2025年 新中3のみなさんへ 3月から当塾では新学期、新学年です。

当塾では3月より新学期に入ります。高校受験から逆算して、1年としているので、3月スタート、2月終了で1年と見ています。

目次

新中3のスケジュールと料金

量が必要になってくる中3の勉強&高校受験。早期に仕上げて、早く高校勉強にあがりましょう!総額は変わりませんが、東進導入に伴いお金の支払いの流れが変わります。

3月中旬(遅くとも末日)までに81,400円を東進にお振込み(もしくはクレカ払い)いただき、それを当塾月謝分と相殺します。ですので、3月中旬にお支払い頂いた金額で、当塾の約3ヶ月分の月謝となります。(詳細は近くなりましたら、経理からまたご連絡させていただきます。)

総額は変わりませんが、お支払いの仕方、タイミングが変わります。ご負担をおかけしますがよろしくお願いします。

学年料金曜日
新中3前期
3月~7月
5教科/週4時間30分
23,800
(税込み26,180円)
月 17:00-19:15
木 19:15-21:45
テスト前 自立学習会
中3後期
8月~2月
5教科/12時間
33,800
(税込み37,180円)
月 17:00-19:15
水 17:00-19:15
木 17:00-18:45
木 19:15-21:45

土9:30-12:00
  • 教材費:9,800円+税(年間) 学校ワーク+塾の教材で十分。独自教材を購入する必要がなくなります。
  • 入会金、教室維持費ありません
  • 兄弟姉妹割毎月2,000円引き(同時在籍に限る。高校部門(東進)と中学・小学も可能。)
  • ぜいたくな自習室が、塾生は無料で利用可能。勉強部屋を外部に持ち、勉強量を増やせます。
  • 年2回の全国統一中学生テストが無料で受験可能(塾生には優先的に案内をします)。全国での自分の位置、偏差値を把握。意識が高まります。
  • 中3生は、必須参加の夏期講習冬期講習あり。

館山の中学生は努力をしない…


高校受験で努力した経験は、
一生モノの財産になる

わからない問題を友人に聞くなどの学び合いが自然発生

都心部と比べ、田舎人はゆるやかな生活をしています。小4で夕方4時~夜10時までの受験勉強を経験している都心部の人たちに比べ、田舎には受験という概念がありません。都心部の小学生のがんばりを聞いて「へー、すごい!」じゃなくて、

「キモっ!」
「ガリ勉、ウザっ!」
とか、そんな感覚を抱いた人もいるのではないでしょうか?何かに打ち込み、事を成し遂げる。野球サッカーに打ち込むなら美談になる。ところが勉強だと「キモっ!」と言われるのが不思議なところ。

勉強そのものがつまらないんじゃなくて、わからないから面白くない。できないから面白くない。スポーツもそうですよね。うまくて大活躍できれば面白い。勉強では、自分の頭で考える自信が持ててくる。いろんな知識がつながってくる。「あっ、だからあれはああだったんだ!」そんな発見の瞬間に知的興奮があります。

将来、館山の中だけで勝負するワケじゃありません。大学受験は全国大会。がんばることに慣れている都心部の高校生たちにクソミソにやられないように。仕事は全国大会。東京で働く人も多いでしょう。

えっ、こんなに涼しい顔して、こんなに頑張るの?自分が22年かけて培った当たり前度のあまりの低さに絶望しないように。ぬるま湯で育ち、頑張ることを知らないで生きてきた自分の感覚で何かを語ると周りの人に引かれる・・・。それはつらいですよね。

館山でお店をやるから、全国大会じゃない? 確かにそうかもしれませんがネットで全国のお店と競合するかもしれません。東京で腕を磨いてきた人が館山で出店するかもしれません。自分の感覚を高めておくことが、受験、仕事で勝負をかけるときのより所になるでしょう。

高校受験を通じて自学力をつける


勉強も仕事も自分で学ぶ人、
与えられたことをやっているだけの人。
大きな差がつく

中3の夏以降、自習室に自ら通い、勉強する中学3年生たち

授業は3-4割。残りの6-7割は自学で決まります。例えば、いかにいい勉強法を習ったとしても、実践しなければ意味がありません。頭がよくなるのは、「うーん」と試行錯誤しているとき。自分で考えているとき。

スポーツにたとえていうならば、名コーチに何かコツを教わる。へー!と感心して終わる。それじゃ習得できません。自分で習得するまで投げ込みをして、自分のものにする。やっている中で疑問がでて、またコーチに質問する。こういう感覚でやっているんですけどどうですか?

いいね!なのかもしれないし、いや、ここはこうした方がいい。かもしれない。練習して、コーチングを受けて、練習して。授業と自習の関係性もまったく同じ。自学力を身につけることが勉強の1つのゴールになります。そして自学力こそが、受験、仕事において役に立つものになります。

勉強において、自学は重要ですが、自学力を身につけるという考えはあまりないように感じます。○○ができません。→じゃあ、△△という講座を受講してください。チャリーンがよくある塾のパターン。そもそも自習室が空いてなかったり、座席数の比率的に教室が8:自習室が2とか。

塾=授業の場、というところが多いです。僕はそれはなんだか変だなぁと思います。当塾では自立学習会などの仕組み、自習する場の提供、効果的自学の仕方の発信を通じて皆さんが自学力を身につけるお手伝いをします。本当の自学力は追い詰められたときに、身につくものです。高校受験は自学力を身につけるチャンスです。

今の中3生たちも、中3になってから自習できるようになりました。毎日3~5時間程度の自習。自分で勉強する楽しさ。量をやれるようになるので、高校の勉強、大学受験にも通用する力を身につけることができます。

自ら考えて、動くようになる。高校受験をそのキッカケにして欲しい。(=自学力を身に着けよう。)

高校に受かることがゴールじゃない

高校受験の次には大学受験が待ち構えています。大学進学率は60%になり、安房高に行った子の8割は大学に行きます。 300点で安房高に入ることはできなくはない。だから「今、300点。安房高志望だから勉強しなくていいかな。」と言っている。それは高校受験がゴールになっています。本当のゴールはそこじゃない。

Bランク国立に行くには、高校入試時点で380点欲しい

「国立に行かせたいから、千葉大に行ってもらって…」と親御さんは簡単に言いますが、300点で高校入試に受かっている子は千葉大には行けません。千葉大に行くなら高校入試で380点はほしいです。(中3実力テストor高校入試で380点)。380点取っている子がそのまま順調に成長して、50%ぐらいの確率で千葉大に受かっています(小池が塾生を追跡した調査のだいたいの値)。安房高は学年240名いますが、千葉大含め同ランク以上の国立に受かっているお子さんは例年学年5名前後(2024年実績)。安房高で上位1.6%のお子さんが、千葉大以上のランクの国立に合格しているのです。高校入試時点で380点取っているお子さんは、10名程度と推測しますので、その中で千葉大以上の国立に行く、あるいは早慶などトップ私立に行くと分岐しているように感じます。なので早慶に行く人も含めて、安房高で上位2%ぐらいに入っていないと千葉大以上のランクの大学には行けないと考えます。

安房高校から千葉大は上位1.6%

安房高校では、国立合格者がそれぐらいだとしたら、木更津高校に行けばいいのか、あるいは手厚い私立に行けばいいのかと迷うのが親御さんの心理でしょう。小池の結論としては、どこに行ってもそれほど変わりません。お子さんの実力で、どこの大学に受かるかが決まります。

木更津高校に進学しても、高校入試で380点取っている子の50%が千葉大学に合格しているだけです。「でも、実績として、木更津のほうが国立合格者が多いじゃないですか?」そう言われるかもしれませんが、木更津高校のほうが高校入試時点で380点取っている子が多いから国立合格者が多いだけです。高校に入ってからの指導に、それほど差があるわけではないと感じています。

ただし、実力別のクラスになっているのはいいと思います。集団授業は、同じぐらいのレベルの子が集まるクラスを作らないと授業の成果がでにくい。木更津高校に入ると380点以上の子が平均的に固まっているので、授業がしやすいと思います。

安房高校は特進クラスならば授業の質が担保されると思います。 380点取っているのに総合クラスに行ってしまうと、自分の成績がずば抜けてしまっていて、授業のレベルが合わなくなると思います。(逆に300点ぐらいのお子さんは、素直に総合クラスに行ったほうが授業のレベルかあうと思います。) 志学館も高一から選抜クラス、準選抜クラスと別れて、レベル別に分かれますので、その点いいと思います。

こうやって書くと、点数だけですべてが決まってしまうというふうに結果だけで見られてしまいますが、本来はそうではなくて、380点取るお子さんというのは、そのための努力をする経験があったり。考えて、勉強をしたりしています。その土台となる人間力の高さを持っている子が難関国立・難関私立大学に合格します。人間力は生まれつき決まっているものではなく、受験という機会を通して高めていくというのが、本質的な受験の目的です。

受かるからいいではなく、受験という機会を通じて人間力を高めよう。
それが大学受験の基礎になる。

中3の勉強は難しくなる


考える子伸び暗記だけの子失速する

当塾の中3生は、学校平均に比べ+125点。考える勉強の集大成!

実力テストの数学にその兆候が出ていますが、中3で勉強が難しくなります。各教科平均点40点、下手すれば30点代になります。特に数学。表面的にパターンを暗記して、意味を考えずに勉強する癖。なかなか治りません。

やり方がわかりません。」という発言をする子。

いや、その前に意味は?時速ってどういう意味?「えっ?・・・「みはじ」ってやって「は」と「じ」で解きます。」いや-・・・それってやり方でしょ?じゃなくて、時速の意味は?「えっ?・・・・意味ですか?」という感じ。意味を考えていないからよくわからなくなる。

別の例をあげます。

「文字式で時速xkmのときの分速は」という問題。

まずは数字を設定して考えよう。それを文字に戻そうと指導します。でも、分速に治すときは60をかける。分から時は60で割る。と暗記している子。出題範囲が狭く、応用問題が出ない場合には、意味を考えないほうが一見楽に思えます。でも、パターンが複雑化したとき対応できません。応用問題ができません。

次に英語。

関係代名詞、分詞などが出てきて文章が複雑になります。単語つなぎ合わせ戦法が通用しなくなってきます。英会話を早期から初めて、暗記と勉強量でのりきってきた子が追いつかれ、追い抜かれるのが中3です。

小1から英語を学び、中3で英検準2級を何回も受けているけどなかなか受からない。後、数点だから行けそうなんだけど…。でも内情はボロボロ。ワケわかんないけど、それっぽいものを勘で当てに行こうとしているだけ。そんな子が多いですね。

一緒に勉強していると状況はよくわかるけど、中身を見ていない親御さんは表面的な点数を見て次回こそは!と期待をしています。対して、中1から勉強を始めたけど地頭よく、着実に理屈を理解しながら勉強している子。そこにだんだん量が積まれてきて、中3になると仕上がってきます。

一発で準2級に合格し、今まで英語に苦手意識があったけど、なんか行けるかも?と自信がついてくる時期です。とにかく、意味を考える。理屈を理解する。暗記に頼りすぎてきた子のバケの皮が剥がれやすい時期です。

中3で意識を変えることができればまだ間に合います。高校まで暗記オンリーで行って、まったく通用しないというケースもよく見ますので。そうならないように土台作りを中学でしていきましょう。暗記だけで成績を伸ばしてきた子が成績を落とし、考えてきた子が伸びるのが中3生。

当塾の授業は、考える勉強を推進するような授業になっています。 数学や英語など、特にそういう思考力の必要な科目は差が出るところ。理科の計算問題などを考える問題はみんなはできませんが、当塾の塾生は割とできるようになります。ご期待ください。

2025年からの新しい取り組み

中3の10月までに高校入試を仕上げる


中3 11月からは高校予習組 or 高校受験勉強組に別れる

STEP
中3の8月までに中3の全教科・全範囲のインプットを終える

英数は例年夏までに、中学範囲を終えていました。今年は理科社会国語も8月までにテスト範囲を終えます。

STEP
9月、10月には入試過去問を解く

入試過去問を9月にはスタート。自分の現在地が明確にわかり意識が高まります。当塾の中3生が自習をしにくるようになる背景には、自分の現在地の客観的把握があると思います。

STEP
合格ラインを余裕で超える→11月から高校予習
超えない→高校入試の勉強を継続

例えば安房高校特進志望で高校入試の過去問ですでに400点を取れる子は、高校の勉強をスタートしましょう。それぐらい、高校の勉強は難しいです。東進衛星予備校 館山校に11月から入会して高0生として勉強しましょう。(中3の11月~2月の塾代を節約して、高校の勉強にまわしましょう!)

もちろん、合格ラインをこえない場合には、そんなことをやっている余裕はないので目の前のことを着実にやっていきましょう。

この取り組みものとりくみも背景としては高校受験をゴールにして欲しくないな、という思いからです。勉強という意味でのゴールは一旦大学受験。そこを見ている。という長期的視座を忘れないでほしいです。

高校受験の実績

2025年入試、私立と高専の合格状況です。すごい結果がでています。安房高校の合格者は地域でダントツのNo.1。2位以下の塾に2倍以上の差をつけています。

志学館SS特待5
S特待3
A特待4
普通6
 木更津高専情報(一般)
一番人気の学科
1
拓大紅陵SS特待2
S特待1
翔凜特進1
選抜1
木総特進A特待1
B特待1
安房西併願特待2
普通6

まだ受験の最中ですので、確定ではありませんが、公立入試に関しては以下のようになりそうです。

木更津高校5~7名(見込み)
安房高校 特進13~15名(見込み)
安房高校 総合8~10名(見込み)
志学館SS特待で2名進学(確定)
S特待で1名進学(確定)

大学受験は、東大・京大・東京科学大などの超難関国立大学(安房高だと学年で1人いるかいないか)、早慶上智などの超難関私立(上位5%)、千葉大・MACRHなどの難関国立・難関私立大学へ(上位15%)へ普通に行けるルート。そして30歳で年収1000万円稼げるコースへのルートがある状態を作っていきたいと思います。

東進の導入とレベル別のクラス分け

詳細はこちらです。東進を導入することで、先取り可能に、そして、レベル分けしたクラスでの授業を可能にしていきます。

まとめ

  • 考えて勉強する。
  • 量をある程度こなせるようになる。
    (自学力&高い当たり前度)
  • 高校でさらに花開く

を意識して勉強をしていきます。

部活に燃えたい前期は、まだ勉強量が少ないですが、週約5時間。部活引退の8月からは、週9時間の授業に加え、土曜の自立学習会(朝9:30-12:00)。※8月からの時間割、料金はこちらでご確認ください。

受験生としての適正量。授業と自習のバランスを意識した計画になっています。全国で通用する。将来何屋になるにしても、活躍できないと仕事はつまらない。活躍できる大人になる。中3で自学力を身に着けて、高校は質のいい自習で自分の進路を勝ちとっていく。そんな一年間にしませんか?

目次