先生にゴマすりするのが内申点を上げる方法じゃないです。人として成長する・他人視点、全体視点をもてる→社会で活躍する人材になる土台がつくられるということだと思います。
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