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【理科の勉強法】お子さんの理科力の育て方

お子さんが理科が苦手、あまり楽しそうでない。理科の勉強って何やらせたら良いかわからない。そんなお悩みをお持ちの親御さんはぜひこちらを御覧ください。理科はご家庭でやれることがたくさん。特に小学生のうちは親御さんの関わり方が大事になります。

本記事の著者

塾長小池の写真(マスクをしている)

高校で学年ブービーから、早稲田、慶応、上智大に合格リクルートで法人営業を約4年間→館山市で学習塾ランゲージ・ラボラトリーを運営し12年。地域の人気塾になりました。

小学生は思考力を鍛え、中学生は地域トップの公立高校に進学する支援をするのが得意です。<詳細>

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目次

中学理科は「暗記」と「小学生の算数」

理科は7割は暗記問題、3割が小学生の算数

理科の問題は社会と似たような暗記系の問題が7割をしめています。まずは暗記系の問題を攻略できることがカギになります。高速学習で、短時間で暗記を終わらせられると良いですね。

小学生の算数は問題の意味を考えられると簡単

理科で出てくる計算問題は、問題の意味を考え、図にすることが求められます。

よくない
良い
  • 問題文→立式
    問題文から直接立式しようとすると問題の意味をとらえられないまま、式をたてることになります。
  • 問題文→図→立式
    問題の意図をつかむために、一度図を書く必要があります。図から問題の意味を理解することができ、スムーズに立式をすることができます。場合によっては式を建てずに図でそのまま考えて答えをだすことも可能です。
勉強ができる中学生

理科の計算問題はすごく楽でした。だって小学生の算数レベルだから。暗記しなくていいですし、むしろ暗記問題のほうが大変です。覚えなきゃいけないから。

勉強ができない中学生

暗記はいいんですけど、計算ができません…。

理科の計算ができない子はたいてい小学生の算数に問題があります。

問題文を絵図に書いて考えるていないケースが多いです。小学生のうちから、少し複雑な文章題問題にふれておくといいと思います。当塾では、小学生向けの算数絵かき算コースがあり、ここで力をつけておくと中学の理科の計算でも困らないと思います。また中学生向け五教科パックでは、理科もしっかりと扱います。

理科は日常生活とのつながりがあると楽しい

第1-3-37図 自然体験と理科の正答率(平成24年度)
自然体験が豊富なほうが理科の点数が良いというデータ

理科は、自然体験から学びたいものです。文章だけで、本だけで学ぶのではなく、体験から学ぶのが最も向いている科目でしょう。キャンプにいったり、釣りにいったり、海にいったり、川にいったり、山に登ったり、遊びつつ学べる楽しい科目です!

例1:冬に乾燥する…湿度は何%?

冬に乾燥して肌がかゆい、唇が荒れる…これは乾燥のせい。じゃあ、今の湿度って何%?湿度計がリビングにあると、「夏は60%とかになるのに、今は20%しかないんだ-!」そうそう。50%前後だと快適なんだよ-。どうしたら湿度は上がるの-?

じゃあ加湿器つけて、50%まで湿度を上げるか!うん。湿度があがってくる。どう?かゆみ収まった?うん。ちょっとかゆくなくなったかも。あとなんだか温かい気がする。そうそう、気温が同じでも湿度が高いほうが、体感温度が上がるらしいよ。なんで?それはね…図鑑を取り出す。

例2:キャンプで焚き火の上にティッシュを浮かせると空へ飛んでいく

えっ?おもしろーい!なんで飛ぶんでしょう?

うーん、上昇気流が発生しているから?そうそう。なぜ上昇気流が発生するのでしょう?うーん、わかんない。

空気は暖められると広がって軽くなる性質があるんだよ-。うちも1Fより、2Fのほうが温かいじゃん。うん。…という感じ。

塾長 小池哲平

理科は机上の空論ではなく、実生活にダイレクトに役に立つ!
だから勉強して何の意味があるの-?ということになりにくい。
そうなんだ-!という感動を呼びやすい。メリットがたくさん!

【基本戦略】理科は普段は気の向くままに学び、テスト前に学校に寄せる

自分の興味関心を探求するのが自然な学び(特に小学生)

例えば、昆虫に興味があれば昆虫のことをひたすら深堀りしていけばいい。図鑑をみていて、動物の習性を学ぶでOK。宇宙に興味があれば宇宙をひたすら学べばいい。それが他の分野の学びにいずれつながってくる。例えば、宇宙好きなら重力とか、化学とか、生物とか、理科のあらゆる分野につながってくる。

つながりが見えなくても、物事を深堀りする力がつけば、それだけでOK。焦らなくてOKです。知的好奇心を育む、自ら主体的に学ぶ姿勢を身につける、そんな効果がある科目だと思います。

それを変に学校の勉強に合わせていこうとしすぎると、おかしなことになります。

テスト前に学校の勉強によせる(とくに小学生)

とはいえ、テストでも良い点をとりたいもの。だからテスト前だけ学校の勉強に寄せる。テスト前に、過去の学校ドリル、プリント、塾プリントのバツマルをやる。普段の体験が言語化され、整理される。裏側がわかる。原理がわかる。それが勉強のおもしろさですよね!

ちなみに当塾の理科は、高速学習用の3倍速プリントを用いて一気に仕上げます。理科、社会はテスト前の一気の追い込みで得点が稼げます。

本、マンガ、雑誌で理科を学ぶ

いろんな図鑑

子どもが興味を持っている分野の図鑑がリビングにあるといいですね。

長女は猫が大好きで、猫の図鑑をよく読んでいます 笑

ここで気をつけたいのは役立ちそう、学校の勉強につなげたい、という気持ちを抑えることだと思います。本人が好きで興味を持ったものでいい、ハマる体験を積ませられればOKという視点です。

子供の科学(雑誌)

男子が喜びそうな雑誌、子供の科学。エンタメ感があって、本、図鑑だと厳しい子もコレなら楽しめる!

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ドラえもん科学ワールド

ちょっと勉強に近づきつつも、ドラえもんの力でそれほど勉強勉強していないマンガ。

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理科と社会は家庭で決まる

体験が薄く机上だけで学ぶと表面的勉強になる…

理科は特に家庭での体験、ふだんの体験と理科の結びつけが重要です。自分が子供を育てていて、これって理科おしえるチャンスだな-と感じる機会が豊富にあります。

僕は職業柄、そこにアンテナが立ちやすいですが、ここを素通りしている親御さんも多いでしょう。コレがピンとくるとお子さんに教えることができ、お子さんは理科って面白い!勉強って生活に役立つんだ!知的好奇心を満たせる!という体験をできることでしょう。

社会も同様です。地理は普段の生活と密接に関係していますし、歴史は家庭の教養レベルがダイレクトにでます。

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