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ランゲージ・ラボラトリーの小池です。
大学に入ったあと、ほとんどの人が通るのが就職活動です。どんな順番で、何を見られて、誰が受かるのか。高校生・中学生のうちに全体を知っておくと、今の勉強と大学の4年間の意味が変わります。
先に言い切ると、学歴は入口の切符で、内定を決めるのは「何をやってきたか」です。両方そろえた人に、内定が集まります。


人気の大企業は、倍率100倍。100人に1人しか受かりません。
でも、入れば1年目から月30万円ほどの給料がもらえる会社もあります。長い休みを取るとお金が出る仕組み、おいしい社員食堂など、働く環境も整っている。世の中には、すごい会社がたくさんあります。
その100倍をくぐり抜けるために、選考は何段階にも分かれています。




| 順番 | 中身 | 見られること |
|---|---|---|
| 1. エントリーシート | 志望理由・学生時代に力を入れたことを書いて出す | 大学名(学歴フィルター)と、書いてある中身 |
| 2. 筆記試験 | SPI など。高校入試ぐらいの英語・数学・国語 | 考える力の土台 |
| 3. グループディスカッション | 6〜8人で1時間ほど話し、代表がプレゼン | その場で考え、まとめる力 |
| 4. 面接 | 1時間ほどの面接を3回くらい | 何をやってきたか、これから何をしたいか |
まずエントリーシートを出します。大手の人気企業は、MARCH以上でないと通らないことが多い。五大商社なら早慶以上、外資系コンサルなら基本は東京一工(東大・京大・一橋・東京科学大〈旧東工大〉)、というように、さらに細かい線もあります。学歴フィルターがあるという証拠と、線がどこにあるかは、こちらの記事にまとめました。


大手企業の多くは筆記試験を課していて、SPI という問題をよく使います。高校入試ぐらいのレベルで、英語・数学・国語が基本。小池も何社か受けましたが、ほとんど満点だったと思います。公務員の試験も筆記があり、こちらは理科や社会も出ます。
外資系コンサルに行きたい人は、判断推理や数的処理のような論理パズルの問題も出て、これが難しい。東大・京大・早慶の学生でも、筆記でバンバン落ちます。
SPI の中身と、性格検査で何が分かるかは、人間力の記事に書いています。








6〜8人で1組になり、与えられたお題について1時間ほど話し、代表者がプレゼンします。だいたいグループで1〜2人が通ります。
たとえば不動産の三菱地所では、「丸の内に新しい商業施設を作るとしたら、どんなものがいいか」というお題を、その場で話し合います。
1時間話していると、グループの中でこの人が上で、この人が通るんだろうな、というのが自然と見えてきます。代表としてプレゼンするのも、その中でいちばん格上の人になります。答えのないお題を、その場で自分の頭で考えて、周りをまとめる。これは知識の暗記では準備できません。


面接は、だいたい1時間を3回。聞かれるのは、大学で頑張ったことと、将来やりたいことです。
具体的に何をして、どんな苦労があって、どうやって乗り越えたか。根掘り葉掘り聞かれます。3時間も話すので、うそで固めてもすぐにばれる。数日やっただけの付け焼き刃のネタも、すぐに見透かされます。
だから、勉強だけできてもダメです。大学時代に、自分から動いて何かをやり切った経験が無いと、話すネタがありません。


面接で話せるのは、実際にやったことだけです。話し方のテクニックより先に、話す中身をつくりに行きましょう。




優秀な人は、内定を取りまくります。スキルがあるからではありません。話していて頭がいいなと感じる人、行動力のある人が内定を取る。
スキルは、入社して数年やれば追いつきます。会社が見ているのは、その先も伸びていく人かどうかです。だから、何社受けても受からない人と、何社からも内定をもらう人に分かれます。




就職活動で語れるネタは、大学時代に自分でつくりに行くものです。大きなサークルの運営、企業のインターン、ボランティア、自分で始めた小さな商売。何でもいいので、本気でやって、苦労して、工夫した経験をつくる。大学でどんな経験ができるかは、大学生活の記事に書きました。
塾生サイトには、この話の続きを塾生だけが読める記事で載せています。塾生サイトで読む
※塾生の方は、まなぶ君と同じID・パスワードで読めます
そして、その前の段階が中学・高校の今です。入口の切符(学歴)は、今の勉強で決まります。もう一つの中身(何をやってきたか)も、部活・文化祭・塾のイベントで、目標を立てて、つまずいて、工夫して乗り越える経験から始まります。中学生・高校生のうちに何をしておけばいいかは、6カ年プランにまとめています。


大学で何を学ぶかと就職の関係は学部選びの記事、高校生の進路の決め方の全体は高校生の進路の選び方へ。




ランゲージ・ラボラトリー塾長、東進衛星予備校 館山校オーナー。安房郡白浜町(今の南房総市白浜町)に生まれ、白浜中から安房高校へ。高2で学年82人中81位まで落ちたところから、浪人して慶應義塾大学経済学部に合格しました。リクルートで4年働いたあと2011年に1993年開校の塾を先代から引き継ぎ、2015年から館山で小中学生を教えています。2026年卒の中学3年生は30名中8名が学年1位。志学館高校のSS特待には3年続けて合格者を出しています(2024年4名・2025年5名・2026年6名)。東進館山校は2026年の共通テストで平均+218.4点(千葉県内1位)。館山・南房総の高校入試を、塾で見てきた事実と数字で書いています。
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